虫歯で失った歯をインプラントで補う時に知っておくべきデメリット|トピックスファロー

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2012年9月25日
虫歯で失った歯をインプラントで補う時に知っておくべきデメリット

虫歯が進行しすぎてしまうと、歯の根っこからポロリと抜け落ちてしまうことさえあります。こうなってしまうと入れ歯やブリッジ、インプラントなどの義歯で補わなければなりません。義歯の中でもインプラントは天然歯同然に噛めるのが利点ですが様々なデメリットがあるのです。

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虫歯治療の最終手段・インプラント

一度虫歯になってしまうと、簡単には治らないものです。患部を削って虫歯に効く消毒薬を混ぜたセメントを盛りつけたり、ドリルで穴をあけて神経を抜いて銀歯を被せたりするといった方法で治療しなければ虫歯を治すことはできません。
しかし、このような虫歯治療も進行しすぎてバキバキに欠けた歯や、虫歯のせいで根っこからズボッと抜けた歯には通用しません。
ここまで虫歯が進行してしまったら、もう詰め物や被せ物ではなく歯を抜いて義歯に変えてしまうのが一番手っ取り早いのです。

義歯の効果とは何か

入れ歯やブリッジ、そしてインプラントに代表される義歯は、完全に抜け落ちてしまったり保存できないくらいに損傷した歯を補う唯一の手段です。
義歯を入れる目的には「審美性の維持」「歯の機能の回復」があります。

人がニッ、と口の端を吊り上げて笑ったときに、歯列にぽっかりと隙間があるとみっともなく感じるものです。隙間が大きくなればなるほど、その人に対する印象は好ましくないものへと変わっていきます。
印象の悪化につながる歯の脱落を補い見た目を取り戻すのが、義歯の目的の一つなのです。

そして何より大事なのが、抜けた歯を補って食べ物を噛めるようにすることです。
食べ物の美味しさは舌だけで味わうものではなく、歯ごたえやのどごしも含めて味わうものです。歯が抜けたままだと歯ごたえを感じにくいだけでなく、歯茎に噛んだ時の痛みが伝わってしまい美味しい料理も台無しになってしまいます。
義歯を入れて抜けた歯を補うことで、自前の歯があった時のようにバリバリ食べられるようになるのです。

一番自然な噛み心地の義歯は?

義歯には入れ歯、ブリッジ、インプラントがありそれぞれ付け方も適用できる状態も異なっています。
入れ歯は複数本の歯が脱落した状態でないと適用できないし、ブリッジは脱落した歯の両側の歯を削らなければ装着できないし、インプラントは顎の骨に充分な量がなければ手術できません。

この中で最も自然な噛み心地で食事を楽しめるのが、インプラントです。
入れ歯を装着する歯茎との間に隙間が出来てしまうため、硬い物を噛みづらいし隙間に食べカスが入り込んでしまうことが多々あります。
ブリッジの場合は自然な歯と同じように硬い物も噛めるのですが、ブリッジを装着している歯に掛かる負担が大きくなるため、歯の摩耗が早まってしまう原因になります。
インプラントの場合は、自前の歯と同じように根本が顎の骨にがっしりと食い込んでいるため、硬い物を噛んでも痛くないし食べカスも詰まりません。

インプラントのデメリットは?

インプラントは一本からでも入れることができて、周りも気付かないくらいに自然な見栄えと天然の歯と変わらない食生活を得ることが出来ます。
しかし、インプラントは未だ入れ歯やブリッジにとって代わって義歯の主流にはなっていません。なぜなら、インプラントには多くのデメリットがあるからです。

一番のデメリットは「治療費が高い」ということです。虫歯で失われた歯を補うためのインプラント治療は保険が適用されない自由診療となるため、多額の治療費が掛かります。
高額な治療費でも医療費控除をすればある程度は戻ってくるので、長い目で見れば保険診療と変わらない額になりますが、それでも手が出しづらいことには変わりありません。 >

第二に、「治療完了まで時間が掛かる」ということです。インプラント治療は、「義歯の根元を顎骨に埋め込む」「義歯本体を根元に付ける」の二段階で行われるのですが、義歯の根元が顎骨と完全に結合するまでには半年近く掛かってしまうのです。

第三には、「手術ミスで血管や神経を傷つけられてしまうことがある」ということです。インプラント治療を行う際には、顎骨にドリルで穴を開けなければならないのですが、下顎骨のすぐ下には神経や血管が通る空洞があるのです。
ドリルを押し進めすぎると血管や神経をひっかけて損傷してしまい、時には命に関わる事態にまで発展してしまう危険性があるのです。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。