お風呂をもっとゴージャスに、便利にしてくれる人気の設備|トピックスファロー

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2013年2月11日
お風呂をもっとゴージャスに、便利にしてくれる人気の設備

家を新築するとなると、施主や家族は夢や憧れを出来る限り盛りこみたいと思うものです。もちろん、予算や法規制が許す範囲内で実現できる夢や憧れを取捨選択しなければなりませんが、実現すれば嬉しいものです。新築の際に大きな夢を抱かれるスペースの一つであるお風呂に入れたい設備などを解説していきます。

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癒しと寛ぎを生み出すバスルームには何が欲しい?

お風呂に入るという習慣は、身体の汚れを洗い流し体臭を防ぐだけでなく身体に溜まった疲れを癒してくれる効果があります。お風呂に入るのが嫌いという人も少なくありませんが、自宅の新築ともなれば話は別です。毎日どころか毎朝毎晩時間の許す限り入りたくなるようなお風呂を作りたい、と思うのが多くの施主が共有する偽らざる心境でしょう。
そんな毎日入りたくなるような気持ちのいいバスルームを作るためにぜひ導入を検討したい設備について解説します。

お湯が冷めにくい魔法瓶浴槽

お風呂の醍醐味は何と言ってもお湯を張った湯船に飛び込まんばかりに身体をザブンと沈めることでしょう。程よいお湯の熱さがじんわりと身体を駆け巡って、次第に玉のような汗が額に浮いてくると感嘆の溜息が口から洩れてくるものです。

しかし、湯船に張ったお湯はしっかりとふたを閉めていても次第に冷めていくもので、お風呂に入る順番が後になればなるほど温いお湯でお風呂に入らなければなりません。追い炊きやお湯足しすればお湯の温度は何とかなるのですが、さすがに不経済というもの。
そこで注目されているのが「魔法瓶浴槽」です。コーヒーやお茶を冷まさないように持ち運べる魔法瓶の構造を応用した浴槽で、蓋をすれば長時間お湯の温度を維持できるという優れものなのです。
家族の帰宅時間が不規則になりやすい家庭にお勧めです。

後始末が楽な速乾床

お風呂に入りたがらない人の中には「入った後の後始末が面倒」という理由でお風呂に入らない人もいます。湿気が多い風呂場はカビの温床になりやすく、お風呂に入った後はしっかりと壁や床の水滴をふき取らなければならないからです。

そこでお勧めしたいのが「速乾床」です。速乾床はその名の通り、水滴が溜まりにくくすぐに乾く加工が施された床です。水滴は表面張力という力が働いているため、ふき取らないでおくと長時間そのまま残ってしまい湿気の原因になってしまいます。速乾床は水の表面張力が働きにくい加工をしてあるので水がスッと引き、後始末を簡単にしてしまうのです。
ただし、全く掃除しなくていいというわけではなく定期的に掃除していないと効果が薄れてしまうので注意しましょう。

マッサージ効果で抜群の癒しを得られるジェットバス

お風呂が疲れを癒すのは体温上昇に伴う血行の促進と、水圧によるマッサージ効果のためと言われていますが、「湯船に浸かっていても全然疲れが取れない」という人も少なくないでしょう。
マッサージが疲労回復に効くのは体中に溜まった疲労物質が分散されるからですが、ただお湯につかっているだけでは疲れを癒すのに十分なマッサージ効果が得られないのです。

疲れを癒すお風呂にしたいのであれば、湯船をジェットバス付きのものにするのがおすすめです。勢いのある気泡をお湯の中に吹き出して流れを作ることで、お風呂のリラックス効果をさらに高めてくれます
噴出口に身体を寄せれば強いマッサージ効果が得られるので、お風呂に癒しを求める人には最適です。

節水にも使える多機能型シャワー

お風呂は湯船があればいいというわけではありません。頭や身体を洗うためのシャワーも必要です。
しかし、シャワーは水を出す時の水圧だけでノズルまで水を届かせているので水を無駄遣いしやすいものです。

水の量や出方を操作できて、節水にも効果を発揮する多機能型シャワーは非常に便利です。機種によっては空気を水と同時に吹き付けて節水と洗浄力を両立しているもの、水道水に含まれるカルキを抜く機能があるもの、肌にやさしいビタミンCを配合する機能があるものなど、目を引く機能が付加されています。

家庭用浴室の究極・露天風呂

自宅のお風呂は、寝室の次に心身ともに落ち着く場所と言えます。しかし、家庭用の浴室はシステムバス全盛になっているため、どこか無機質でのっぺりとした印象が強く落ち着かないこともしばしばです。
銭湯や健康センター、温泉旅館などの共同浴場は他の利用者もいるけれども、不思議と家庭用の浴室よりものんびりリラックスできてしまうものです。

家庭用浴室の無機質さをカバーし、上質な安らぎを演出するために窓が設けられているシステムバスを選ぶ人も多いのですが、あえて露天風呂を自宅に作るという人も中には居ます。
覗き防止の衝立を建てるコストや掃除に手間がかかるという欠点もありますが、頭上には青空や満天の星空が広がり贅沢な時間を過ごすことが出来ます。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。