【書き方や相場など】結婚式に招かれたゲスト必読のご祝儀マナー|トピックスファロー

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2013年4月19日
【書き方や相場など】結婚式に招かれたゲスト必読のご祝儀マナー

結婚式に招かれるのは嬉しいことですが、ご祝儀のことで悩む場合も少なくありません。連名の場合表書きはどうする?常識的な金額はいくら?などが良い例でしょう。書き方が間違っていたり、相場からあまりにもかけはなれた額を渡したりしてひんしゅくを買わないように、ご祝儀におけるルールをきちんと学んでおきましょう。

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結婚のご祝儀のマナーやルールを心得ていますか?

結婚にはご祝儀がつきものですが、いざとなると「どれがご祝儀袋だっけ?」「筆ペンで記入は可?」「いくら包むのが妥当?」など混乱するものです。うっかりミスをして先方に非常識な人などと思われては大変ですから、結婚のご祝儀におけるマナーやルールをきちんと心得ておきましょう。

ご祝儀袋の選び方

ご祝儀袋

ご祝儀袋にはシンプルなもの、凝ったデザインのものなど色々な種類がありますが、包む金額を基準に選ぶのがセオリーです。
包む金額が高いほど装飾が豪華なものを選ぶ、と考えてください。
近年ではパッケージに3万円~5万円用などと書かれている商品も多いですから、迷ったらそれを参考にしましょう。

水引の形にも色々ありますが、一度きりの意味をもつ『結びきり』を選ぶのが正解です。

大別して紅白の紐が巻かれているタイプと、印刷されているタイプの2つがありますが、選ぶべきは前者です。後者は緊急時以外使わないようにしましょう。

ご祝儀の書き方

ご祝儀の書き方

ご祝儀の表書きに使用する筆記具は、筆が理想的ですが、筆ペンやサインペンでもかまいません。
濃い墨やインクを使用して、字がかすれないようしっかり書いてください。

文字を入れる場所は水引の中央上下、方向は縦書き、書体は楷書体が基本です。

水引の中央上には『寿』『御結婚御祝』『御祝』のいずれかの文字を記入し、水引の中央下には贈り主の氏名を記入します。氏名は表書きよりも小さめを意識して書くようにしてください。

夫婦連名の場合

夫婦連名の場合

夫婦連名の場合は、苗字の下に2人の名前を並べて書きましょう。

このとき左右を間違えないよう気を付けてください。右が夫の氏名、左が妻の氏名です。

連名の人数と順番

連名の人数と順番

連名の人数は3人までと決まっています。3人の名前を記入する場合は、まず最年長者の氏名を中央に書きます。その左隣りに次年長者、さらにその左隣りに最若年者…といった順番で書いていきましょう。地位や年齢差がなければ、あいうえお順に記入してください。

※連名人数が4人以上になる場合は、水引の中央下に代表者の氏名を書き、その左側に『他一同』と書きます。他3人の氏名は半紙や奉書紙などに記入して、中包みに入れてください。

社名を入れたい場合

社名を入れたい場合

『○○商事』といった具合に社名を入れたい場合は、氏名の右斜め上に記入します。
氏名より小さめを意識して書いてください。

ご祝儀の相場

ご祝儀は気持ちが一番大切とはいえ、やはりそれなりの金額を包む必要があります。
気持ちが込もっているからといって、あまりに安いと社会人としての常識を問われたり、最悪信頼関係にヒビが入ることもあり得ますから、目安金額をちゃんと把握しておきましょう。

贈り主の年齢と新郎新婦との間柄。目安金額は、この2つの要素によって決まります。

新郎新婦との間柄

贈り主の年齢

 

20代

30代

40代以上

兄妹、姉妹

3万円~5万円

5万円

5万円~10万円

親戚

2万円~3万円

3万円~5万円

5万円~10万円

甥、姪

3万円~5万円

5万円~10万円

友達、知人

2万円~3万円

3万円~5万円

3万円~5万円

会社の上司

3万円~5万円

3万円~5万円

5万円

会社の同僚、部下

2万円~3万円

2万円~3万円

3万円

上記はあくまでも目安であり、必ずしもこの金額を厳守しなければならないということはありません。
急な招待を受けたためお金の都合をつけられない、自分の収入額を考えると5万円以上は厳しいといった事情がある場合は、年齢や間柄に関係なく3万円(ご祝儀の相場価格とされています)でOKです。

その他に注意すべきこと

4と9は、死と苦を連想させる縁起の悪い数字ですから、結婚など祝事には相応しくありません。
それになぞらえて、ご祝儀の金額も4万円と9万円は避けましょう。

偶数も『割れる=別れる=離婚』を連想させるため良くありませんが、『夫婦』や『カップル』のイメージがある2万円ならばセーフです。先方がそういったジンクスを気にするタイプであれば、お札の数を工夫すると良いでしょう。

例:1万円札1枚+5千円札2枚

著者:加賀原まこ

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