初めてのスキー場選びで注意する事
子供にゲレンデで遊ばせる時には、大人以上に用意が必要になります。
キッズパークのように安全な場所が確保されているか?
ゲレンデの事故は毎年のように起こっています。
初めてスキーを履いた子供をコースに連れて行く危険性は説明するまでもないでしょう。
麓の平らな所でも、大人のスキー客と合流する場所では、子供から目を離さない方がいいでしょう。
子供がまだ小さかったり、初めてのスキーデビューであるならば、しっかりと安全の確保されたキッズパークが準備されているスキー場を選ばなければなりません。
休憩スペースはあるか?
雪原は想像以上に体力を消耗します。
その時、すぐに休憩できるスペースが近くにある事が望ましいでしょう。靴を抜いてくつろげるのがベストです。
さらに、その休憩スペースの周辺で授乳やオムツの交換もできるのかも重要なポイントです。
子供用のレンタルは豊富に揃っているか?
ウェアにスキー板など一式揃っている場所は少なくありませんが、種類が少ない所が見受けられます。
長さの合わない板は危険ですし、足に合わないブーツではすぐに痛くなって遊ぶどころではありません。
サイズをどれだけ揃えているかは、出発前に必ず確認するポイントです。
ゲレンデの広さは適正か?
ゲレンデが広いほど、解放感があっていいように感じますが、一概にそうとも言えません。
あまりに広すぎる場所では親の目が届きにくくなり、子供が迷子になる可能性が増えてしまいます。
大人には少し物足りないかもしれませんが、子供が慣れるまでは子供の安全を第一に考えましょう。
悪天候でも遊べる場所があるか?
山の天気は変わりやすいものです。出かけた先で悪天候に見舞われるケースもあるでしょう。
そんな時、屋内で遊べる場所があれば、例えゲレンデに出る事ができなくても退屈するようなことはないでしょう。
託児所があるとさらに便利
せっかくスキー場に来ているのだから大人だって楽しみたいものです。
そんな時は子供を託児所に預けて、心行くまでゲレンデを満喫しましょう。
バックに必ず入れる物
オムツが必要な場合は当然として、雪山で便利な物を中心に紹介します。
予備の手袋
雪遊びをするのに手袋は必須ですが、使っていれば中まで水が滲みこみ使い物にならなくなってしまいます。
この時、予備の手袋が役に立つのですが、湿った手に手袋をはめるのはなかなか難しい作業です。
少し大きめと思うくらいのサイズを選んでください。
お菓子
遊んでいるとお腹がすくのは仕方がない事です。それが雪の上なら尚更でしょう。
子供が空腹でぐずった時に備え、チョコレート等の準備を忘れてはいけません。
日焼け対策
紫外線対策は大人にも必須。『雪焼け』という言葉がある位、スキー場の紫外線は強力です。
その理由は紫外線が雪に反射する特性があるためで、例え曇っていても油断はできません。
紫外線は『目』にも悪影響をあたえますので、UVカットのゴーグルかサングラスも忘れずに用意しましょう。
子供連れにおすすめのスキー場
最後に、家族で楽しめるスキー場をご紹介します。 ただし、シーズンごとに雪質も変化しますので、最新情報は公式サイトでの確認を忘れずに。
たんばらスキーパーク
東京から2時間ほどで行ける群馬の『たんばらスキーパーク』。一番の売りは、ゲレンデから独立した子供専用の『キッズガーデン』コースもビギナーや初心者向けのコースも多く、キッズパークからスキーデビューの子供にも対応。その分、上級者には物足りないかもしれません。
ハンターマウンテン塩原
東京からでは約2時間半で到着する、栃木の『ハンターマウンテン塩原』。最長3kmもある首都圏最大のゲレンデは大人でも満足すること間違いなしでしょう。気になる子供用設備は、ソリ専用のゲレンデがあったりチュービングが楽しめたり、さらには無料のプラスチックスキーで練習できたりと文句のつけようがありません。平日には予約が必要になりますが、ベビーシッターを完備しているのは嬉しいサービスです。ただし混雑が予想されるので、ある程度の覚悟は必要かもしれません。
白樺湖ロイヤルヒルスキー場
東京から約3時間。白樺湖畔に位置する『白樺湖ロイヤルヒルスキー場』キッズパークは『雪上ゆうえんち』と『FanFanKidspark』の2種類から選択可能。キッズプラスプレミアムチケットを利用すれば、追加料金なしで子供用チケットが2枚までついてくるお得なサービス付き。コースは広くゆっくりと滑ることが出来るので、子供がスキーデビューしているなら一緒に楽しむことができます。