乳歯が抜けっぱなし…生え変わりの時期でも永久歯が生えないワケ|トピックスファロー

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2013年3月28日
乳歯が抜けっぱなし…生え変わりの時期でも永久歯が生えないワケ

乳歯か抜けて、いつ生えるだろうとパパ・ママも楽しみにしている子供の永久歯。けれど、最近では生えてこない子供も増えているといいます。永久歯がなかなか生えない…その理由とは、一体何なのでしょう?

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永久歯が生えない子供が増えている?!

寝そべる子供

一般的に乳歯から永久歯への生え変わりの時期は、6歳前後と言われています。その頃から永久歯は生え始めて、12~13歳頃までにはすべて生え揃います。
ところが最近、乳歯が抜けたのにもかかわらず、永久歯が一向に生えない子供たちが増えているとか…。

普通でも6歳になってすぐに生える子、小学校3~4年生になってようやく生えてくる子など、生え変わりのペースは子供によって様々ですが、小学校高学年なっても生え揃わないケースもあります。

永久歯が生えないわけは?

まだ乳歯の時期にレントゲンを撮ると分かるのですが、歯肉の中には『歯胚(しはい)』という“永久歯の芽”があります。けれど、永久歯が生えない子供の歯のレントゲンには全く歯胚が写っていないことが多いようです。
なぜ、そのようなことが起こるのか、主な理由を探ってみましょう。

妊娠時のお母さんの栄養に左右される

子供の歯の状態は、妊娠時にお母さんが摂取していた栄養に大きく左右されます。
というのは、親が摂取した栄養をもとにして、子供の歯が作られるからです。
妊娠7週目から18週目には乳歯の歯胚ができ、永久歯の歯胚の一部も妊娠16週から19週頃から少しずつ成長していきます。

妊娠中に必要な栄養が不足すると、歯を守るエナメル質が作られないこともあるため、注意が必要です。とはいえ、妊娠初期のつわりで辛い時に無理に食事をするのはストレスを溜めてしまうので、お腹の赤ちゃんにも良くありません。
調理方法などを工夫して、食べられる時に栄養を摂るようにしましょう。

永久歯が生えてくる場所がない

永久歯がいつまで経っても生えない原因は、歯並びなどの問題で生えてくる場所がないことも挙げられます。
永久歯自体が生える準備万端なのに、他の歯が邪魔をして出てくることができないケースですね。

このような場合は、歯列矯正などを行うことで、永久歯が出てくる場所を作ってあげると改善されるでしょう。

先天性欠如歯(無歯症、または先天性欠損歯)

先天性欠如歯と呼ばれる、歯の形成異常の一つが原因ということも考えられます。
無歯症とも言われていて、すべての歯が欠如している場合は『完全無歯症』、部分的に欠如している場合は『部分的無歯症』となります。

これは、生まれつき歯が作られないため、本数が足りません。
これによって“すきっ歯”になりやすく、見た目だけでなく歯並びや噛み合わせにも影響します。

原因の特定が難しいですし、歯科治療を受けたからといって、足りない永久歯が生えてくるわけではありません。
見た目や歯並び、噛み合わせなどに問題がある場合は、インプラントやブリッジ、部分入れ歯を使うなどの措置をとると、見た目はもちろん、食事も普通にできるようになります。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。