郷に入っては郷に従え – 覚えておきたいハワイの法律
国が変われば決まり事も変わるもの。日本ではOKということでもハワイの法律ではダメ、という事がいくつかあります。
それを守らなければ、トラブルの元となってしまいます。
こちらでは、その中でも覚えておきたいものを3つ取り上げてみました。
「そんなの覚えるのはめんどくさい」と思う方もいるかもしれませんが、楽しいハワイ旅行にするために、ぜひ覚えておきましょう。
ハワイは煙草に厳しい
ハワイ州では2006年に施行された禁煙法により、決められた公共の場所が全面禁煙となっています。
また、これらの場所の出入り口より20フィート以内も禁煙区域となっています。
上記に載っていない場所でも現在のハワイではホテルをはじめとして全面禁煙の動きが広がっていますので、油断して煙草を吸わないようにしましょう。
主な禁煙場所 |
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レストラン、バー、ナイトクラブ |
ショッピングセンター |
空港、公共交通機関 |
ホテル(ロビー、通路など) |
アリーナ、スタジアムなどの座席 |
チャイルドケア、介護施設として使われている住居 |
違反したら罰金!
もしこれらの場所で喫煙をしてしまうと、違反した個人には罰金最大50ドル、またビジネスで旅行した場合は、企業に最大500ドルの罰金が科せられます。
煙草は喫煙室で吸おう
ハワイでは基本的に屋内では禁煙ですが、ホテルやショッピングセンタなどでは喫煙ルームを設けている所がありますので、そちらで吸うようにしましょう。個人の住居でも煙草を吸うことはできます。
また、屋外では屋内よりも比較的禁煙の決まりは緩く、ビーチや公園などでたばこを吸うことはできます。
しかし、喫煙可能な場所でも、出入り口から20フィート圏内は禁煙となっていますので、注意しましょう。
さらに念を入れるのでしたら、ホテル・コンドミニアムの島別禁煙・喫煙情報や、ハワイたばこマップのような情報を提供しているサイトもありますので、そちらを参考にするとよいでしょう。
お酒を飲むときは慎重に
ハワイ旅行者の中にはお酒が大好きな人もいるでしょう。
また、旅行記念にお酒を飲んでハメをはずそう、なんて考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、そこは日本ではなくハワイ。日本では飲酒は20歳からできますが、ハワイでは21歳からとなっています。
しかもハワイでは、日本以上に厳しい飲酒取り締まりが行われており、26歳以下は写真付きの身分証明書が必要になります。
日本の感覚でアルコール類を買おうとするとトラブルの元です。身分の提示を求められたら、素直に掲示しましょう。
公共の場のお酒に注意
煙草と同様、お酒も公共の場では禁止されています。
また、飲酒者が泥酔状態で公共の場に出歩くことも禁止されています。
もちろん、飲酒運転なんてもってのほか。旅行者であろうと問答無用で逮捕されます。
お酒を飲んだときは、家やホテルで静かにしているのが一番かもしれませんね。
子供のそばから離れないで!
デパートなんかで子供を遊び場やおもちゃコーナーで遊ばせて、自分は少し買い物に…なんて事をしたことはありませんか?
日本だとたまーにやる人もいるでしょうが、ハワイでこれをやると立派な犯罪です。
これは、責任能力のない子供を1人or子供同士だけで放置すると適用される「未成年者の福利を危険にさらした罪」に問われます。
具体的な年齢は12歳以下と言われています。これを違反して通報され、親権者が逮捕されるケースも少なからずあります。
また、場合によっては子供のしつけと思って取った行動が原因で通報された、というケースもあるようです。