韓国旅行を楽しむために覚えておきたい3つの大事なこと|トピックスファロー

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2015年3月9日
韓国旅行を楽しむために覚えておきたい3つの大事なこと

日韓関係の冷え込みを受け、日本から韓国に旅行する人は激減しているそうです。しかし、気軽に行くことができ、ショッピングや美容関係のイベントも楽しめる韓国は旅行先として魅力的であるのも事実。そこで、覚えておいたほうがいい事実をまとめました。

ファイナンシャルプランナー(AFP)兼WEBライター
  

ついついハマる韓国への旅

個人的な話から始めて恐縮ですが、私はとある韓流スターにはまってしまったことから、3年間で8回、韓国に渡航しました。

ビビンパ

とはいっても、ソウルしか行ったことがありません。他の地方都市にも行ってみたいのですが、それにはお金も時間もかかりそうなので、いつか叶えたい願望として取っておきます。

韓流スターつながりでさまざまな韓国好きの友人ができました。中には、毎月のように行っている(もちろん、出張などの仕事ではなく、プライベートで)ほどの韓国フリークもいるのです。

何がそんなに人の心を捉える国なのか?考えてみました。そこで私が出した答えは「情が深い人が多い国だから」ということです。
残念なことですが両国の政治問題から、韓国に対して良くないイメージを抱く人も多いでしょう。

「お金を払っていく場所じゃない」と言う人もいます。かく言う私も、実際に行ってみる前は「日本人だからということで嫌がらせなんてされないだろうか?」という恐怖がありました。

何があってもいいように、ホテルはセキュリティがしっかりしているところを選び、夫にもらった防犯ブザーまで用意していきました。

しかし、行ってみると、とても礼儀正しく、情が深い人が多いのです。とはいえ、たまたま私は運が良いだけかもしれません。一歩間違えたら、怖い思いをすることになった可能性だってあります。

ここに注目すれば韓国(ソウル)旅行はとても楽しくなるよ、というポイントをお教えしたいと思います。どれも旅行初心者の方でも真似できるテクニックです。

英語がダメなら翻訳アプリ

すでに韓国語を勉強しているなら別ですが、「韓国語まったくできません」という人が韓国に行く場合を考えてみましょう。

意思疎通をどうやってするか、ということはとても重要なポイントです。韓国語は発音が結構難しいので、旅行ガイドの後ろに掲載されている会話集をそのまましゃべっただけでは通じないこともあります。ではそういう場合、どうすればいいでしょうか?

英語

まず私がとった行動は、「簡単な英語を使うこと」です。コーヒーショップでアイスコーヒーとケーキを注文しようとしたとき、私がショーケースを指差して「イゴ ハナ(これ一つ)」と言ったら、店員のお姉さんが「This?」と返してくれました。

発音の変な韓国語を話していることから、私が韓国人でないことを察したようです。後は英語で話を進めてしまいました。何のトラブルもなく注文できて一安心です。

聞いたところによると、韓国では学校での英語教育に力を入れているとのことです。英語の能力を測る試験として有名なTOEIC®というテストがあります。このテストの平均点のデータ(2013年)が出ているのですが、日本が512点なのに対し、韓国は632点というデータがあります(出典:http://www.toeic.or.jp/press/2014/p016.html)。そのため、たいていの人が簡単な英語なら理解できるようです。

ここまで読んで「私、英語できないのだけど」と思った方、大丈夫です。スマホをお持ちなら、「翻訳アプリ」を使うことで意思疎通を図ることは十分にできるのです。

英語ができる人でも、英語のわからない相手の方だった場合はアプリを使うと効果的です。個人的には「google翻訳」が使い勝手がいいので使っていますが、そのほかにもさまざまな翻訳アプリがありますので、お好みのものを選びましょう。

エコ志向の国ならではの習慣

旅先でも重宝するのは、コンビニ。夜に飲むお茶やおやつを調達したり、こまごまとしたお土産を見たり、と何かと足を向ける機会も多いでしょう。しかし、そこで買い物すると驚くことがあります。それは「商品を袋に入れてくれない」ということです。

これは意地悪をしているわけでもなんでもなくて、一部の例外を除いて、コンビニの袋は有料になっているからです。つまり「袋をください」といわないと入れてくれない、ということです。

なぜこのようなことになるのでしょうか?実は環境保護の観点から、スーパーやデパートの袋は有料になっているのです。中にはサービスで無料にしているお店もありますが、買い物をするときはエコバッグを持っていくのが無難でしょう。

アメニティ

同じく無料じゃないものが、ホテルのアメニティ。先に述べたレジ袋と同じく、環境保護の観点から使い捨てのアメニティに関しては厳しい規制があります。代表的なのが「歯ブラシと歯磨き粉」。

これはどんな高級ホテルでも置いていることは少ないので、自分で用意していく必要があるでしょう。とはいえ、「歯ブラシ忘れた!」という場合でも、現地で調達することは十分可能なので、安心してください。

道案内はとても親切

これは私が友人と旅行したときに実際にあった話です。ある場所に行くためにうろうろと歩いていたのですが、一向に目的地は見えてきません。

業を煮やした友達は、ある化粧品のお店に入り、店員さんに場所を聞きました。するとその店員さん、他の店員さんに断りを入れていました。「何をしているのかな?」と思ったところ、「説明するとわかりにくいから、今から連れて行ってあげる」と店員さんは言ってくれたのです。そしてその店員さんに案内してもらい、無事に目的地に着くことができました。

この実例のように、韓国では道案内をお願いすると、仕事そっちのけで案内してくれる人が少なくありません。おそらく、「困っている人を見るとほっておけない」という心理が働いているのでしょう。

韓国

もちろん、「案内するよ」と言っている人の中には、よからぬことを考えている人もいるかもしれません。でも、明らかに怪しい人に声をかけなければ大丈夫なはずです。

女性の方が声をかけるのにおすすめなのは、先ほどにも描いたように、化粧品屋(ソウルではあちこちにコスメショップがあります)の店員さんです。
店の悪い評判が立ってはいけないので、とても丁寧な対応をしてくれます。お礼にちょっとしたものでもいいので何か買いましょう。

もしくは、飴などちょっとしたお菓子を詰めた包みを作って、それを渡すのもいいかもしれません(友人はそうしていました)。

また、道案内のプロである警察に頼るのも一つの手段です。街中にある派出所で遠慮なく聞いてみましょう。一生懸命、丁寧に答えてくれます。警察官の方はたいてい英語ができるし、中には日本語ができる人もいるので、困ったことは何でも話すといいかもしれません。

笑顔の効果は万国共通

以上、私が韓国に行って感じたことをもとに書いてみましたが、特に難しいテクニックはないのではないかと思います。あと、単独の項目で書くほどではないですが、基本的な挨拶はできるようになっておきましょう。

「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」を示す「アンニョンハセヨ」
「すみません」を示す「チェソンハムニダ」
「ありがとうございます」を示す「カムサハムニダ」

の3つは最低限覚えていくべきです。

でも、何と言っても素敵な旅にするのに一番重要なのは、笑顔で旅すること。仮に、ご飯を食べに行ったとして、まずそうな顔で食べている人と笑顔で食べている人のどっちに人は好感を持つか、と言われれば・・・答えはわかりますよね。

あなたの旅が笑顔になれるほど楽しい、ということは、それだけで見ている人を幸せにするのです。笑顔でいきましょう!!

著者:松沢未和

ファイナンシャルプランナー(AFP)兼WEBライター
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2014年にファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を取得した兼業WEBライターです。もともと文章を書くことが大好きなので、この仕事を兼業として選びました。相続や保険の分野のお話をわかりやすくまとめてお話できればと思っています。これ以外にも、たくさん資格は持っているので、資格の取り方の話しもしたいところです。また、食べ歩きと旅行とコスメ研究が大好きです。日々の研鑽の成果!?を文章にぶつけていきたいです。至らない点がいろいろあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。