自己破産を誰にも知られないコツ
自己破産をする事が決まったら、周りに知られたくないのが普通でしょう。会社、近所の人、家族、親戚などに知られないか心配になってしまいます。
しかし、誰にも知られずに自己破産する方法もあるため、ちょっとしたコツを知っておく事をおススメします。
周りの人に知られないコツ
給与の差し押さえに注意
自己破産する前には借金の滞納をしていると思いますが、その際に給与の差し押さえをされないように気をつけてください。差し押さえをされると当然会社側にも連絡がいき、自己破産の事実が知られてしまう事があります。
ただし、自己破産をすれば給与の差し押さえや取立てなどは出来なくなるため、そうならないうちに専門家に相談すれば良いでしょう。ダラダラと借金の返済を先延ばしにするくらいなら潔く自己破産を決めるか、または業者に支払いの相談をする事です。しかし、自己破産をすると一定期間資格を失う専門職業もありますから、必ずしもバレ無いということではありません。
保証人に知られないコツ
自己破産の申告さえしてしまえば、保証人にはなんら影響はありません。借金を延滞し放置すれば当然保証人にも迷惑をかけますが、自己破産をすれば取立ては中止され知られる事はありません。
しかし、自己破産しても保証人の支払い義務がなくなったわけではありませんから、保証人を破産手続きの対象者から除外するために話さないとならない場合もあります。
こんな場合は知られる可能性があります
家族に自己破産を隠すのは無理
同居の家族がいる場合は、自己破産の事実を隠し通すのは難しいでしょう。自己破産する際には同居の家族の収入を証明する書類が必要となり、100%隠し通すのは難しいからです。
住宅ローンは難しくなる
住宅ローンのように高額なローンを組む際には、家族の過去歴も調べられる事があります。同居の家族に自己破産をした人がいれば、審査に通らない事もあります。その際に家族にバレてしまう可能性もあるでしょう。
クレジットカードが作れなくなる
自己破産をするとブラックリストとなり、5年~8年くらいはクレジットカードが作成できなくなります。本人が作成できないだけなら誰にも知られませんが、もしその人が一家の稼ぎ手で専業主婦の方がいる場合影響する事となります。
専業主婦の方がクレジットカードを作る際には、夫の収入を証明する書類の提出などが求められます。このときに夫が自己破産してれば当然妻もクレジットカードの作成が出来なくなり、家族に知られる事となるでしょう。