介護士は知識だけでなく経験やスキルが必須!
介護資格の中には養成校を卒業するだけで取得できる資格もあり、長く経験を積んだ人よりも、現場経験のない資格取得者が評価されるということもありました。
しかし、知識ももちろん必要ですが、介護の現場には経験やスキルも必要です。現場未経験者よりも、資格を持たない経験者の方が、現場で活躍できるというのは当たり前のことと言えるでしょう。
ここで紹介する介護の「キャリア段位制度」とは、現場での活躍に不可欠なスキルや技術を証明する検定試験なのです。
「キャリア段位制度」は転職にどう役立つ??
介護業界内での転職の場合、その職場でどんなに活躍していても、肩書きや資格以外に、現場でのスキルや経験を証明するものがなく、今までの経験を生かした転職が可能ではありませんでした。
資格や職務経験の年数、その職場での肩書きだけでなく、どんな業務をこなせるかというスキルも明確に知らせることができるのです。
やる気UPにも!
介護福祉士資格などの介護系資格には、実務経験が必要になるものがありますが、年数のみであり、どんな業務を行っていたかということは考慮されません。
そのため、スキルアップのために通常の業務を生かせることは、知識と経験年数でしかなかったのです。
しかし、キャリア段位制度が導入されると、普段の職務そのものが、レベルの認定に必要な職業能力の習得につながるのです。
普段の職務の中で介護のプロを目指し、それが認定されるのですから、やる気の向上につながるでしょう。
給与にも影響する可能性大!
有資格者というだけで給料が高いということもあったかもしれません。資格がなくても、長く経験を積み、さまざまな業務をこなせる人も多くいるでしょう。
レベル認定が給与に反映される可能性は高いと言えます。自分の働きが、給料に反映されやすくなるというのは、大きなメリットと言えますよね。
レベル認定はどのように行う??
レベル認定は、内部評価と外部評価により認定されます。試験を受けに行くのではなく、職場内での活躍をみて認定するということになります。
内部評価は「アセッサー」という、講習を受けた事業所内の職員が行い、さらに外部の評価機関が確認します。
特別な試験を行うのではなく、普段の働きを評価するということです。認定に関する詳細は、介護キャリア段位制度の専用ホームページで確認できます。
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