記憶力を向上させてくれるありがたい食べ物たち
記憶力UPに良い食べ物は、脳の働きを良くしてくれる食べ物です。頭がさえている時もあれば、なんだか頭の働きが良くない…という日もあるでしょう。これは、脳の働きの違いによるものが大きいと言えます。
もちろん、やる気や体調などの影響もあると言えますが、脳の働き、つまりは情報伝達がスムーズであることが大切なのです。
脳の働きは記憶力だけでなく、集中力や感情のコントロールにも影響していますから、効果的な勉強のために脳の働きを高める食べ物をぜひ取り入れてみてください。
【魚】オメガ3脂肪酸が豊富!
「さかなさかなさかな~♪」という歌の中でも、「魚を食べると頭が良くなる」と言っていますが、魚には脳の働きを高めるオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
このオメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸の一つで、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などもオメガ3脂肪酸の一つです。体内で作ることができない成分なので、食品から摂取する必要があります。
魚の中でも、特にオメガ3脂肪酸が多く含まれているものに、イワシ・サバ・サケがあります。
【大豆】IQ食品とも呼ばれ脳の栄養満点!
認知症の予防に効果のある食べ物として注目されている大豆。大豆にはレシチンという脳を活性化する成分が多く含まれているため、「IQ食品」とも言われるほどです。
レシチンは、脳の神経細胞を構成している成分で、神経伝達に必要なのです。
レシチンは大豆や納豆などの大豆加工食品に多く含まれているほか、卵黄などにも多く含まれています。
【チョコレート】テオブロミンやブドウ糖が豊富!
「甘いものを食べると記憶力UPできる」と思っている人も少なくないと思いますが、甘いものならば何でも良いというわけではありません。
チョコレートの原料であるカカオには、テオブロミンという大脳皮質を刺激する成分が含まれているので、記憶力UPに効果が高いとされています。また、脳のエネルギー源となるぶどう糖も多く含みます。
テオブロミンはチョコレートだけでなく、ココアにも多く含まれているので、ココアで代用も可能です。
記憶力UPに良い食べ物でも食べ過ぎは逆効果
記憶力の向上に良い食べ物だからと言って、たくさん食べれば食べるほど記憶力がUPするというわけではありません。
適度な空腹状態の時に記憶力が上昇するという研究結果もあるんです。もちろん、ただ食べなければ良いというわけではありません。飢餓状態になると、記憶力は低下してしまいます。
上手に記憶力UPに良い食品を取り入れながら、勉強と食事のタイミングを工夫することが大切でしょう。