紫外線警報発令!絶対に【しみ】をつくらないUVケアはここから|トピックスファロー

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2012年10月23日
紫外線警報発令!絶対に【しみ】をつくらないUVケアはここから

メイクの下地にUVクリームを使うなどして美白ケアを徹底している女性は少なくありませんが、余計な紫外線は浴びないのが一番!美白ケアの神髄は一年を通した紫外線予防にあります。特に気を付けたい、しみそばかすの原因・紫外線が増えるタイミングとは。

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しみを絶対作らないなら紫外線を知り尽くした対策がいい

美白の基本は過剰な紫外線を浴びないこと。
それは、しみやそばかすといった、一度沈着してしまったメラニン色素を消したり薄くしたりするのは至難の業だからです。
それゆえ、肌が浴びる紫外線対策はきちんとしなくてはいけません。

紫外線は殺菌効果や、体内でのビタミンDの合成や、新陳代謝皮膚抵抗力の促進等、人体の生命活動に有用なものではありますが、問題は紫外線を浴びる量が多すぎることにあるのです。

日本では長らく、日に焼けた褐色の肌が健康的というイメージが定着していましたが、現在では 紫外線が肌や体の健康に悪影響を与えるということが、細胞や遺伝子レベルで明白になってきていて、紫外線に対する考え方も徐々に変わってきています。

しかし、国が率先して紫外線対策をしているアメリカやカナダ、オーストラリアなどの諸国に比べると、日本はまだまだUVケアに関して後進国と言えます。

UV-AとUV-Bのはなし

紫外線や赤外線を含む太陽光の中でも、紫外線がメラニン色素の沈着の原因となることは周知の事実です。
太陽から放射され地球に届くエネルギー、つまり太陽光に紫外線は含まれていて、これが日焼けやしみ・そばかすを引き起こすメラニン色素の沈着を招き、しみや乾燥など肌や健康へ悪影響を及ぼします。

紫外線やその他の太陽光は波長によって分類されていて、その中でも人間の生活環境や影響から地球に届く紫外線をさらにUV-A、UV-B、UV-Cと分けています。
このうち、私たちの肌や健康に影響しているのはUV-AUV-Bとなります。

UV-A

私たちが浴びている紫外線の約9割以上はUV-A。
波長が長いため、季節や天候に関係なく地上に降り注いでいます。

UV-Aは紫外線の中では肌への悪影響が最も少ないと言われていますが、メラニン色素を酸化させ肌の色を黒く色素沈着させます。
一般にサンタンと呼ばれている日焼けです。

UV-Aは真皮にまで届き、UV-Bよりも多く活性酸素を発生させ、光老化を引き起こすので、しわやたるみの原因となります。

UV-B

全紫外線の5%程しか占めていないと言われるUV-B。
UV-Bはこれまでオゾン層により吸収され地表には届かないとされていましたが、近年、わずかな割合で地表に到着してることがわかりました。
その波長はUV-Aより短いために表皮までしか作用しないものの、影響度が強く、しっかりとした対策が必要になります。

UV-Bに当たって日に焼けた皮膚は、赤く熱を持ちヒリヒリとした痛みを伴ったり、時には水ぶくれになどを引き起こしてしまいます。
この日やけの症状はサンバーンと言われ、肌に色素沈着を起こすサンタンと区別しています。
UV-Bを浴びることで色素細胞がメラニン色素を作り出してしまいます。

メラニン生成は一種の肌の制御反応でもありますが、シミやそばかすの種となり、肌の見た目にも影響してきます。

UV-C

UV-Cは人間が生活している地上には届いていないと言われています。
しかし、紫外線は波長が短いものほど皮膚へ悪影響を及ぼします。
UV-Cは三種類の中でも一番波長が短いため、UV-AやUV-Bとは比べ物にならないほど高エネルギーで危険とされています。
従って、今後環境破壊が進むにつれ、将来的にUV-Cが脅威となる可能性は否定できません。

紫外線(UV‐B)量が多くなる条件

UV-AやUV-Bなどの紫外線が地表に降り注ぎ、地面や建物にぶつかると、跳ね返って“照り返し”(紫外線反射)となります。
このことも考慮すると日傘や帽子だけでは紫外線から完全に逃れることはできないという事になります。
地域による差異はありますが、赤道付近の方が紫外線量は多く、例えば同じ日本国内でも沖縄は北海度に比べると紫外線量は2倍も多くなると言われています。
紫外線量が多くなる条件に合わせて、対策も相応に強化していきましょう。

一日では(時間帯)

一日の中で最も紫外線が多い時間帯は正午を挟んだ前後3~4時間。
なんとその量は一日でふりそそぐ紫外線の半分以上にもなります。

一年では(季節)

紫外線対策は年間を通して行うのが美白ケアの基本ですが、UV-Bは3月から9月にかけて量が多くなります。
特に紫外線量が多いのはやはりで、真冬に比べるとその量はなんと約5倍!

高地と低地を比較

標高が高い山などでは、空気が澄んでいる分、紫外線の影響は受けやすくなります。

紫外線量は天気にはどれだけ左右される?

やはり晴れた日はUV-Bの量は増えていきますが、雨の日が安心とは限りません。
薄曇りの日ですら5~8割のUV-Bが地上に届いていると言われています。

地表の状態(照り返し)

スノーボードやスキーなどのウィンタースポーツをする人は、キラキラと白く輝く新雪に注意しましょう。
新雪の場合、紫外線反射率はなんと8割を余裕で越えます。
上からも下からも紫外線をたっぷり浴びることとなります。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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