気になるニオイもよせつけない洗濯を干すときのワザ
子供がいる家庭では、洗濯物の量が増えるのも悩みのひとつ。
乾きが遅いと雑菌が繁殖して生乾き特有の嫌なニオイが発生し、もう一回洗う手間も増えてしまいます。
水道代や電気代節約の妨げにもなってしまいますね。
洗濯物がこれまでよりも早く乾かせる簡単な方法を紹介します。
部屋干し、外干しの参考に!
洗濯物はこうすればより早く乾かすことが出来る
風通しを良くする
洗濯物を早く乾かすための要は「風」です。
風があたるのとそうでないのとでは、乾くまでの時間に大きな差がでます。
特に部屋干しするときは、少しだけでも窓を開けましょう。
風の通り道をつくる
まったくの無風状態よりはマシですが、部屋干しをするときは、窓を1カ所よりも2か所以上開けて風を通らせましょう。
外に干すときも、風の流れは重要です。
風上にバスタオルなど大きなものを干してしまうと、他の洗濯物に風があたらず乾きにくくなります。
干すときは衣類を重ねない
風を通りやすくするため、衣類どうしの間隔をあけましょう。
洗濯物に空洞をつくる
靴下やスウェットなど厚手のものは、空洞をつくることで乾きやすくなります。
幅広いハンガーを使用して、前・後ろ身ごろが重ならないようにします。
靴下はつま先の布が重なる部分を左右に引っぱり、空洞をつくります。
1回の洗濯量を減らす
干すときに衣類と衣類の間にじゅうぶんな隙間を作ることが可能になります。
1回目の洗濯物が乾ききってから、次の洗濯に取りかかりましょう。
一度に大量の洗濯物を洗うと、汚れ落ちも悪くなりますよ。
換気して湿気をこもらせない
ストーブの熱を使用して干しても、衣類から蒸発した湿気がこもってしまうと「早く」乾くのを妨げてしまいます。
換気扇を回したり、定期的に窓をあけて湿気を逃しましょう。
また、最初に服の左側に熱があたるように干したら、時間をおいて右側にあたるよう、洗濯物の位置を変えましょう。
干すまえに繊維に空気を入れる
パタパタとしっかり衣類を伸ばすことで、繊維の間に空気がはいり仕上がりも柔らかくなります。
縫い目のあるものやズボンは裏返して干す
乾きにくい縫い目やポケット部分が乾きやすくなります。
フードのついた衣類は逆さに干す
フードの他にトレーナーやTシャツなど、袖のついた服は逆さに干すと腋の下部分が早く乾きます。
バスタオルやタオルケットなどの干し方を工夫する
物干し竿に掛けて折りたたんだ状態で干す場合は、片方を短く、片方を長くして干すと、折りたたんだ内側のタオルに湿気がこもらず乾きやすくなります。
部屋の高い位置で干す
熱がこもりやすい上の部分を使わないのは損です。
ストーブなど、火の元に絶対に衣類が落ちない場所を選び、ツッパリ棒などを利用して干しましょう。
扇風機を活用する
窓がなかったり、窓が一箇所だけの場合は扇風機が役に立ちます。
1枚の衣類に集中的に風をあてるのではなく、首ふり機能を使って、万遍なく風を行き渡らせましょう。
除湿機を活用する
干す場所に窓がなかったり、防犯上、窓を開けられない場合は除湿機が便利です。
夜間電力を活用すれば電気代を節約できます。
送風されるタイプの除湿機を使う場合
ピンチハンガーの上部をバスタオルなど大き目の布でドーム型に覆うと、上に流れてしまう風を逃さず乾きやすくなります。
雨や溜まりすぎてしまった洗濯物をなんとかする最終手段
衣類に加えて、大きな毛布やバスタオルなども大量に溜まりお手上げ状態になったら、大きなものだけでもコインランドリーの乾燥機を利用しましょう。
洗いだけは自宅で済ませて乾燥のみコインランドリーで行えば、乾燥機のみの使用なら1回100円ほどで済みますね