すてきな旅のパートナー!旅行カバンの選び方|トピックスファロー

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2014年10月9日
すてきな旅のパートナー!旅行カバンの選び方

旅において、旅行カバンは、あなたの大切なパートナー。移動はもちろん、滞在中も旅をより快適なものにしてくれます。カバンの中身を準備する前に、快適に旅をするためのパートナー選びましょう。

日本語教師兼ライター
  
旅において、旅行カバンは、あなたが家を出てから帰宅するまでのお供をしてくれる、大切なパートナーです。あなたの旅に合ったカバンは移動のときはもちろん、滞在中もあなたの旅をより快適なものにしてくれます。
逆に、行き先や旅のスタイルに合っていないと、連れて歩くのが苦痛になることも・・・。
カバンの中身を準備する前に、旅の行き先やスケジュール、旅先での過ごし方などをよく考えて、快適に旅をするためのパートナー選びをしたいものです。
旅で、あなたはいくつの都市に滞在しますか?あなたは、一カ所に腰を据えてじっくりとその街の雰囲気を味わう一都市集中タイプでしょうか?それとも、街から街へと移動を続けるジプシータイプ?

1 一つの街から動かないタイプ

もし一カ所に留まるタイプなら、持ち物全てを詰め込んだ旅行カバンを担いでせっせと歩き回ることは少ないはずです。宿泊先にメインの旅行カバンは置いたまま、そこを拠点にしてあちこち観光して回ることになるでしょう。
そんなタイプの旅ならキャリーバッグがおすすめです。必要なもの全てを詰め込み、往復の際はゴロゴロ引いてラクチン移動。宿泊先ではパカッと開いて、中身を取り出す。帰るときにはまたパタンと閉じて、ゴロゴロ引いて帰る。

小回りは利きませんが、それを補うために持ち歩き用のショルダーバックなどを準備すれば問題ありません。空港で荷物を預ける場合も、ソフトタイプでなければナイフで切られて盗難に遭う・・・なんて確率も低くなります。

気をつけてほしいのは、空港のバゲッジクレームで、預けたスーツケースを引き取る際のことです。スーツケースは似たようなデザインのものが多いので、他の人のスーツケースと間違えられることがあります。そんなことにならないよう、あらかじめ取っ手にバンダナを巻き付けたり、個性的なタグをつけたりして一目で自分のものだとわかるようにしておくことが大切です!

それから買う前に必ずお店でゴロゴロ引いてみること。いざ出発して、あれあれ・・・?まっすぐ引いても斜めに進んじゃう、なんていうのは結構なストレスになっちゃいます。

2 あちこち動き回るなら

せっかく旅に出たんだから、一カ所にじっとなんかしてられない。今日はこの街、明日はあの街・・・と旅行の間、移動を続けるつもりなら、小回りの利くバックパックがいいでしょう。
都市間の移動の際には、長距離バスや列車などを利用することが多いかと思いますが、海外では日本のように時刻表通りに交通機関が動くことのほうが珍しいです。いつなんどき荷物を持ったまま列車に飛び乗ることになるかもわかりません。そういうときに何よりも大切なのは身軽さ。
また、滞在費を安く抑えるために、バックパッカー御用達のゲストハウスのドミトリーに宿泊する人もいるかと思います。複数の旅人達が一つの部屋をシェアするなら、開いたときに場所を取ってしまうスーツケースよりも、コンパクトなバックパックのほうが邪魔にならず便利です。

ただ、スーツケースに比べると防犯面で劣るのは確かですので飛行機や長距離バスなどに乗車の際、荷物を預けるなら、南京錠をかけて、バックパック全体をすっぽり覆う、ワイヤーでできた防犯用のカバーなどを必ずつけることを忘れないでください。宿泊先に置いたまま外出する際も、貴重品をバックパックの中に残したままにしないようにしましょう。

3カバンの容量は?

さて、いざ旅行カバンを買うとなったら、気になるのがどれくらいのサイズのものを買えばいいのかということ。カバンの容量はだいたい○○リットルという表示がされていますが、自分の持ち物が何リットルのカバンに入りきるかなんてなかなかわかりませんよね。

でもだいたいの見当をつけることはできます。まずはあなたが旅行に持って行きたいものを準備して、ゴミ袋に入れてみましょう。ゴミ袋には「○○リットル」と容量が書いてありますから、30リットルのゴミ袋に充分納まれば、30リットルのカバンで大丈夫ということになります。じゃあ、私は荷物が30リットルの袋二つ分になったから、60リットルの容量のバッグを買おう・・・

ちょっと待ってください。荷物が60リットル分あっても、自分がそのバックを運べなければ意味がありません。60リットルの容量のバッグを見て、背負ったり、引いたりしてみて、自分には無理だと思ったら、カバンを買う前に持ち物を再点検しましょう。

絶対に必要なもの、なくてもいいけど、あったら便利だろうなと思うもの。本当に必要なものは何かよく考えてみてください。どちらにせよ帰り道はおみやげやら何やらで荷物が増えるのは間違いありません。ですから、元々の荷物は少ないに越したことはないのです。

1週間の旅を40リットルのバッグで回れる人が2週間の旅に出るとき、必ずしも荷物の量が80リットルになるというわけではありません。まとまった期間、旅行に行く場合、ついつい「あれも、これも」と持って行きたくなりますが、最小限にとどめましょう。

持って行ったはいいけれど、一度も使わなかったものや、持って行っておけばよかったなと思うものなどがあれば、旅行が終わってから、次回のためにメモしておきましょう。旅慣れていけば、自分に最低限必要なものがわかり、少しずつ身軽になっていくはずです。
すてきなパートナーを見つけて、旅を楽しんでくださいね。

著者:今 真

日本語教師兼ライター
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タイ・バンコクで6年間一人暮らし→帰国。すきあらば日本脱出しようと機会をうかがっている。
東南アジア、特にタイについては常にローカル目線。旅に出ると、観光地よりも地元の人が行くようなところによく出没します。人より頑丈な足と胃袋でレアな情報収集・発信します。