女性を悩ませる更年期障害
40代になってから少しのことで疲れたり、すぐにイライラしたり、急に訳もなく悲しくなったり…
そんな心身の不調を訴える女性が多くいます。
少しずつ女性ホルモンが減少してくる年齢にさしかかると、出始める更年期障害の症状。中には、20～30代で症状が見られることもあります。
主な症状
のぼせやめまい、不眠、情緒不安定など、更年期障害では様々な症状があらわれます。
症状の種類や程度は、人によって異なります。
よく見られる症状を挙げておくので、体調に不安があれば、病院に相談するようにしましょう。
- ホットフラッシュ：ほてり・のぼせ・多汗など。
- 冷え：特に顔はほてるのに、下半身は冷える「冷えのぼせ」という症状が多い。
- めまい：ふわふわ浮くように感じることが多い。
- その他：耳鳴り、肩こり、腰痛、不眠、頭痛・イライラ・食欲不振など・・・
プラセンタは更年期障害に効果的！？
軽い症状で普段通りに生活できる人もいれば、日常生活に支障をきたすほど重症化する人もいます。
いずれにしても更年期に起こる症状は不快なもの。
できれば一刻も早く改善したい！
そんなときには、プラセンタを使ってみるのも一つの方法です
。
日本語では「胎盤」を意味し、治療用に加工したり、注射薬、コスメ、サプリメントなどにもプラセンタエキスが用いられています。
美容成分の一つとして知られているプラセンタですが、更年期障害のいろんな症状を緩和するのにも効果的なんだとか。
更年期障害に効くプラセンタの働き
更年期障害に効果的なプラセンタの大きな働きとして、「ホルモンバランスの調整」があります。
そもそも不快な症状は、更年期のホルモンバランスの乱れが原因で起こるものなので、定期的にプラセンタを投与すれば更年期の症状が改善されるというわけです。
また、ホルモンバランスが整うことで精神の不安定も解消されると言われています。
変わる更年期障害の治療
近年、プラセンタが更年期障害に効果を発揮することが広く知ら
れて、更年期障害の治療にプラセンタ注射を使う病院が増えてきています。
漢方薬やホルモン剤を用いた治療方法のほかにも、このような新しい治療法が登場することで、患者さんの選択肢が増えますね。
しかも、美容にも効果的な成分ですから、更年期の辛い症状が和らぐだけでなく、肌にも良いなんて一石二鳥！
ちなみに、更年期障害の治療でプラセンタ注射を受けた場合は、保険適用となります。
詳しいことは病院に相談・問い合わせしてみましょう。
ただし、美容目的でプラセンタを用いた治療を受けた場合は、保険適用にはならいないので注意してください。