3Dプリンターで今日からデザイナー!趣味と実益を兼ねたCADの資格|トピックスファロー

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2013年11月11日
3Dプリンターで今日からデザイナー!趣味と実益を兼ねたCADの資格

目覚ましい進歩を遂げている3Dプリンター。それを動かすにはCADが必要って知っていますか?これまで自動車の設計や不動産で利用されてきたCADの資格が、3Dプリンターの普及により、ますます需要が増えていく見込みがあります。

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CADってなんですか?

3dプリンター

photo by Creative Tools on flickr

『3Dプリンターがあれば、誰でも自宅で好きなものを自作できますよ』という内容のニュースを見たことがありますが、何もない所から品物を作る出す事は出来ません。
3Dプリンターで、品物を作る時に必要な設計図がCADです。

コンピュータ製図ソフト『CAD』

パソコン上で様々な製図を行うソフトがCAD(キャド)。『コンピュータによる設計支援』と説明される事もあります。
正しくはComputer Aided Design。しかし略称のCADで呼ばれるのが一般的です。

今まではPC上で平面的な図面を引くのが主な作業でしたが、パソコンのスペックが上がった事により、立体での表現が可能に。
その為、PC上で実際にモデルを作りシミュレートする事で、欠陥や不具合を事前に判断する事ができるようになりました。

CADが使われる分野

CADは大きく、『機械系』と『建築系』に分類されます。
他にも電子回路の設計ジュエリーデザイナーの仕事にも使用され、3Dプリンターで使用する図面もCADによって作られています。

CADの主な資格『CAD利用技術者試験』

CADの資格として、最も知名度が高いのは『CAD利用技術者試験』でしょう。
基礎的な部分を学ぶのが『基礎試験』『2級』。

1級は『トレース』『機械』『建築』と、専門的な3種類に分かれています。

時代の主流は『3次元CAD利用技術者試験』

現在、多くの企業が2次元(平面図)から、3次元(立体図)へ移行しつつあります。
もし、これから本格的にCADを学び、仕事として活かしていくのであれば、『3次元CAD利用技術者』の資格取得を目指す事をおすすめします。

ただし、3Dは平面図から立体物に仕上げる作業も含まれますので、CAD利用技術者試験がムダになるという事は無いでしょう。

3次元CAD利用技術者試験の試験内容

3次元CAD利用技術者試験は『1級』『準1級』『2級』の3つがあり、2級と1級・準1級の併願受験が可能(1級と準1級の併願受験は不可)。

2級試験では、3次元CADの概念、設計、計測や解析方法。さらには情報セキュリティやネットワークといった周辺知識をマークシート方式で判定。
2級に3次元CADシステムを使用した試験はありません。

準1級と1級では、実際にソフトを使用したモデリングがメインとなり、文章や2次元図面から正確に3Dイメージを作り上げる事。そのモデルから体積や表面積を計算する事になります。

物作りの現場でCADは欠かせない

どんな業界にせよ、モノづくりの場において、設計図の作成(手書き図面のトレース)は無くてはならないものです。
今後、平面図が3Dの立体図面に移行する事はあっても、重要が無くなるという事は無いでしょう。

また3Dプリンターがもっと安価になり、家庭でも手軽にモノ作りができるようになれば、仕事としてだけでなく、趣味としてCADを利用するケースが増えていく事も十分に考えられます。

医療現場にまで進出する3Dプリンター

2013年、3Dプリンターにより、皮膚や臓器、血管、骨、皮膚までもが作れる可能性が出てきました。
すでにモノづくりの現場だけに留まらない3Dプリンター。
それを操る腕の良いCAD技術者のニーズは高まるばかりです。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。