引越し時の挨拶は旧居と転居先の両方で!
進学や転勤など様々な理由で、家を引越さなければならなくなることもありますね。
新天地への不安と希望が半々という人も多いのではないでしょうか。
引っ越しをする際には、住民票のことから公共料金、その他の細かいことまで色んな手続きが必要になります。
そんな忙しい中でも忘れてはいけないのが、ご近所さんへの挨拶。旧居と転居先、両方できちんとするのがマナーです。
挨拶はいつすれば良い?
引越し時の挨拶が必要なのは分かっているけれど、どのタイミングですれば良いのか…という人もいるはず。
旧居・転居先ともに言えることですが、今後も良い関係を保っていく上で、タイミングを逃さずに挨拶することはとても大切です。
旧居で
旧居での挨拶は、引越しの2日前くらい~前日までには済ませておきましょう。
“今までお世話になったお礼”と“引越し予定日”を伝えましょう。
親しくしていた人には、もう少し早めに伝えておくのが◎。
ギリギリだと「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?水くさいな~」ということになるので、引越し業者が決まった時点で伝えておくと良いかもしれませんね。
転居先で
転居先での挨拶は、できるだけ早いうちに済ませることをオススメします。
ご近所さん同士のトラブルを防ぎ、1日も早く良い関係を築くためにも引越しの当日、あるいは次の日までには挨拶しに行きましょう。
最近はマンション住まいなどの場合、隣に住んでいる人の名前も知らない…そんなケースが増えているので、最初の挨拶が肝心ですよ。
挨拶品は必要?
引越しの挨拶をする時には、お礼の言葉を伝えるだけでなく、ちょっとした挨拶品を持参しようか迷う人もいるのでは?どれだけ親しくしていたか、お世話になったかなどによっても違ってくるでしょう。
金額は、500~1,000円程度が一般的です。
旧居で
特に挨拶品は持って行かなくても大丈夫です。
心を込めて、お礼の言葉を伝えましょう。
ただ親しい人には、ちょっとした贈り物をすると喜ばれるはず。
ギフト券やギフトカタログなどがオススメですよ。
転居先で
転居先での挨拶品としては、タオルや入浴剤セット、洗剤類、クッキーなどが無難でしょう。
慌てて使わなくてもいいように、できるだけ使用期限・賞味期限の長いものを選ぶのがベター。
定番の引越し蕎麦でもOKですが、今は少し古いかもしれません。
どうすれば良い?引越しの挨拶時の疑問
引越しの挨拶は、色々と分からないことが多いもの。
直前になって慌てないように、分からないことは前もってきちんと解決しておくようにしましょう。
近所といっても、どこまで挨拶する?
一軒家の場合は、“向こう三軒両隣”まで挨拶するのが理想的です。
アパートやマンションなどの集合住宅は、両隣と上下の階の人、それから管理人さんにも挨拶しましょう。さらに、社宅の場合は全棟の人に挨拶品を持参するのがベストではないでしょうか。
こういった集合住宅では、事前に引越しの噂が広まっていることも多いので要注意。
挨拶に行った家が留守の場合は?
旧居で挨拶に行った家が留守の場合は、引越しまでまだ日にちがあれば日を改めても良いですが、時間がない時は「お世話になりました」という挨拶状を郵便受けに入れておきましょう。
転居先では粗品に挨拶状を添えて、郵便受けに…。
なるべく手渡ししたいところですが、それが出来なければ仕方ありません。あまり気にしないようにしましょう。