デリケート部分のかゆみ、自宅でできる予防と治療法|トピックスファロー

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2015年1月21日
デリケート部分のかゆみ、自宅でできる予防と治療法

デリケートな部分の悩みは人には相談しにくいもの。かゆみが起きる原因は、衣類やストレス、また感染症など、季節や症状によってまざまあります。その中のいくつかの原因と対処法をご紹介します。

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相談しづらいデリケート部分の悩み

かゆみの悩み

大きい声では言えないけどデリケートな部分で悩みがあるという
女性、実は多いと思います。その内容といえば圧倒的にかゆみが多いわけですがそれ以外にもかぶれだったりニオイだったりと人それぞれ。

こういう話ってみなさん周りでできませんよね。たまに平気で言ってくる人もいるけど、やっぱり恥ずかしいしノッてあげれないことが多くないですか?自分も悩んでるしこっちも、という葛藤はあるけどやっぱりなんとなく流したりして・・・。

そういう人も多く本当は悩みはあるんだけど声に出せないのが一般的なのかもしれません。 また症状も曖昧で急にでてきて気になってたら、いつの間にか平気になったり、と何が異常でどのくらいが人並みかすら分からないんですよね。完全に振り回されている感じです。

さまざまな原因からくるかゆみ

悩みの1位はかゆみなわけですが、このかゆみひとつとってもその実態はさまざまな原因があるのだといいます。生理中やおりものの場合もあれば、時期的にはムレだったり汗も影響してくるかもしれません。他にもストレスなどの影響もあるそうですよ。

ナプキンはビニール加工されたものが多く、けして通気性が良いとはいえません。とてもムレやすくそれが皮膚の摩擦でかゆくなるのだとか。
ナプキンやおりものシートは汚れていなくても、こまめに取り替えるのがかゆみ対策の一つでしょう。また布ナプキンなどといった通気性が良いものもありますので試してみてはどうでしょうか?けっこう最初は面倒くさいものですが。

また下着や、タイツ、レギンス、ジーンズなどもオシャレ重視から通気性などを気にするよう、選び方を少し変えてみる必要もあるのかもしれませんね。通気性、吸湿性の良い素材の下着にしてみるだけで、けっこう変わってくるという声も多いものです。

そして当たり前のことではありますが、実はけっこうなんとなくになってしまっているのが清潔にしているかどうかです。ちゃんとしてるわっ!と怒られるかもしれませんが中にはギクッて人もいるのではないでしょうか?
ただしデリケートな部分なので、くれぐれもゴシゴシはせず、丁寧にやさしくケアしてください。

大きな原因のひとつ、それがストレス

そしてストレスのことですが、忙しい生活でストレスがたまると身体の抵抗力が落ちて、お肌のかぶれへとつながります。それがかゆみの原因になるのですね。いろいろなお手入れがありますがメンタル面も重要ということを心において生活を見直してみましょう。

また膣カンジダもその弱った身体で菌が繁殖してしまった場合があるのだといいます。性病だから性行為で、という認識は大きく間違っていますよ。

このようにストレスが原因でデリケート部分にトラブルが出ることは珍しいことではありません。ホルモンバランスの乱れから膣の分泌物が減り、自浄作用が低下して起きる炎症も多いです。睡眠不足や疲れなど自分の体質のことも考えて規則正しい生活に努めてください。快眠はもちろん入浴やストレッチでメンタル面を穏やかに保つのも大事ですね。

かゆいっ!我慢せずに対処しましょう

このかゆみ、放っておいたら治ったという経験があるという人も多いのではないでしょうか。
だからいつものように・・・と思ってしまいますが、それでは症状を悪化させてしまう可能性があります。かゆみを感じたら早めにケアしましょう。薬局に行けば、デリケート部分用の市販薬が多く置いてあります。どれがいいとは一概にはいえませんが、刺激の少ない自分のお肌に合うものを探してみましょう。

また膣カンジダなど感染症の恐れがある場合は、市販薬もありますが、まずはきちんと医師に相談し、治療を受けることが賢明な対応といえるでしょう。

何が原因かを見つけて早めに改善

日常的にしていることがデリケート部分のかゆみなどのトラブルへとつながっていることと思います。まずは何が原因かを知ることが重要。
そこで生活の見直しだったり、衣類や生理用品の問題点を改善していけば解決するのだと思います。

デリケート部分の悩みは他の悩みとはちょっと違い、仲良しの友人にも相談しにくいもの。 しかも症状もそこまで重くないし、いつからかそれが普通だと都合よく勘違いしてしまう恐れもあります。またかゆみなんて慣れてしまったという人も多いのではないでしょうか? そんなやせ我慢や自己流の処置で症状を悪化させないために、しっかりとした情報のもと対処して欲しいと思います。

著者:ねじ山ねじ

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兼業ライターとして活動しています。何かの合間にさくっと読めるものを書いてますので気楽に読み流してください。