ツライ手の冷えを改善・予防するにはマッサージがオススメ!
冬場はもちろん、夏も冷房などの影響で冷え性に悩む人が少なくありませんね。寒い場所にいると、最初に手先が冷えてきます。
手も足と同じように心臓から一番遠くにあり、その上関節が多く、脂肪が少ない部分なので温まりにくいと言われています。
また、加齢によるホルモンバランスの乱れも、手の冷えに関係しているんだとか。
寒い場所にいても暖かい場所にいても、常に手が冷たい・・・そんな人にはマッサージがオススメです。
冬の外出時に手袋などでしっかりと手の防寒をするだけでなく、マッサージで血行を良くすることも忘れないようにしましょう。
簡単!ハンドマッサージの方法
毎日のこまめなケアが、手の冷えの改善・予防につながります。ハンドマッサージをすることで手にある沢山のツボが刺激されますし、新陳代謝も促進されるので、全身にも好影響を与えますよ。
1. ハンドクリームを手全体にのばす
お気に入りのハンドクリームは少し多めに手に取り、手全体に優しくのばしましょう。
手のひらでハンドクリームを温めてからつけると、隅々にまで行き渡りやすくなります。
ベタつきが苦手な人は手の甲に馴染ませてから、余った分を手のひらにつけると良いですよ。
2. 指を刺激する
指の側面を挟むようにつまんで、1本ずつゆっくりと引っ張りましょう。
第一関節から上を引っ張り上げるような感じで、少し強めに引っ張るのがポイントです。
3. ツボを押しながら揉む
それぞれの指の付け根にあるツボを揉みながら、ほぐしていきましょう。
イタ気持ちいい程度の力で押してみてくださいね。
親指と人差し指のつけ根の間には、『合谷(ごうこく)』というツボがあり、ここを押すと全身が温まります。
4. 手のひらと甲をさする
手のひら全体に円を描くように、数回さすりましょう。
指の付け根から手首のほうに向かって、手の甲をさすりましょう。
5. 両手を強く合わせる
両手を合わせて、指を強く押し付けるようにしたあと、力を緩めましょう。
これを数回繰り返すことで、手全体の血行が促進されます。
6. ストレッチをする
手首を外側にしならせる、手首をブラブラする、手を握ったり開いたりするストレッチを行いましょう。
ストレッチで手の緊張をほぐして、マッサージ終了です。
ハンドスパでマッサージ効果をアップ!
マッサージの前にハンドスパを行うことで、ハンドクリームの成分が肌の奥へと浸透していき、マッサージ効果をよりアップさせることができます。
もちろん、手の冷えにも効きますよ!マッサージ同様、ハンドスパも簡単にできるので、ぜひお試しください。お好みで、マッサージ後にやってもOK。
用意するもの
- ビニール袋、またはラップ
- ヘアーゴム
- ホットタオル
やり方
- ハンドクリームを手全体に軽く塗りましょう。
- 手にビニール袋をかぶせて、手首の部分をヘアーゴムで留めます。(または、ラップで手を包みます)
- その上からホットタオルを巻き、10分ほどキープします。すると、手全体がじんわりと温まるはず。