気になる週末起業の疑問点
一口に週末起業と言ってもその職種は多種多様。いまいちその実態がつかめません。
しかも多くを語るのは、週末起業から独立した人達ばかりで、堂々と現在進行形で週末起業宣言をしている人は少ないような気がします。
そこで、まずは週末起業の疑問点から解消したいと思います
Q.週末起業は儲かりますか?
A.会社と同じで、大きくなる企業もあれば倒産していく企業もあります。
「儲かる」の基準が「おこずかい稼ぎ」なのか「独立を考えるくらい」なのかによって変わってきますが、確実にも儲かる事が約束された仕事はありません。
ただ一つ言える事は、もしもの時のリスクが少ないのが週末起業の特徴です。
Q.そもそも「週末起業」ってなに?
A.本業を辞めることなく、自分の空いた時間を使って副収入を得る事です。
多くは仕事の休みになる「週末」を利用した事から「週末起業」と呼ばれるようになりました。
Q.副業と何が違うの?
A.大きな違いは「雇用されているかどうか」だと思います。
同じ週末の時間を使うにしても「アルバイトは副業」。「自分のスキルを使って稼ぐのが週末起業」ではないでしょうか
他には、「起業」ですので独立を含めたビジネスチャンスがあるかもポイントになりますね。
Q.週末起業のメリットを教えて
A.収入が増える
この為に週末起業を行う訳ですから、利益が出なければただの趣味かボランティアで終わってしまいます。
A.低リスク
本業があり、収入は安定していますので失敗した際に路頭に迷うようなリスクは少ないでしょう。
また扱うものによっては、パソコンと自分の体一つで始めることが出来ますので、初期投資を抑えることが可能です。
A.スキル・キャリアアップ
仕事が何であれ、全てを自分で仕切って収入へとつなげる事が必要になりますので、今までは必要とされなかったスキルを磨くことになりますし、確実にビジネスのキャリアとなるでしょう
A.人脈の構築
ビジネスは一人ではできません。必ず取引相手がいます。
確かな仕事は信頼関係を築き、ビジネスに不可欠が人脈となってくれるでしょう。
Q.デメリットはないの?
A.休みが無くなる
今まで休みに充てていた時間で起業するのですから、必然的に休みは少なくなります。
A.本業との兼ね合いが難しい
無理な仕事は体調を崩す原因ともなってしまいます。
週末起業のせいで本業に差障りが出るようでは問題です。
例えば長期入院をしなければいけなくなり、会社を辞めざるを得ない状況になってしまっては本末転倒でしょう。
Q.週末起業をするのに注意する点は?
A.本業が週末起業(副業)を認めているかどうかでしょう。
多くの会社では副業を全面的に禁止しています。
その理由としては「体調管理」があげられますが、他にも「社員が問題を起こした際に会社にまで被害が及ぶ」「内部情報が漏れるのを恐れている」という事も考えられます。
会社に相談するか、会社に黙って週末起業を行う事になりますが、そのリスクを冒す価値があるかどうかは真剣に考えてください。
A.収入が20万を超えるなら確定申告を忘れてはいけません。
定期的に収入が見込めるようであれば個人事業主として開業し、青色申告をした方が税金を安く抑えることが出来るでしょう。
しかし時間の限られる週末起業では、すぐに成果は出ないでしょうし一度に大きな利益を上げる事も難しいでしょう。
それでも続ける根気と、スケジュールの調整が必要になってきます。
A.最近は週末起業の人気を逆手に取った詐欺が横行しているので気を付けなければいけません。
無料で週末起業のセミナーと称して人を集め高額の教材を売りつける。
登録に必要と個人情報だけを集めて仕事がない
詐欺はあらゆる手口を使って騙そうとしてきます。
Q.週末起業にはどのような仕事があるの?
A.あなたがビジネスチャンスだと思ったものが仕事になります。
何をするかではなく、何ができるかを考えた方が早いでしょう。
趣味やスキルがそのまま収入へと直結するのが週末起業の醍醐味なのですから。
中でもユニークものをご紹介します。
執筆代行
どうしても手書きが必要な時に便利です。
整理整頓サービス
片づけられない人にはありがたいでしょう。アメリカで「ライフオーガナイザー」というのは立派な職業として認知されています。
カフェオーナー
週末のみに開かれるカフェのオーナーになります。店舗をどうするかがネックになりますが、最近では『レンタルカフェ』とキッチン付きの店舗を時間貸しするサービスも増えてきました。
特に忙しい現代を反映してか代行業が人気で「お墓参り」「買い物」「親孝行」「保証人」「ホームページ更新」「ペットの散歩」など、どこにニーズが埋もれているか分かりません。
Q.週末起業を続けるコツは?
A.スケジュールの管理をしっかりと行う事。
誰かに強制されて行っている仕事ではありません。また締切も仕事のクオリティを決めるのも自分自身です。それを休みの時間を削って行っているのですから、油断すると怠けてしまうかもしれません。
仕事内容が何であれ、依頼を受けて行っている仕事であればその責任は本業となんら変わりはないでしょう。
そうならない為にも、自分の休める時間を含めたスケジュール管理が重要になってきます。
A.企業との取引はうまくいきません。
企業が動いているのはあなたが本業に従事している時間です。メールを使うにしても、そこにはどうしてもタイムラグが発生してしまいます。
休日に娯楽やスキルアップを狙っている社会人をターゲットにするのが良いでしょう。
A.顧客に振り回されない商売が理想です。
例えば、パソコン修理を例にすると、パソコンはいつ壊れるか分かりません。例えば夜中などにその対応を迫られることがあるでしょう。
また顧客にとっても、1秒でも早く治したいのに、週末しか対応できませんでは利用したいとは思わないでしょう。