カレーと聞くとテンションあがる
カレーは子供だけでなく、大人にも人気のメニューのひとつだ。
「今日はカレーよ」というママのひと言に「やった~!」と思わず喜んでしまうものだ。
そんな、普段何気なく食べているカレーでも、カレーを愛し、カレー通を名乗る人も多い。
しかしカレー通を名乗っていても、カレーの種類や歴史、製法からスパイスなどについて、あまりにも知らなさすぎる、というのが実情だ。
より美味しいカレーを食べる本当のカレー通になるために、ここは「カレーマイスター」に挑戦してみて欲しい。
カレーマイスターとはなんだ?
「カレーマイスター」は、日本野菜ソムリエ協会が運営している。
カレーマイスターの専用サイトでは、カレーマイスターを、
・カレーをこよなく愛し、カレーに関する様々な知識の習得に努め、カレー文化の発展に尽力を惜しまない人。
・一般生活者の方たちに、カレーを通じて食の楽しみを語ることができ、社会へ働きかけることができる人。
だと定義されている。なかなかその使命は重いのだ。
カレーマイスターのメリット(その1)
カレーマイスターになると、
・カレーの知識やおもてなしのノウハウを得ることができ、食生活をより豊かに楽しむことができる。
・カレーに不可欠なスパイスの特徴や体へもたらす効果を知ることで、カレーをより美味しく、健康的に楽しめるようになる。
・カレーに関する価値ある情報にアクセスできる。
という。「カレーに関する価値ある情報にアクセスできる」というのがちょっと意味不明だが、とにかく普通に食べる以上にカレーを美味しく食べることができるようだ。
カレーマイスターのメリット(その2)
もちろん、カレーを提供する飲食店でも有益な資格だ。
・お客様とコミュニケーションスキルの向上や、お客様に喜ばれる演出方法を見つめ直すことができる。
・カレーを体系的に学び、付加価値のある商品開発を実現できる。
・生活者視点での商品提案が可能になる。
というメリットがあるという。
カレーマイスターを目指す人
つまり、カレーマイスターを目指す人は、
・カレーを極めたい方。カレーを愛して止まない方。カレーに関するあらゆる知識を深め、カレーの魅力を世の中に伝えたい方。
・自分のカレーやスパイス料理の幅を広げたい方。
・カレー店に勤める方。お客様とのコミュニケーションに役立てたい方。
・カレーの新しい世界を築いていきたい方。
には必須な資格なのだ。
カレーマイスターコース
だが、カレーマイスターへの道のりは簡単なものではない。
マスターしなければいけないことは多い。
カレーコミュニケーション
まず、「なぜカレーが好きなのか」その理由を分析し、改めてカレー好きの自分と対面する。どのようにコミュニケーションすると、よりカレーの魅力を伝えられかを考え、分析をもとにコミュニケーションスキルについて学習する。
カレーヒストリー
日私たちが日常口にするカレーがどのように生まれ、変化してきたのか、その変遷や、現代カレー事情として各国各地のカレーを学ぶ。
スパイスサイエンス
カレーに欠かすことのできないスパイス。10種類以上のスパイスを実際に手に取り、香りをかいだりしながら、スパイスの特徴を体感し、カレーをより美味しく、ヘルシーに取り入れるコツを学ぶ。さらに、自分の好みに応じてスパイスをブレンドするMyカレーパウダーづくりの実習も行う。
カレープロデュース
Myカレーパーティーをプロデュースする。そして、もっとMyカレーを魅力的にみせる方法を考える。おもてなしのノウハウも交えながら究極のMyカレーを目指す。
カレーマイスターを極める
カレーは、様々なスパイスを使い、野菜や肉などの食材をルーで煮込んで仕上げる料理だ。
インドとパキスタンで作られていた料理が発展し、現在では国際的にも人気のある料理のひとつだという。
日本には明治時代にイギリスから伝わった。それが日本オリジナルのカレーライスとして進化していった。
誰もが愛するカレー。1日3度でも大丈夫なカレー。そんなカレーの魅力を多くの人に伝えたい! という想いからカレーマイスターへの修行は始まる。
とにかく、インドの山奥まで修行に行かなくても日本でできるからラクチンだ。