知らなかった。冷え性が引き起こす6つの病気|トピックスファロー

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2014年3月5日
知らなかった。冷え性が引き起こす6つの病気

体が冷えると、さまざまな不調が起こります。冷え知らずの体作りがとても大切なのです。 冷え性が原因で起こる6つの病気を紹介しながら、冷えが体に影響を及ぼすその恐ろしさや改善策について考えていきたいと思います。

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体を温めて、腰痛や不妊の予防を

近年、特に若い女性はファッション性を重視して薄着の方が多いですが、実は体が冷えるとさまざまな病気の原因となってしまいます。
できるだけ体は冷やさず、暖かい格好をするほうが良いのですが、それでは冷え性が引き起こす病気にはどのようなものがあるのでしょうか。


まず、ひとつめは女性特有の子宮の病気です。体が冷えると、女性ホルモンの働きも悪くなります。女性ホルモンの分泌がうまくいかないと、子宮にも影響が出てきます。体を冷やすと、不妊にもなりやすいと言いますが、女性にとって大切な部分なので大切にしてあげなければいけません。生理痛のときも、おなかを冷やしてはいけません。

生理のときは下痢気味になることも多いので、尚更、体は冷やさないようにしましょう。


2つめに、冷え性から起こりやすい病気が腰痛です。元々腰痛持ちの方は特に、冷えると筋肉も硬直しますし、寒さに耐えるために体の変な部分に力が入ります。また、猫背にもなりやすいですし、血流の流れも悪くなってしまいます。このように、不自然な体型を続けることや、筋肉のこわばりや緊張などからも、腰痛がひどくなります。腰まわりにカイロを貼ったりして、腰周りを冷やさないようにすることが大切です。


美肌のためにも、体は冷やさないようにしましょう

冷え性で起こる病気の3つめは、肌荒れです。

体が冷えると体内のすべての血流が悪くなります。血の巡りが悪くなると、さまざまなホルモンの分泌も活発ではなくなります。そうすると、肌細胞の新陳代謝も悪くなり、老廃物が出にくくなってしまいます。そして何より、お肌は常に乾燥しています。

優しくマッサージをして体を温めて、血流を良くしてあげることが大切です。バランス良く女性ホルモンがきちんと働くことが、お肌のためには何よりですので、美肌でいたいなら体を冷やさないように心がけましょう。血色も悪くなります。

そして4つめですが、食欲不振や内臓機能の低下から、便秘がちになります。
体が冷えると、内臓も冷えてしまいます。内臓が冷えるということは、それらの働きが鈍くなるということです。

通常ならば、例えば胃は食べた物を消化しようと元気に働きますが、冷えるとその働きが低下するために、食欲がなくなってしまいがちです。

そして食欲がなくなると、食べる量が減り、そうすると悪循環で腸の働きも弱まり、食べていないので出す物も減って便秘がちになるのです。寒いからこそしっかり食べて、快便でなければいけないのに、食べずに便秘が続くようではとても不健康です。

暖かくして、内臓を冷やさないように気を付けましょう。

免疫を上げるためにも、冷え知らずの体作りを

5つめに、頭痛や肩こり、不眠なども冷えから起こることがあります。

これも血流の流れの悪さや、体がリラックスできない状況から起こるものです。

そして最後に、体が冷えると風邪を引きやすくなります。

この大きな原因は、免疫力の低下です。「冷え性は万病の元」という言葉がありますが、これは冷えると体の免疫が落ちて抵抗力が弱まるので、いろいろな病気にかかりやすくなるからです。風邪はその1番身近な例です。体が外からやってきたウイルスをはねのけて闘う力が、なくなってしまうのです。

冷え性は、今まで挙げた6点を考えても、結局はすべてつながっています。

子宮も内臓もホルモンも、冷やすと活動が弱まるわけです。人間の体にとって、「冷え」というものは大きなストレスとなるのです。

冷え性を改善するためには、暖かい格好は勿論ですが、適度な運動がとても大切だと思われます。

筋肉を快適に躍動させることにより体も温まり、血流の流れも良くなります。そして心身共に免疫力が付くのです。

そのほかにも、生野菜よりも温かく調理した野菜を食べるようにしたり、生姜パワーを取り入れたり、お風呂にゆっくりとつかってリラックスするなど、毎日の生活にちょっとした工夫を取り入れて、冷え知らずの体作りをしたいものです。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。