【お土産に◎】シーサーの置物を手作り体験できる工房|トピックスファロー

  • フォークラスのライター募集
2012年10月26日
【お土産に◎】シーサーの置物を手作り体験できる工房

可愛くて凛々しいシーサーは、言わずもがな沖縄のシンボル。屋根に乗っていたり石柱に鎮座していたりと、色んな場所でその姿を目撃できます。沖縄旅行や観光で訪れたら、ぜひ彼らの姿を模したお土産品を手に入れたり、工房で手作り体験などを堪能してください。知っておくと自慢できる、狛犬に似ているワケなどマメ知識も紹介。

美術ライターっぽいひと
  

沖縄のシンボル、シーサーには親戚がたくさん!?

シーサー

沖縄を表すシンボル的なものと言えば…そう、シーサーですね。
シーサーは想像上の動物であり実在はしませんが、沖縄地方では魔除け効果のある生き物として崇められています。
家の守り神となってくれる頼もしい存在である他、見た目にも愛嬌があるので、沖縄県民のみならず方々から訪れる観光客からも高い人気を集めています。

ところでこのシーサー、何だか狛犬に似ていると思ったことはありませんか? りりしい顔立ちにくるんとした体毛、口を開けたタイプと閉じたタイプの2種類が存在するところなど、そっくりですよね。
それもそのはず、シーサーと狛犬のルーツは同じであるとされています。

彼らの先祖は、はるか昔に生存していた東洋のライオン(犬?)なのだそう。
ちなみにピラミッドの守り神で有名なスフィンクスや、中国の石獅子も彼らがモデルとされています。言われてみれば、何だか共通するものを感じますよね。
このようにシーサーには、親戚がたくさんいるのです。

雄雌で役割が違うetc、シーサーは奥が深い

シーサーは瓦屋根の上や石柱の上など、さまざまなところに居ます。
1匹のみのこともあれば、2匹が向かい合ういわゆる“阿吽”の状態で鎮座している場合もあり、大きさやルックス、素材(陶器、漆喰シーサーなど)も多種多様です。

ちなみに口を閉じているのが雄、口を開けているのが雌で、それぞれに役割があるのだとか。
雄は悪霊や災難から家を守る役目を、雌は家や住人に幸福をもたらす役目を担っているそうです。

伝説を信じるかは個人の自由ですが、シーサーが神秘的で魅力的な生き物であることには違いありません。
さまざまな場所で彼らの姿を目撃するのも沖縄観光の楽しみの1つですが、できれば彼らを模したものを記念に持って帰りたいところです。つまり、お土産ですね。

置物の手作り体験で、ステキなお土産を作ろう

シーサーのお土産品の定番といえば置物ですが、Tシャツもなかなかの人気です。
「…シーサーがそのままプリントされてるんでしょ?」「普段着られるの?」と思ったら大間違い。スタイリッシュなデザインのものが満載で、うまくコーディネートすればオシャレな着こなしが楽しめますよ。

既存のものを手に入れるのも悪くありませんが、自分で制作するのもかなりお勧めです。
手作り体験できる工房を見つけて、可愛くてオンリーワンのシーサーを作れば、沖縄旅行の良い記念になることでしょう。自分へのお土産にも周囲への贈り物にももってこいですが、愛着が湧いてしまい手放すのが惜しくなってしまうかもしれませんね(笑)

シーサーの置物は、以下のような工房で手作り体験することができます。
興味を持たれた方は、ぜひ沖縄旅行・観光の際に立ち寄ってみてくださいね!

手作り工房・ひで房 本店

オリジナルの漆喰シーサーが作れて色付けもできる、子供にも大人気の工房です。

【住所】沖縄県国頭郡恩納村真栄田3710

手作り工房・たつ房

漆喰シーサーの手作り体験やお土産の販売をしている、草花に囲まれたキュートな工房です。
【住所】沖縄県中頭郡読谷村字長浜1098-2

著者:安達リス

美術ライターっぽいひと
アイコン
本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。