センスが光る演出にこだわりたい大人婚
近年、結婚情報誌などでは様々なスタイルのこだわりの結婚式が見られ、これから結婚式を挙げる二人にとっては、どこから何を決めたらいいものか迷ってしまうかもしれません。
一生の思い出として最高の結婚式を・・・という想いとゲストへの気遣いが入り混じる気品は、大人婚ならではなのかもしれません。
上質婚を形作るのはゲストへのおもてなしの心と質。
時間が許す限り、納得のいくコーディネートやプランニングをしていきましょう。
ゲストに最高のおもてなしをする大人婚の演出アレコレ
20代の頃は何とも思わなかったのに大人婚世代では、新郎新婦の生い立ちや出会いのプロフィールビデオ、ブーケトス、両親への花束贈呈や手紙、さらにキャンドルサービスまでも『結婚式』らしい演出に違和感を感じてしまうのだとか。
なかでも特に宴会じみた雰囲気の余興を省く人は多いのだそうです。
大人婚世代になると、はしゃいだ印象の結婚式の演出は、ゲストも戸惑いの色を隠せないこともあるようです。
今大人の上質婚で好まれている傾向は、全体的な見た目の派手さをぐっと抑え、シックで食事や引き出物などの品質にこだわった、ゲストを満足させるおもてなしの心がセンス良く光る演出なのです。
定番の演出を削った分、間違ってもケチっていると思われない様な全体的な高級感とセンスの良いおもてなしが大事です。
上質をコーディネートする演出
全体的に落ち着いた上品さを演出するには、テーマとして好きなカラーやフラワーなどを基にして装花やクロスをコーディネートすると自然と統一感が生まれます。
披露宴開始前の一工夫で上質感を演出
例えば披露宴開始前のカクテルサービスなどがそう。
披露宴中にプロフィールビデオよりも、オシャレなモノクロ映画のような編集をしたムービーをこのタイミングで流すのもいいかも知れませんね。
クラシックやジャズの生演奏が人気
ピアノなどの演奏が得意な友人がいれば、友人に依頼する人も多いようです。
しっとりしたサックスなんかもよいでしょう。
ただし、歌を友人知人に依頼するのは注意したほうがよいかもしれません。
それ以外ではプロのミュージシャンやシンガーに依頼します。
そのほかの演出
ウェディングドレスだって見かけ倒しじゃなくマテリアル重視がオトナ。
最高と思ったドレス&タキシード一着づつだけに決め、お色直しはしないカップルだっています。
新婦のウェディングドレス姿はゲストの楽しみの一つでもありますが、二人の結婚式というコンセプトが感じられるところかもしれません。
そのほかの演出としては、キャンドルサービスの代わりの大掛かりな演出としてシャンパンタワー、ウェルカムボードも華美な装飾は避けると大人感が引き立ちます。
ウェルカムベアーは確かに愛らしいですが、センスが物を言うところかもしれませんね。
親族の事を考慮し2部制に分ける方法も
スタンダードな結婚式とは違うところも多々あるこだわりの結婚式は、特に年配の親族にとっては戸惑ってしまう部分もあるかもしれません。
思い思いの結婚式を挙げたいものですが、結婚自体が両家にとって意味の深いものであり、親族にとっても重要な事であることをオトナだからこそ理解したいところ。
立食式のパーティー形式だけだとちょっと・・・という場合は親族に挨拶するための1部、友人や職場の人も招く2部とわけてみてはいかがでしょうか?
親族だけを招く1部は、挙式と組み合わせてもよいかもしれませんね。