あなたの飲んでいる水は、どこから?
はい!私は富士山標高1.030メートルから採水された水を飲んでいます!
東日本大震災以降から流行りだしたウォーターサーバーですが、私がマーキュロップと契約したのは2015年。それはマンションの赤水が酷くてウォーターサーバーを探しているときに出会いました。
いろんなウォーターサーバーの会社と比較して、決定打になったのが
「会員様には国立公園の中にある工場の見学ができるんですよ」
この一言でした。
実は「富士山の水」といっても、明確にどこからどこまでで採水された水という定義はないそうです。そのため、「え、こんなとこから水を汲んでいるの?でも富士山の水って名前つけちゃっていいの?」なんて会社もあるそうな。しかし、マーキュロップはなんと国立公園の中に特別に工場建てていいよ、と許可をもらったといいます。
いつも飲んでいる水がどこから汲まれているのか気になっていたので、さっそく見学ツアーに参加してきました。
工場見学プラス観光ツアーを選択!
申し込みは水の配達のお兄さん、もしくはマーキュロップ公式サイトから申し込みが可能です。
日程は以下の時期に開催しています。
・工場見学のみツアー
「山梨遊びに来たついでにちょっと寄っていこう」という人や、「気軽に家族だけで工場見学したい」という人におすすめのコースです。
・工場見学プラス観光ツアー
工場見学のあとに、河口湖散策や樹海探索があるコースです。お昼ごはんには山梨名物「ほうとう」が食べられる!
私はこちらのほうがおすすめです。
現地集合なので交通費だけ実費
参加費はどちらのコースも基本的に無料です。
ですが、現地集合なので交通費は実費になります。
また、遠方から来た場合の宿泊費も実費になります。
大自然の中国立公園にある工場
東京駅から出発した筆者。工場の場所まで簡単に到着できました。
東京駅から一本!
富士山特急の河口湖駅まで何度も乗り換えしなければと乗り換え案内を見ては唸っていたとき、筆者の長男(鉄オタ歴9年)が、「河口湖駅までなら一本で行けるよ」と教えてくれました。
えーほんとーにー?と調べたらほんとにありました。
しかもちょうど集合時間の10時30分到着!その名も「快速ホリデー」
朝の6時に家を出て、乗車。
もちろん、駅弁は忘れずに。
富士山が世界遺産登録されたせいか外国人観光客も多く見られました。
到着すると、そこに富士山が!!
駅からは工場までマーキュロップさんの車で送っていただきました。
フロントガラスの目の前に富士山が!車は富士山に向かって走るので、本当に富士山の近くまでいくんだなあと感じます。
どんどんあたりは鬱蒼と木々が茂った森のなかへ。
「このあたりは国立公園だから、景色を損なわないように電柱も茶色になっているんです」と運転してくれていたマーキュロップの方が説明してくれました。
たしかに、電柱が茶色で、まわりの木々と見分けがつきません。
工場は大自然のどまんなかにあった
しばらく走っていると、「マーキュロップ」の看板を発見!
外観から、とても清潔感の漂う建物です。
まずは他の参加者の方と一緒に工場見学。
建物の中も、どこもかしこもお手入れが行き届いていて綺麗でした。工場というと少し汚れたイメージがありましたが、全くありません。
2階から、天然水がボトルに汲まれて、再び出荷されるまでの流れを見ることができます。
作業場も、いたってシンプル、余計なものを極限まで省き、清掃しやすくしているそうです。
子どもたちは工場ロボットのアームに興奮気味。
天然水が入れられるボトルは、再利用されるため、ちゃんと人の手で破損や汚れがないか細かくチェックされます。
その後、埃がほぼない部屋に運ばれ、天然水が汲まれます。
いつも飲む天然水が、すごく丁寧に扱われ、さらに細かい部分にまで気を遣ったこだわりの中で汲まれたのだと思うと、これからも安心して飲むことができます。
特別に許可をもらって天然水を汲んでいる
なんと、この工場は富士山標高1.030メートルの場所に建てられています。
2015年現在では、ウォーターサーバーの中では日本一高い場所にあるそうです。
誰にでも簡単に、国立公園に工場を建てられるわけではありません。
厳しい審査を得て、はじめて許可をもらい工場を建てるそうです。
そのためには国の許可だけではなく、その町の人々の理解も必要となってきます。
さらに、天然水が汲める量は定められており、一定量以上は汲んではいけないことになっています。
つまり、許可が出たからといって「いくらでも汲んでいい」わけではないんですね。
コーンが富士山でかわいい
見学のあとは湖畔探索と樹海で冒険
ウォーターサーバーの工場見学は他社でも行われているそうですが、その周辺まで観光できるものは少ないそうです。
マーキュロップでは、工場見学だけではなく、河口湖周辺を散歩し、樹海をプロの方が案内してくれるプログラムもあります。
ロープウェーに乗って富士山絶景
河口湖では船に乗って湖を楽しんだり、ロープウェーに乗って景色を眺めたりできます。
筆者は大の高いところ大好き人間なので、迷わずロープウェーを選択。
「かちかちやま」のモデルになった山らしく、ロープウェーはうさぎと狸がモチーフになっていました。
「かちかちやま」って、おばあさんを食べちゃったりちょっと怖い昔話ですよね、そういえば
ロープウェーに乗って、かちかちやまのてっぺんへ!
湖と富士山がこれでもかって言うほど見渡せます。
ちょうど厄年だったので、富士山へ手を合わせておきました。
厄除け厄除け・・・
大きな洞窟を冒険!ワクワク樹海散策
最後は樹海・・・
樹海というといろいろと曰くつきで怖いイメージがありますが、今回はちゃんと散策用のコースをプロの案内人の方が案内してくれます。
案内人の方が、樹海の豆知識をたくさん教えてくれます。
例えば・・・千年前まで樹海には直径1メートルを超える巨木がたくさん生えていたそうです。その巨木が富士山の噴火により溶岩に巻き込まれ、溶岩の中で燃え尽き、そして、その後に出来上がったのは巨大な空間。
木の周りで溶岩が冷えて固まり、巨木の形を残したまま空洞ができあがったらしいです。
そして、溶岩は水を浸透させます。
天然のろ過装置です。
てんから降り注ぐ雨が溶岩によってろ過され、美しい地下水へと流れていきます。
だから、富士山の天然水は美味しくて綺麗だと言われるそうです。
このような話が聞けます。
意外にも、知っていそうで知らなかったお話ばかり。
聞いて損はありません。
そして、この巨大な洞窟の中を入ることができます。
子どもたちも、おっかなびっくり「きゃーきゃー」と懐中電灯を照らしながら、洞窟を進んでいました。
樹海って、なかなか自ら「行こうかな」なんて思いません。
子どもたちにとっても、富士山の樹海を冒険できるいい機会でした。
これだけ遊んで日帰りで大丈夫
朝から、工場見学、ほうとうを食べて、河口湖散歩に樹海の冒険。
これだけのコースを巡っても、東京なら日帰りで大丈夫です。
自宅に到着したのは21時前ぐらいでした。
そして、これらほとんど交通費と夜のご飯とおみやげ代しか費用がかかっていません。
マーキュロップ会員だけの特典です。
子どもたちには大ウケの工場見学でした!
マーキュロップ 公式ホームページへ