女性だけが悪いわけではない…男性にも不妊症は起こる!|トピックスファロー

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2013年2月22日
女性だけが悪いわけではない…男性にも不妊症は起こる!

昔は「三年子無きは去れ」と、結婚した男女の間に子供が出来ない場合は一方的に女性の責任として離婚を迫られることが多かったものです。しかし、不妊は女性だけに原因があるのではなく男性にも原因があることが分かってきたのです。男性が原因になる男性不妊とはどのようなものなのでしょうか?

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

女性だけが悪いわけではない!男性にもある不妊症

男女が結婚することにはいろいろな理由がありますが、「子供が欲しいから」という理由で結婚するカップルも少なくありません。お見合い結婚の場合だと当事者の親が「跡継ぎが欲しい」という理由で結婚を勧めるケースも多いものです。
しかし、「子供は天からの授かりもの」というように結婚して夫婦生活をしていれば必ず生まれるというわけではありません。

大抵の場合、不妊は女性に原因があるから起こるものと考えられていますが実際には男性にも不妊の原因があるのです。

男性に妊娠させる能力のない男性不妊

男女が子供を授かるためには、排卵周期に合わせて性交渉を行うことが大前提となります。排卵された卵子が受精して十月十日すれば元気な赤ちゃんが生まれてくるのですが、男性または女性に子供を作る能力が欠けていると受精自体が起こらない、もしくは出産日を迎えられないということになるのです。

このような子供を作る能力が無いことを不妊症と言います。特に男性の場合は男性不妊と言います。

なぜ妊娠させられないのか?

男性不妊の場合、原因として「射精しても精子が乏しい」「射精自体が行われていない」「そもそも精子を作る機能自体が壊れている」といったことが考えられます。
EDや射精障害といった性機能障害では性行為自体が出来ないケースが多く、妊娠するはずもありません。

精子の量が少ない乏精子症や、精液中に精子が認められない無精子症などは性行為を重ねても妊娠できることは極めて稀です。また、受精できても精子自体に奇形が認められ胎内での成長が妨げられるケースもあります。

また、成人してからおたふくかぜに掛かると精巣の精子を作る機能が壊れてしまうというような、後天的な理由で男性不妊になるケースも少なくありません。

男性は不妊治療に協力的でない?

一昔前は不妊症とわかると即座に離婚、という風潮があったものですが、今の時代は女性不妊でも男性不妊でも適切な治療を受ければ妊娠できる可能性が出てくるようになっています。

しかし、女性に比べて男性は自分の不妊治療にはあまり積極的でなく、夫婦そろっての不妊診断を受けることにさえも協力的でないケースが多いのです。
なぜなら男性は自分自身の男性器は機能的にも正常であるという自信を持っていて、それを揺らがせてしまう不妊診断を受ける必要はないものと根拠なく過信しているのです。

要するに面子の問題というわけです。
このような男性の面子を立てることを優先にして奥さんの気持ちを蔑ろにした挙句、「石女を貰った」と嫁いびりする両親の肩を持って家庭崩壊した夫婦は少なくありません。

責任転嫁せず適切な治療を受けるのが大事

無精子症以外が原因の男性不妊では、不妊診断を受けて適切な治療さえ受ければ子供を授かることは今や難しい事ではありません。性機能障害でも乏精子症でも手術で精巣から直接抽出した精子を使った人工授精は今や当たり前のように行われているからです。

無精子症の場合、将来的にはiPS細胞を利用した不妊治療が期待できます。
男性不妊の診断を受けることは、自分自身の面子よりも何よりもパートナーとの愛情を守るために欠かせない大事なプロセスです。そして空虚な面子を振りかざすよりも何よりも結婚で得たものを守ることこそが男性の誇りなのです。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
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学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。