ストレスを解消する脳内物質を増やそう!|トピックスファロー

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2014年12月19日
ストレスを解消する脳内物質を増やそう!

ストレスを解消するには脳内物質がとても重要になってくるのです。今回はその脳内物質がどのような働きをするのかご説明いたします

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脳内には、「オキシトシン」と「セロトニン」という、自分でストレスを解消させる脳内物質が分泌されるようにできています。その働きから、オキシトシンは「思いやりホルモン」、セロトニンは「喜びホルモン」という異名を持っています。その名の通り、どちらも自分の行動のあり方で分泌量が左右されるホルモンなのです。つまり、これらの脳内物質によって、ストレスは、自分の考え方によって充分に緩和することができるのです。ストレスを溜め込みにくい性格になる方法をご紹介しましょう。

1.脳内にはストレスを解消するホルモンがある!

皆さんは、怒ったり人を恨んだり妬んだりしているよりも、楽しい気分でいたほうが幸せだと思いませんか!? でも、それができないから困っているんですよね。

しかし、脳内にはストレスを解消するホルモンがあります。それは「オキシトシン」と「セロトニン」というホルモンです。これらのホルモンが分泌されることで、ストレスを緩和して、ネガティブ思考にとらわれないでいられるのです。

オキシトシンとは?

オキシトシンは、脳内の視床下部という部分から分泌されるホルモンです。 「思いやりホルモン」と異名を持つくらい、他人を思いやって優しくしたり、他人と触れ合うことでどんどん分泌されます。

バスの中でお年寄りに席を譲ったり、家族団らんでおしゃべりをしたり、普通に家族の喜ぶ顔を思い浮かべながら家事をしているだけでもオキシトシンが分泌されます。

他人とのスキンシップや、相手を思いやる行動だけでオキシトシンの分泌には非常に効果的なのです。

セロトニンとは?

セロトニンは、喜んだり感動したりするだけで分泌されます。太陽を浴び、自然の中で「キレイだな」と思うだけで、はたまたパワースポットで「気持ち良い!」「すごいな!」と感じるだけでもセロトニンは分泌されます。

また、心がマイナス思考の呪縛から解き放つことができないような時でも、ウォーキングや自転車こぎ、ラジオ体操等の一定のリズムや音楽にのって運動をするだけでセロトニンは分泌されます。
空を見ると、キレイな飛行機雲や虹が出ていたり、鳥が飛んでいたりと、何かしらの自然の動きを目にします。この瞬間に「空が青いな」「雲がキレイ」と思うだけで何かしら心は動きますよね。この感情がセロトニンを生みだすのです。だから、上を向いて歩くことは重要なのです。

2.笑顔はセロトニンを増やす

イライラしてネガティブ思考で頭がいっぱいな時は、自分のことで精いっぱいです。
とても他人に優しくするまで考えが及びませんよね。
家族団らんも家事も、優しい気持ちで臨まないとオキシトシンは分泌されないと思われるでしょう。

でも、どんなにイライラしていても、身体を動かすことはできますよね。だからセロトニンの分泌によるストレス緩和の方が簡単なのです。

大声で笑うこともセロトニンの大分泌につながります。
でも、イライラ状態の時に笑うなんて難しいですよね。
そんな時は、鏡を見て作り笑いをするだけでもセロトニンは分泌されるんですよ。

作り笑いも難しい位心がネガティブな時は、とにかく口角を上げる努力をしましょう。
例えば、鏡の前で、両手の人差し指と薬指で口角を持ち上げましょう。
こうすると、脳が笑ったと勘違いしてセロトニンが分泌されます。

それに口角が上がっていると「幸せ顔」といわれて顔相的にも「福相」といわれているくらい他人の笑顔には幸せが寄ってくるのです。
鏡の前でいつも口角を上げていたら、口周りの筋肉が鍛えられて本当に普通の顔でも何となく口角が上がった状態が普通になってきます。
こうしていつも笑っているかのようにどんどん脳を騙しちゃいましょう。
セロトニン分泌でストレスなんて感じなくなるかもしれません。

それに、笑いや幸せは伝染するともいわれます。
いつもニコニコしている人と一緒にいると何だか楽しくなったりしませんか? 

あまりにも能天気な人の傍にいると、自分の悩みなんてアホらしくなることだってあるくらい、笑顔の力は強大なのです。それに、美容にだって良いんですよ。

それにたくさん笑っていると、他人が集まるだけでなく、他人は良いことを運んで来てくれることもあります。だから口角の上がった顔は、「福相」と言われている由縁なのです。
いつの間にか嬉しいことが増えちゃって、こんなに幸せだと小さなことでイライラしなくなるものです。

3.脳をリラックスさせてイライラを忘れましょう

脳をリラックスさせるとイライラから解放されます。それは、セロトニンが分泌されるからです。
ストレスを感じるのは、一般的に左脳です。だから、左脳ではなく、右脳に響く音楽を聞くのがセロトニン分泌に効果的です。

では、左脳のストレスを感じさせる音とはどんな音なのでしょう? 
雑音や騒音はもちろんですが、驚くべきことにメロディーのある音楽は左脳から入って来るんですよ。
だから、自分でどうにもできないほどの精神的ストレス解消には、好きな音楽を聞くくらいではどうにもならないのです。

私は、ヘッドホンで音楽を聴いたり、ピアノをフォルテのみで叩きつけるようにリズムの早い音楽を弾いたりして、頭の中を音で溢れさせることで頭を真っ白にして一時的に現実逃避することでストレスを緩和します。
でも、悔しさや哀しさといったストレスが大きすぎると、溢れる音よりも頭の中に怒りや悲しみが溢れて音を追い出してしまいますからそんなに効果はありません。
つまり左脳の癒しでは押し寄せる強い感情のストレスには勝てないということでしょう。
だから、右脳に響く音がストレス緩和には重要なのです。

では、どのような音が右脳に響くのでしょう? 
それは、川の流れや水の音、鳥や虫の鳴き声のような自然音です。いわゆる「ヒーリングミュージック」といわれている音です。
エステやマッサージサロンで自然音がBGMに流れていることが多いのは、身体とともに心もリラックスさせるためなのです。
自然音は右脳を活性化し、セロトニンの分泌を促します。こうしてストレスを緩和させて脳をリラックスさせることができるのです。

4.イライラを緩和するだけでなく幸せ感まで高めるには?

こうして、セロトニンの分泌によって一瞬でもイライラが収まった時に、オキシトシンを増やすべく他人に思いやりのある行動を敢えてするのです。
家族や恋人や友人が喜ぶ顔を思い浮かべて何かをするだけで良いのです。他人に親切にするには、心の余裕が必要です。

他人が喜んでくれたり、「ありがとう」と言われただけでも何だか嬉しくなります。この小さな幸せ感が脳内でオキシトシンを分泌させて、嬉しさでストレスを緩和させましょう。

そもそもオキシトシンは、母親が授乳する時にお乳が出るように促すホルモンです。
だから、子どもが生まれるとオキシトシンの作用でお乳が出るようになるのです。そして赤ちゃんに触れる母性愛からもさらなるオキシトシンの分泌が促されます。大好きな人のスキンシップもオキシトシンの分泌を促すのです。

親友と食事をして愚痴をこぼしているときに、手を握ってもらったり、抱きしめて慰めてくれるだけで、脳内でオキシトシンが分泌されるのも赤ちゃんの時の母親からのスキンシップの記憶が本能的に蘇るからですよ。

こうして、心に余裕ができれば、空を見上げたり、道端の野花に美しさを感じたり、自分の身の回りに目を向けることができるようになります。
さらに嬉しいことを探す余裕もできるわけです。
イライラ感よりも嬉しいことが多ければオキシトシンの力でストレスが緩和されます。
そして嬉しければ自然と笑みがこぼれます。笑ったらセロトニンが分泌され、もっとストレスが緩和されます。

この笑顔が人とのつながりを作り、「ありがとう」の言葉がイライラ感をいつの間にか忘れさせてくれるのでしょう。


いかがでしたか? 
脳内のセロトニンやオキシトシンを分泌させることで、上手にストレス緩和に役立てましょう。
自分の行動や考え方を少しだけ変えるだけで、誰にでも自分の周りに小さな幸せや喜びはたくさん転がっているものです。

人はそのことに気付いて幸せに楽しい人生を送れるように、ストレス緩和剤としてセロトニンやオキシトシンが脳内に分泌されるようにできているのです。 ストレスを解消して素敵な笑顔でいることは、誰にでもできる自然なことなんです。
あなたも、オキシトシンやセロトニンが分泌しやすい行動や思考を身につけてストレスを溜め込まない性格になりましょう。

著者:宝生桐子

ライター
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法律関係・心理学・メンタル関係の多数の資格を利用して、今までさまざまなコラムを連載して参りました。
わかりやすい文章で、さまざまな生活お役立ち情報をご紹介させて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。