【30代女性の転職】結婚出産の採用への影響/転身に良いタイミング|トピックスファロー

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2013年4月15日
【30代女性の転職】結婚出産の採用への影響/転身に良いタイミング

30代の女性の転職でやはり気になるのは、結婚や出産。結婚もしたいし出産もしたい。でも、キャリアだって大切…そんな複雑な想いを抱える働き女子は少なくありません。結婚や妊娠出産と転職のタイミング、結婚や出産の転職への影響などを紹介しています。

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結婚・出産の転職への影響

考える女性

結婚したいし、子供欲しい。でも、キャリアだって大事!そんな女性はたくさんいます。
転職して、しばらくしたら結婚しよう…なんて、のんきなことを言っていたら、出産はどんどん遅れてしまう…。
仕事とプライベートのどちらを優先すべきなのか…迷うところですよね。

結婚や妊娠・出産は、転職に影響するのでしょうか??その答えは「NO」です。

結婚しているから採用しないという企業は少ない

「結婚しているから採用しない」とか、「妊娠予定があるから採用しない」という企業は少ないようです。
今後妊娠・出産した場合に、その会社でどのような働き方をしていけるのかというビジョンを持っていることが大切
また、子育て中の人も自分ができる働き方が明確になっていることが大切です。

もちろん、「子供が病気になったら出勤できないし、残業も一切NG」など、条件ばかりを並べていては採用に影響してしまうかもしれませんが、「○曜日だったら残業できます」とか「子供が病気になっても母のバックアップがあります」など…何かあった時に自分はどう対応できるのかということを明確にしておくことで、採用側の不安も解消できるでしょう。

何も明確になっていなくて、「大丈夫なのか!?」と思わせてしまうと、やはり結婚や出産が採用に影響してしまうかもしれません。

面接で「結婚や妊娠の予定はありますか?」と聞かれることが多い

やはり未婚女性の場合、面接で結婚や妊娠の予定を聞かれるのは珍しいことではありません
採用する側も、結婚・出産したらすぐ辞めてしまう女性を採用したくはありませんよね!?結婚・出産後は仕事をどのようにしていきたいのか、はっきり伝えられることが大切でしょう。

「結婚のことを聞かれたら何て答えよう…」と自信のない姿勢で面接に向かえば、やはりそれは面接官にも伝わります
もしかしたら、結婚したいと考えている女性の採用に否定的な企業もあるかもしれませんが、自信を持って面接に向かえなければ、相手に自分の良さを伝えることもできないでしょう。

また、実際に就職してから結婚・妊娠となった時に、「結婚や妊娠の予定がある」と伝えたうえで、採用された企業ならば、結婚・妊娠後も安心して働けるのではないでしょうか。

結婚と転職のタイミング

結婚の予定があるけど、転職もしたい。結婚と転職、どっちを先にすべき??と悩む女性は多く、結婚前と結婚後ならば、「結婚前の方が転職に有利」と考える人が多いようです。
しかし、出産の予定や出産後の働き方などを明確にしていれば、結婚後の転職も不利ということはないでしょう。
また、採用以外の面では結婚前と結婚後の転職で、次のような違いがあります。

結婚式の準備

仕事をしながらの結婚式準備というのは、思っている以上に大変です。慣れた職場でも大変ですが、転職して慣れない職場の場合はなおさら、結婚準備は大変かもしれません。
また、ハネムーンに行きたくても、入社間もない場合には休暇を取るのに気が引けてしまうということも…。

結婚式の招待客

転職前に結婚式を行う場合には、慣れ親しんだ同僚や上司を招待することができますが、転職後の結婚式の場合は、慣れない新しい職場の同僚・上司を招待する必要があるでしょう。

妊娠と転職のタイミング

妊娠は計画通りになるものではありませんが、妊娠・出産後の転職となると、数年先になってしまうから、(年齢的に)転職後に妊娠・出産したいと考える人が少なくありません。
しかし、転職後の出産となると、転職後1年以上経過してからでないと育休を取得できない可能性もあります。

「35歳までには出産したい」など、出産の年齢にも希望がある場合には、育休取得のことも考慮して、転職の時期を検討する必要があるでしょう。

「産後の転職は不利になる」と考える人も少なくありませんが、先にも紹介したように出産後の転職だからこそ、産後の働き方についてより明確にできるというメリットもあるので、決して転職にデメリットばかりとは言えないでしょう。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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