抜け毛なんかに負けたりしない!頭皮ケアのポイント|トピックスファロー

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2012年10月2日
抜け毛なんかに負けたりしない!頭皮ケアのポイント

どんなに髪の毛にいい食べ物やサプリメントを毎日摂っていても、髪の毛の土台である頭皮が健康でなければ髪の毛は生えてこないものです。頭皮をケアし、健康を保つことが育毛には欠かせないのです。発毛・育毛のためにはどのような頭皮ケアをするべきなのでしょうか?

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

髪の毛を元気にするための頭皮ケア

薄毛の原因になる抜け毛の増加は、まだ抜ける時期に無い髪の毛が何らかの原因で抜けることによって発生しています。この「何らかの原因」の多くは、頭皮に関係しているのです。
つまり、頭皮が健康でないから抜け毛が増加し薄毛をもたらしているのです。薄毛を防ぎ抜け毛を減らすためには、どのようにして頭皮をケアすることが大事なのでしょうか。

頭皮にキズが付くことは抜け毛の一因

頭皮は私たちが思っている以上にデリケートなもので、引っ掻いたりぶつけたりして傷ついた頭皮は、炎症を引き起こしやすくなってしまいます。
炎症が発生した部位は、表皮だけでなく毛穴にもダメージが届くため抜け毛が発生しやすくなってしまいます。

炎症は創傷に対して発生する免疫反応の一種で、細菌等が傷口からの侵入することを防ぐためのものなので発生すること自体は仕方のないものですが、炎症の原因となるようなことは出来るだけ避けるのが抜け毛・薄毛を防止するための最善策なのです。

育毛ブラシで叩くのは逆効果

一昔前の育毛剤のCMでは、専用の育毛ブラシに育毛剤を付けて頭皮を叩くことを推奨していました。ブラシによるマッサージ効果と育毛剤の効果の相乗作用で育毛を促進する、というのが狙いだったのですが、これは頭皮を傷つけ抜け毛を促進してしまう恐れが強い方法なのです。

この手の育毛ブラシは通常のブラシと違って柄が板バネになっていて、しなりが強く一度振れば遠心力が掛かって一定の力加減で頭皮を叩けるのが特徴です。そしてブラシの繊維が細くて丈夫なため、普通に使っていてもザクザク頭皮に刺さってしまいます。

こんなもので頭皮マッサージをすることは、頭皮に微細な傷を無数に作ることと同じで抜け毛を増やす結果にしか繋がりません。

頭皮の脂が多い人は要注意!

頭皮に限らず、全身の毛穴からは皮脂が分泌されており毛穴をシャットアウトして外部からの細菌・真菌の侵入を防いでいます。しかし、皮脂は空気に触れると酸化してしまい石鹸などを使わないと除去できなくなってしまいます。この酸化皮脂が固まってできたものが角栓となりニキビの原因になってしまうのです。

頭皮から分泌される皮脂は一定量に保たれるようになっていますが、ホルモンバランスの乱れなどが原因となって通常以上の皮脂が分泌されてしまうことがあります。
皮脂の過剰分泌が起こると酸化皮脂が大量に発生し、毛穴が角栓によって塞がれてしまいます。角栓によって塞がれた毛穴は、皮脂の分泌による衛生管理が出来なくなり真菌の繁殖を招き、炎症を引き起こしてしまうのです。

このような皮脂の過剰分泌によって発生する脱毛を「脂漏性脱毛症」と言います。
頭からの皮脂が多い人は、脂漏性脱毛症に発展させないためにもシャンプーや脂取り紙などでたびたび頭皮の皮脂を除去してコントロールするようにしなければなりません。

蒸しタオルで効果的に頭皮ケア

効果的な頭皮ケアを行うためには、「酸化皮脂を取り除く」「頭皮の血行を促進する」の二つを的確に行うことが大事です。
酸化皮脂の除去と血行促進は、洗髪でも十分可能ですが角栓化した酸化皮脂は普通に頭を洗っていては取り除けません。

酸化皮脂を確実に取り除くために有効なのが蒸しタオルを頭に巻くことです。酸化皮脂はしょせん脂なので、熱を加えれば溶けてしまいます。それに温めた部位は血行が促進されて一石二鳥です。
頭を洗う際に熱湯を使えば同じことではないか、と思う人もいるでしょうが皮脂が解けるような熱さのお湯を掛けたりしたら火傷してしまうでしょう。
蒸しタオルは少量の水を吸わせたタオルを、電子レンジで一分弱加熱すれば家庭でも作れます。洗髪する前に蒸しタオルを頭に巻けば、洗髪の効果が倍増されて頭皮ケアも万全というわけです。

皮脂の取りすぎには注意!

頭皮の皮脂をコントロールすることが頭皮ケアの基本ですが、皮脂の取りすぎは逆効果になってしまいます。皮脂が不足した状態が続けば、真菌などから頭皮が保護されなくなってしまい細胞の老化を早める原因になってしまいます。
また皮脂が足りなくなると、皮脂の分泌量が増加してしまい脂漏性脱毛症が起こりやすくなるのです。

皮脂の取りすぎは主に洗髪のし過ぎによって起こるものなので、シャンプーを使いすぎない、一日の間に何回も洗髪しないように注意しなければなりません。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども