【インプラント専門医】 病院選び・医師選びの判断材料|トピックスファロー

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2012年4月24日
【インプラント専門医】 病院選び・医師選びの判断材料

インプラント専門医とは、インプラントに関する知識・経験・技術を持ち合わせていることを証明する歯科医の認定資格とされています。専門医資格を取得するためには、一定の条件を満たす必要があり、取得後も資格を持ち続けるためには知識や技術を身につけ続ける必要があります。歯科選びの指標とすると良いでしょう。

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インプラント専門医資格試験を受験するには条件がある

インプラント専門医になるには、日本口腔インプラント学会が実施する資格試験に合格する必要があります。
しかし、どんな歯科医でも受験できるわけではなく、いくつもの条件を満たす必要があるんです。

インプラント専門医資格試験を受験するための主な条件に次のようなものがあります。

  • 5年以上継続して日本口腔インプラント学会の会員となっている
  • インプラント指導医が在籍する日本口腔インプラント学会の研修施設にトータルで5年以上在籍し、インプラント治療に必要な治療・診断・技術を身に付けるための講習・研修を受講している。
  • 日本口腔インプラント学会が実施する学術大会に8回以出席している
  • 日本口腔インプラント学会の専門医教育講座を3回以上受講している
  • 日本口腔インプラント学会の指定された研修が終了している
  • インプラント治療が終了してメンテナンスに移り3年以上経った症例が20以上ある
  • など

上記に挙げた条件を見ると、インプラント専門医になるためには、多くの経験を積み、多くの学識を身に付ける必要があるということがわかります。

インプラント専門医資格認定試験とは

先に紹介した条件を満たし、審査を通過して初めて認定資格試験を受験することができるのですが、試験の内容は筆記試験と面接試験となっています。

インプラント専門医の面接って??と思ってしまいますが、あらかじめ自分が実際に行なった治療内容(症例)を提出する必要があり、その治療内容についての口頭試問を行なうようです。

インプラント専門医は更新が必要

インプラント専門医には有効期限があるため、5年ごとに更新する必要があります。
更新するためには、日本口腔インプラント学会で研究や治療の内容を発表したり、研修に参加するなど、インプラントに関する技術や学識を身につけ続けている必要があります。また、インプラント専門医資格を取得した後の、治療内容を報告する必要もあります。

インプラント専門医は、取得することも大変ですが、資格を持ち続けることも大変なことなのですね。

インプラント専門医なら安心??

最近、インプラント治療を行なうための十分な技術・知識を身に付けていない歯科医が多いと指摘されています。
インプラント治療を行なうならば、十分な知識や経験、技術を持ち合わせた歯科医にお願いしたいですよね!?
インプラント専門医は、経験・学識・技術を持ち合わせていなければ取得できない資格ですから、インプラント治療のための歯科選び・医師選びの指標となると言えるでしょう。

インプラント専門医のいる歯科を探すには?

公益社団法人日本口腔インプラント学会のホームページでは、都道府県別でインプラント専門医・指導医を紹介しています。
全国各地にインプラント専門医がいるので、自分でいる地域の専門医を見つけると良いでしょう。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。