生まれた時から最期の時まで、便利に暮らせるデザインハウス|トピックスファロー

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2015年2月16日
生まれた時から最期の時まで、便利に暮らせるデザインハウス

最近はデザインハウスでも生活のしやすさや快適さに重点が置かれ始めました。デザインハウスは、オリジナリティのある住まいが実現できるもの。今回は防犯面やバリアフリーなど、子供からお年寄りまで暮らしやすい住宅についてまとめてみました。

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理想の住まいをデザインする

デザインハウスというと、今までは外観や内装のデザインなどが魅力と考えられてきましたが、最近では生活のしやすさや、快適さにも重点が置かれ始めたようです。デザインハウスは、オリジナリティのある住まいが実現できるもの。しかしこだわり出したらキリがなくなると思います。

今回は、子供からお年寄りまでが住みやすい住宅とはどのようなものか、をポイントにして考えてみたいと思います。これは外せないという設備や機能は誰でもあるはず。
また、あそこをこうすればもっと便利になる、という細かい工夫などもみなさんお持ちなのではないでしょうか。生まれてから最期まで便利に暮らすためには、どんな住宅にするのが良いのでしょう。

デザインは和洋折衷

オリジナリティ豊かなデザインハウスの話で、いきなりこんなことをいうのはアレですが、デザインテイストを自分好みに凝りすぎるのはいかがなものでしょう。

奇抜すぎるデザインや、南欧や北米のスタイルを過剰に意識した場合、きっとオシャレで素敵だとは思いますが、子供の目にどう映るか、また老人が暮らしやすいかを考えてみると最適とはいえないかもしれません。

中には心理的に抵抗感を感じる人がいるかもしれない、ということも考えてデザインを決めましょう。
また、見た目だけにとらわれてしまうと、生活の質を下げてしまうことに繋がる恐れも十分あると思います。誰もが住みやすいシンプルな和洋折衷などをベースにして、その上にこだわりを乗っけるイメージで自分好みに近づけましょう。

悩みどころとなるキッチン

生活動線を意識して、キッチンの位置を決めると良いのではないでしょうか。狭いと不便ですし、広すぎても効率が良くないので悩むところですね。

開放的なオープンキッチンにすることで家族の会話もしやすく、またホームパーティにも向いている作りなので、友人や親戚などみんなが集まる住宅になると思います。
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電気スイッチは低く~細かい点

平均的な大人の身長に合わせて設定されていることが多い、電気のスイッチの高さ。それを少し低めにすることにより、小さい子供でも車椅子の高さからでも操作がしやすくなります。
また玄関にベンチを置くことで、お年寄りだけではなくみんなが靴の履き替えがしやすく便利と感じることでしょう。また手すりも各所につけることで快適な生活ができます。

階段にコンセントを付けるのも掃除がしやすくなる秘訣です。このような細かい点をイメージすることが暮らしやすさへと繋がるのではないでしょうか。

誰もがリラックスできるオープンエアリビング

リビングのように使える広いバルコニー。普通のバルコニーと比較して広く、開放感もあります。これならたくさんの洗濯物も干せることでしょう。また観葉植物に囲まれるようにしてもいいですね。

老若男女誰もがリラックスできるスペースが作り出せると思います。夜はお酒を飲みながらゆったりと夜空を楽しんだりもできますよ。

録画機能付き玄関インターフォン

小さい子供や女性がいる家庭では安心の機能です。また空き巣は留守中かどうかを判断するために、インターフォンを押して確認するといわれています。不在時に誰が訪ねてきたかも気になりますよね。防犯対策に必要不可欠なものではないでしょうか。

冷えを撃退!床暖房

女性やお年寄りのことを考えると、冷え対策はとても重要だと思います。足元から全身に健康的なぬくもりが得られる床暖房は必須。エアコンやヒーターなどのように乾燥しすぎることもなく音や風もないのでとても快適に冬を過ごせるでしょう。

デザイナーや建築家との信頼関係

思い通りのデザインハウスを建てるためには、自分たちのイメージを明確にすることが何よりも重要なことです。どれだけ素敵な住宅を頭に描いていたとしても建築家に伝わらなければ実現できません。

もし、言葉にすることが難しいようでしたら、参考になる写真などを用意するのも手段の一つです。そして、デザイナーや建築家ともじっくりコミュニケーションをとることで理想に近づけることができるはずです。信頼関係を築けるかどうかが自分好みの住宅を建てる鍵となるのではないでしょうか。

今回は生まれてから最期までを暮らしやすく便利にというコンセプトで住宅をイメージしてみました。子供やお年寄りが住みやすい住宅というのは、さまざまな細かい工夫がなされているものだと思っています。

大きな機能の便利さももちろん重要だと思いますが、もしも住宅を建てるならそういった小さな部分にもこだわることが、快適な住宅を作る秘訣なのではないでしょうか。

著者:ねじ山ねじ

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兼業ライターとして活動しています。何かの合間にさくっと読めるものを書いてますので気楽に読み流してください。