痔主女子も悩む、切痔を再発させない法則|トピックスファロー

  • ライター求人
10,231 views
2014年12月4日
痔主女子も悩む、切痔を再発させない法則

再発が多く悪化しやすい「切痔」。今回は、この「切痔」の診療内容と、再発防止をご紹介します。

フリーライター
  
その日のトイレは、少々苦戦したのを覚えています。

もともとわたしは便秘症で、う○こをするにもひと苦労でした。
硬いう○こをすると、たびたび肛門付近に痛みはありました。でも、そんな痛みは市販薬でなんとかごまかしていました。
しかし、ある日、便器が大量の出血で真っ赤に!!
しかも、そこそこ痛い。

真っ先に頭によぎったのは「大腸がん」でした。
直接、患部が見えないところからの出血は怖いものです。
4ff1cfe2b0bd54f661a59fb2de72ebde_s

ある日便器が真っ赤に・・・「ガン」と恐れて病院へ

女子のみなさん、お尻から血が出たことありませんか。
ツキイチの月経のことではなくて、もっと恐ろしい出血です。

そう、排便のあとに起こる出血です。

トイレットペーパーにちょっと赤いものがつくぐらいなら経験はあるでしょう。
しかし、便器いっぱいが血まみれなんて、見たことありますか?
わたしはあります。
一瞬「ガンか!?」と誰もが焦ってしまいます。
落ち着いてください、その判断は早計です。

ほとんどの出血は「痔」であることが多いんです。
そう、「痔」なんです。
あなたのお尻は「痔」に冒されているかもしれません。

今回は私の経験談をもとに、「痔」の中でもよく起こる「切痔」の再発防止についてお話させてください。
「切痔」ってすぐに再発するんですよ。

ネットで症状を調べてみる

さて、大量出血後、まずやったことはスマホでの調査。

検索エンジンで「便」「出血」などのキーワードで症状を検索。
もしかしたら「がん」かもしれないという不安を抱いて、片っ端から記事を読みあさりました。

すると、
・血の色が真っ赤
・大腸がんの出血は見た目ではわかりにくい
・肛門付近の痛み
などの理由から「大腸がん」の疑いよりも「痔」である可能性がでてきました。
わたしが痔・・・・・orz

でも、女性には多いんです、「痔」。

情報収集の末、大量の出血があることから「内痔核」だと自己判断しました。
「内痔核」だと手術が必要になる可能性があります。

「いぼ痔」の手術は、それはそれは大変な苦痛を強いられると、風のうわさで聞いたことがあったので、青ざめました。

病院で診察、爽やかイケメン医師による内視鏡検査

「痔」にしろ「がん」にしろ、大量の出血を見るととにかく医師に診てもらいたくなります。
「血」=「死」とどこかで刷り込まれているのかもしれません。
慌てて評判の良さそうな肛門科の病院をネットで探し、予約して診察してもらうことに。

それが間違いでした。

診察室にいたのは、若い爽やかイケメン医師。
なぜ、女性医師のいる病院を探さなかったのでしょうか。

症状を説明すると、やはり「内痔核」の可能性もあるということでした。
イケメン医師にお尻を差し出す、わたし・・・・。
直接、指先で患部を確かめる「触診」のあとに、簡易的な内視鏡検査を行うことになりました。

軽めの全身麻酔を施され、意識のない中、直腸をさらけだす。
麻酔の切れる1時間ほど、診察台で眠ってから、再度、医師に呼ばれます。

ネットで手に入れた情報と違う?

内視鏡で撮った画像を見ながら、爽やかイケメン医師が、丁寧に説明してくれます。

イケメン医師「出血は確認できましたが、内痔核ではありませんね」
わたし「あっ、そうなんですか」
イケメン医師「切痔が酷くなってますね」
わたし「あっ、そうなんですか」
イケメン医師「古傷があり、そこが裂けやすくなってますね」
わたし「あっ、そうなんですか」

治療法は、炎症を抑える座薬と、便を柔らかくし血行をよくする漢方薬の服用のみ。
手術は免れましたが、乙女のハートはボロボロになりました。

病院の選択は、慎重にしましょう。
でも、とっても親切丁寧に説明してくれる良い先生でした。

けれど、おかしいな。
ネットで検索したときは「切痔の出血は少ない」と書いていたはず。

どういうこと?

三大肛門疾患「いぼ痔」「切痔」「痔ろう」

ここで軽く痔の種類をお話しますね。
「痔」といっても定義は様々らしいのですが、いわゆる「三大肛門疾患」というものがあります。
つまり、多くの人がかかりやすい「痔」の症状が3パターンあるんですね。

ぽっこり膨らみが気になる「いぼ痔」(外痔核)(内痔核)

お尻に違和感がある、なにかコリコリしたような膨らみがある。

これが肛門の外側にできたしこりならば、「外痔核」といいます。
外側にできたイボなので、表面的な治療だけで済む、一番難易度の低い痔になるでしょう。

原因は、座りっぱなしや冷えからくる血流の悪さが多いようです。
出血は少ないですが、痛みを伴うことが多いです。

痛みはないけど、大量の出血が・・・
こんなときは内側、直腸の入り口付近にできたイボから出血している可能性があります。
これは「内痔核」といいます。
痛みがないのに、とてつもない出血をするので、一番「ガン」と間違えやすい痔の種類になります。

素人の判断で、今回の症状から「内痔核」だと思ったんですね。

古傷になって再発も多い「切痔」(裂肛)

食事の制限によるダイエットをし始めた人は便秘になりやすいです。
食事量を減らしたことで、腸の動きが悪くなるかららしいですね。

そして久しぶりの便意にトイレにいくと・・・出ない。
仕事中などはゆっくりトイレに入っていられませんから、無理にいきんでしまいますね。
すると、肛門の入り口が裂傷を起こします。

出血はトイレットペーパーに付く程度で少ないのですが、かなりの痛みを伴います。
ちゃんと食事制限から肛門付近のケアまでしっかりしないと、どんどん悪化しやすい痔です。

治療には手術が必須「痔ろう」(痔瘻)

肛門そのものよりも、少し外れた箇所にしこりが出来て痛みがある。
そこには、便の細菌による膿が溜まっています。
膿を取り除けば楽になりますが、治療はそれだけで済みません。

この細菌はどこから侵入したのか。
それは直腸付近に感染ルートがあります。
「肛門小窩」という箇所から便の細菌が「肛門腺」に侵入し、膿を溜めます。

手術でこの侵入経路を塞がないかぎり、何度も膿が作られてしまいます。

この症状になる人は少ないですが、かかってしまうと治療もハードな内容になりますね。

いろんな痔が同時に起こりうる

イボ痔と切痔が、同時に併発することも考えられます。

今回はたまたま初期の「内痔核」と「切痔」が、併発していたのかもしれません。
たしかに、内視鏡の画像を見せられたときに

「内側は少し炎症していますが、手術はいらないですね」

と言っていたので、「内痔核」も座薬で治す方向だったのかもしれません。

再発防止のために、日々の努力を公開します

切痔は、気を抜いているとすぐに再発してしまうもの。
なので、日々の努力は怠ってはいけません。

病院で処方された薬は必ず服用する

家の中なら座薬も入れやすいんですけど、さすがに外出時に座薬は難しいですよね。
でも、座薬は排便後、炎症を抑える効果の他に、患部を殺菌してくれる効果もあります。

少し多めに処方してもらえることが多いので、必ず携帯しておきましょう。

水分をたくさん摂取し、食事もコントロール

まずは便秘を治すことから始めます。
水分はまめに摂り、食物繊維が豊富な食べ物を意識して食べるようにします。

当たり前のことなんですが、これが当たり前にできていたら「痔」にはならないわけで。

ダイエットをする場合は、上記のことにプラス、腸の動きが弱まらないように運動もできるだけ行います。

便意をガマンしない

女性は便意があっても気づかないことも多く、また、我慢しやすいようです。
我慢すればするほど、腸に溜まった便から水分が吸収されていきます。
つまり、お腹に長居してしまうと、硬くなってしまい、出すときに塞がりかけた傷が再び裂けてしまう可能性が高くなるのです。

少しでも「ん?」と便意を感じたら、トイレへ行きましょう。

オリーブオイルでマッサージ

赤ちゃんや幼児が便秘になったとき、綿棒にオリーブオイルをつけて、肛門の入り口をマッサージすることがあります。

これは、いろんな育児書にも書いてあり、病院からも教えられます。

子供にしていいなら大人だって・・・

ということで、大人でもやっちゃいます。

便秘症の人は、どんなに努力しても便が硬くなりがちに。
なので、綿棒にオリーブオイルを染み込ませてマッサージします。

見た目はかなり間抜けですが、これが効果あり。

マッサージ効果で肛門付近も柔らかくなっており、一石二鳥ですね。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。
以下が、この記事のまとめになります。


1.お尻に違和感があったら病院へ行く
2.病院は、しっかりと調査をして選ぶ
3.お薬は必ず治るまで服用する
4.便秘を治す努力をする
5.便意を我慢しない
6.どうしても出ないなら、オリーブオイルでマッサージも


お尻の症状って自分では、なかなか確認することができませんね。
だからこそ、病院での診察は必須になります。
また、肛門科でも内視鏡検査のできる病院は限られますので、調査してくださいね。

女性でも多い、「痔」の病気。
できることなら、早めに治療したいものです。

そして、実は内視鏡検査で「大腸ポリープ」も見つかりました。
なので、内視鏡検査ができる病院をおすすめします。

著者:みちだあこ

フリーライター
アイコン
2児の子供を育てながら、アロマテラピストになるために奮闘中。育児関係やアロマなどの「香り」に関することやリラクゼーションについてご紹介します