似たり寄ったりの結婚式で記憶に残らない
『どんな結婚式にしようか?』と考えているあなた。今まで招待された友人の結婚式の記憶を掘り返してみるものの、誰がどのどんな結婚式をしていたのか?想い出がごちゃごちゃになって、よくわかんなくなってる~。
そんなこと思ったりしていませんか?「自分らしい結婚式にする」ってけっこう難しいんですよね。
考えぬかれた結婚式場のプランも素敵ですが、どうしても似たり寄ったりしてしまうもの。結婚式に呼ばれ慣れている人からすると、楽しみはもはや料理だけ?なんてこともあります
もちろん、凝った催しをすれば華やかになります。でも、それでは費用も馬鹿になりません。
しかし、少しだけ手を加えることで、オリジナル溢れる結婚式に早変わりするのです。
それは、「手作り結婚式」です。
流行りつつある海外式の手作り結婚式
型にハマったプランもそれはそれで素敵です。下手に凝ったことをすると「変な結婚式」と言われるのも怖いですしね。けれども最近は、フリーのウェディングプランナーと協力し、手作り感たっぷりの結婚式も流行しつつあります。
海外では結婚式に来てくれた人たちに楽しんでもらうために、新郎新婦が結婚式に使うものを心を込めて手作りします。
そのアイデアは十人十色、千差万別。本当にひとつひとつの結婚式が個性的になり、新郎新婦にもご両親にも、または来てくれたゲストにも、心に残るものになるようです。
すべて手作りするのはちょっと大変そう、と思う方にも大丈夫。
そんな方のためにここをおさえておけばひと味違う結婚式になる!というポイントをご紹介します。
手作りしやすさナンバーワンのペーパーアイテム
結婚式場のプランは、本当に痒いところまで手が届くようになっています。こんなものまで全て用意してくれるの?という小物までプランに入っていますから、大変便利です。
その反面、やはり少し割高になっているのが残念なところ。
たとえば、招待状、席次表、席札、メニュー表などのペーパーアイテムも、プランの内容のままでは費用がかさみます。
ペーパーアイテムの予算はチリが積もれば山となる
では、どのぐらい費用がかさむか見てみましょう。次のペーパーアイテムの値段は平均値です。
招待客60名の場合。
招待状・・・・450円×45=20,250円
筆耕料・・・・250円×45=9,450円
席札・・・・・200円×60=12,000円
席次表・・・・700円×60=42,000円
メニュー表・・400円×60=24,000円
芳名帳・・・・5,000円×2=10,000円
合計・・・・・117,700円
ぐるなびウェディング調べ筆耕料・・・・250円×45=9,450円
席札・・・・・200円×60=12,000円
席次表・・・・700円×60=42,000円
メニュー表・・400円×60=24,000円
芳名帳・・・・5,000円×2=10,000円
合計・・・・・117,700円
けして高くはないものの、チリも積もれば山となる。少しでも節約しちゃいましょう。
招待状なんかは手作りしちゃいましょう。手作りだとひとつ100円以内で作ることもできますよ。
自分で本当に一から手作りをしてもいいですし、専門の業者に発注してもいいでしょう。
すると、ペーパーアイテムの費用がぐんと安くなりますね。
手作りペーパーアイテムはどうやって作る?
ただ安上がりになるだけではありません。せっかくですから、オリジナリティも求めましょう。
オリジナリティとは、「心を込めて作る」ことです。
ここでひとつ注意が!
今、手作りウェディングが流行っているので、その手の情報サイトもたくさんあります。
だいたい、手作り結婚式を考えている人は、ネット上にある情報は覗いているでしょう。
もし、ゲストの中に手作り結婚式をネット上で探したことのある人なら「あ、これ見たことあるデザインだな」とバレてしまうかもしれません。
ネット上の情報にあわせて、書籍でも参考になりそうなデザインを探してみましょう。
今、手作りウェディングが流行っているので、その手の情報サイトもたくさんあります。
だいたい、手作り結婚式を考えている人は、ネット上にある情報は覗いているでしょう。
もし、ゲストの中に手作り結婚式をネット上で探したことのある人なら「あ、これ見たことあるデザインだな」とバレてしまうかもしれません。
ネット上の情報にあわせて、書籍でも参考になりそうなデザインを探してみましょう。
おすすめペーパーアイテム参考書籍
『ウェディングのデザイン』(ビー・エヌ・エヌ新社)。発行:ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN:978-4-86100-974-7
定価:本体2,700円+税
仕様:B5判変型/160ページ
発売日:2015年03月10日
結婚式に使用されるいろんなペーパーアイテムのデザインを紹介した本です。
プロのデザイナーがデザインした、洗練されたデザインのペーパーアイテムが多数、掲載されています。
プロのデザイナーがデザインした、洗練されたデザインのペーパーアイテムが多数、掲載されています。
あると便利なコースターとグラスマーカー
ここまで手作りをしたのですから、コースターもひとりひとり違ったものを用意してみてはいかがでしょう。たとえばゲストの名前をコースターに記名するのもいいですね。また、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、グラスマーカーもあると便利です。
特にガーデンウェディングなど、立ちながらあっちこっち移動する立食式のような結婚式では、誰のグラスなのかわからなくなります。
自分のグラスに目印をつけるものが、グラスマーカーになります。
アイデア満載の芳名帳
芳名帳も自分たちで作ることができます。この芳名帳、ゲスト全ての人が手書きで署名してくれているので、捨てることなんかできず、ずっと保管することになるのです。
だから、どうせならば、自分たちの気に入ったデザインにしてもいいですね。
また、海外ではビンテージのタイプライターをゲストブックとして使用することもあります。
筆で署名には自信ない、下手だから恥ずかしい、というゲストからすると、大変ありがたいタイプライターです。
ゲストへ贈るプレゼントも心を込めて手作りで
中身は既成品だったとしても、外装を手作りで心を込めることができます。例えば、素敵な花言葉のある花をプレゼントに一輪、差してもいいですね。
プレゼントの中に、手書きのメッセージを同封するのもいいかもしれません。
このとき、「手書き」というところがポイントです。
手間暇を惜しんで、ひとりひとりのことを想って書いてくれたのだと、ゲストの心に響きます。
結婚式全体のイメージと合わせて小物も用意しよう
結婚式場のプランと違って、個別で用意することになる手作り結婚式。まずは結婚式の全体のイメージを新郎新婦の二人共つかんでおかないと、まとまりのない結婚式になってしまいます。
ふたりがイメージする結婚式に合っているかどうか?選んだデザインを客観的にみることも大事です。
ウェディングプランナーとも相談しながら、ふたりのイメージをすり合わせて決めていきましょう。
「あの、招待状。あまりにも可愛いから、捨てられなくて保管してる」なんてゲストから言ってもらえるような、アイテムを作りたいですね。
そんな結婚式ならば、必ずゲストの心にも強く記憶に残ること、間違いなしですよ。