二人暮らしで喧嘩を減らす方法 相手に思いやりを持てる人?|トピックスファロー

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2014年11月21日
二人暮らしで喧嘩を減らす方法 相手に思いやりを持てる人?

二人暮らしを円滑にするものは何でしょう? 愛情?思いやり? 確かにそうかもしれません。 だけど、もっと具体的なルールのほうが、二人の仲を末永くつなぎとめてくれるはずです。 今回はそんなルールについてのお話です。

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結婚生活や同棲生活を始めたばかりの頃は心がうきうきで、毎日が幸せですよね。しかし、徐々に時間が経つと、なぜか喧嘩や口論が出てきてしまいます。
人間ですから、ちょっとやそっとのぶつかりあいがあるのは当たり前。しかし、それが続くとお互いにストレスがたまっていってしまいます。
今回は、そんな喧嘩を未然に防ぐために、新生活の注意点をいくつか、挙げておきたいと思います。
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1.当番制の落とし穴

こういった争いを避けるために、有効だと思われているのが当番制です。
例えば、掃除や洗濯、料理などの家事を曜日ごとに分担し、回していく方法ですね。
これを行えば、お互いに家事の役割分担が均等になり、スムーズな生活が過ごせる、と思われがちです。

しかし、実際はどうでしょうか?

きっちりと当番を決めれば決めるほど、実現が難しくなることをみなさん、見過ごしがちです。
想像してみてください。
二人とも働いているのならば、残業や休日出勤で、思いがけず家に帰れないことは頻繁にありますよね。
また、先輩や上司に飲みの誘いを受けたら、断りづらいこともあるでしょう。
そうすると、当然、もう一人に家事が押しつけられることになってしまいます。
その穴埋めを他の日に、としたところで、きちんと別の日に家にいられるかどうかの保証はありません。

ならば、どうすればいいのでしょうか?

いっそ、当番制を止めてしまえばいいのです。
そして、二人の空いている日に一緒に家事を行う。
これを徹底しましょう。
料理であれば、片方しか家にいないときであれば、一人分子か作らないほうがむしろ倹約できます。
掃除ならば、一人で
するよりも、二人で行ったほうが捗るでしょう。
そして、それでもどちらかに負担がいってしまうようであれば、お小遣いを増やしたり、外食を許可したりなどのフォローをしてあげましょう。

2.休日の過ごし方は「一人」を基本に

さて、二人一緒に暮らすことをラブラブな時間と考えているだけではやっていけません。
むしろ、一緒にいることが「当たり前」になってしまい、お互いへの興味が薄れてしまう可能性だってあるのです。

そういうことを防ぐために大切にしたいのは共通の休日ですよね。
どこかにデートしたり、外食したり、スキンシップを深める時間になりそうです。

ただ、忘れてはいけないのが、二人の時間にも「休日」は必要になるということです。
無理に「お互いのことを考えて」と思い込んで暮らしていては、正直、精神的にもたないでしょう。

そこで、提案したいのは、休日だからこそ、お互いの「一人の時間」を大切にするということです。
友達に会いに行ったり、一人で買い物に行ったりするのもいいかもしれません。
そうすることで、相手に気をつかっている空間からリフレッシュされ、また、二人の世界へと戻っていきやすくなります。

最初から相手に依存していることに慣れてしまっては、共同生活はもちません。一人の時間をもっと有効に使えるようになりましょう。

3.上手な口喧嘩の仕方

さて、ここまでは喧嘩を起こさないための工夫について書いてきましたが、それでも、どうしたって口喧嘩は起きてしまうもの。そこで、上手な口喧嘩の仕方についても書いておきましょう。

まず、絶対に心がけていただきたいのは、「起きたその場で言う」ということです。
後で、別の出来事をきっかけに以前の出来事を持ち出して喧嘩をしてしまうと、火種を回収することができなくなってしまいます。
相手に直してほしいことがあるから喧嘩をする、そのことを踏まえておけば、気に入らないことがあったその場で相手の欠点を注意できるようになります。

そして、本当に「今言わなくてはいけないことか」を考えてから、喧嘩を始めてください。
心から、相手の行動や言動が貴方を苦しめていますか?10分や20分ほど経って、それでも許せないような怒りを貴方は抱えていますか?そうでないのなら、言わないほうが賢明ですし、もし、飲み込んだのならば、二度と持ち出してはいけません。
そんな風に我慢して暮らしていくのは不可能でしょうか?きついことを言うようですが、それならば、貴方とパートナーは共同生活に向いていなかったのです。

もうお分かりでしょう。共同生活のルールとは、いくら厳守したところで「絶対」はありません。
一番肝心なのは、そんなルールをともに守っていける、守っていくことにやりがいを感じられるパートナーと出会うことなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
これから共同生活に挑む人も、既に共同生活に挑んでいる人もこの文章から楽しく暮らすためのヒントを感じ取っていただければ幸いです。
お互いのことを思いやれる、素敵な毎日になるといいですね。

著者:石塚就一

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映画ライターとして執筆や配給に関わってきました。