箱根
都心から近く、富士山を望む位置にある『箱根』はリゾートバイトの中でもその人気はトップクラス。
やはり温泉地なので、基本的には旅館やホテルの募集がメイン。
また、リゾートバイトにありがちな交通の不便さも、これだけ有名な温泉地であれば、電車やバスの本数も多く、そこまで不便さを感じる事はないでしょう。
歴史ある箱根の温泉
古くは奈良時代より、温泉が利用され、かの豊臣秀吉や福沢諭吉も愛した箱根の温泉。
現在でも1日に25,000トン以上もの温泉が湧く「箱根二十湯」が有名。
箱根湯本
箱根二十湯の中でも、最も有名なのは「箱根湯本温泉」でしょう。
箱根で最も多くの温泉宿が集中し、お土産物屋さんが並ぶまさに箱根屈指の温泉街。
泉質は刺激の少ない単純温泉が多いので、毎日浸かっても湯当りにくく安心です。
芦之湯
中心部から離れた位置にある「芦之湯」。特に歴史の古い「箱根七湯」の中では最も標高の高い位置にある事でも知られています。
芦之湯の特徴と言えば、泉質の豊富さ。
特に全国でも珍しい中性の硫黄温泉は、『美人の湯』としても有名です。
温泉以外のスポット
温泉に飽きたとしても、周辺には「彫刻の森美術館」や「星の王さまミュージアム」、国内最大級の「御殿場プレミアム・アウトレット」などの観光施設もあるので、長いリゾートバイト生活でも退屈する事はないでしょう。
有馬温泉
兵庫県にある『有馬温泉』も、日本三大名泉と言われてるほど人気で、募集が集中するリゾートバイトの1つ。
その人気の為、求人が見つかりにくく、ちょっと迷っている隙に募集が締め切られる事もしばしば。
仕事内容は、民宿での仲居やレストランで働く事が多いようです。
関西の奥座敷『有馬温泉』
日本書紀にまでその記述がみられる『有馬温泉』。
その温泉の特徴と言えば、大量の塩分と鉄分を含み、透明な湯が空気に触れるにつれ茶褐色に変わっていく『金泉』と、無色透明の『銀泉』でしょう。
特に、体が浮きそうになるほど塩分の強い『金泉』は、お肌の保湿と保温に優れた温泉として有名です。
USJも日帰りで楽しめる
大阪や神戸には1時間程度で行けるので、遊ぶ場所には困りません。
もちろん、1日休みが貰えた時は、ユニバーサルスタジオジャパンで遊んでも日帰りできる近さが魅力。
湯布院
九州にあるにも関わらず、標高が高い『湯布院』は、軽井沢と比較される程、夏でも過ごしやすい場所。
しかも全国の人気温泉ランキング常連という温泉に入り放題なのだから、人気が無い訳がありません。
しかし、九州のリゾートバイトは多いものの、湯布院に限定するとかなり数が少なくなります。
見つけたら、迷わず応募位の気構えで臨みましょう。
ただ、地元の足として車かバイクが欲しい所。
湯布院の温泉
湯布院と言えば、別府温泉に次いで全国第2位の湯量を誇る温泉。
都市計画に基づいて管理された湯布院は、その人気とは裏腹に景観を損ねるような、背の高い旅館やホテルが無く、田舎の雰囲気の中で温泉に浸かりたいのであれば最適な場所。
湯布院名物『青い温泉』
源泉の数は湯布院全体で約900。
その多くは、肌に優しく人を選ばない「単純泉」なのですが、中には全国でも珍しい「青い温泉」も有名。
青い温泉の正体は、お湯に含まれる「シリカの結晶」によるもの。
しかし青い温泉のある宿でリゾートバイトの募集は少なく、入浴するためには日帰りを受け付けている場所にまで足を延ばす必要があるでしょう。
湯布院と言えば食事
まず湯布院に行くなら外せないのが「Pロール」。
「山荘・無量塔(むらた)」によるこのロールケーキは、お取り寄せ不可の地域限定品。
開店前から行列のできる店ですが、湯布院で暮らしていれば口にする機会も多いでしょう。
他にはYURARIのプリン「凛」などなど、スイーツには力を入れている印象があります。
もちろん、地元の豊後牛やとり天などもおすすめです。
温泉とその土地を満喫するリゾートバイト
平均して3ヶ月間は同じ場所で働くリゾートバイト。
その3ヶ月間を仕事だけに費やすのはあまりにももったいない事です。
どうせ働くのなら、「給料+思い出」を残せるバイト先を選びたいものです。