女性も注目「DIY」の資格
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DIYとは「Do It Yourself(ドゥイットユアセルフ、自身で作ろう)」という意味で、業者に頼らず、自分の手で生活空間を作っていく考え方の事を言います。
また、現在では生活空間のみならず、モノ作りやモノの修理・改造など、幅広くとらえられています。
元々は男性向けのイメージが強いDIYですが、「DIY女子」「DIY女子部」と言った言葉が生まれているように、女性の方にも注目されています。
参考URL:自分で作ろうオシャレなおうち フェリシモ女子DIY部|フェリシモ
DIYアドバイザーは、そんな「DIYer」を対象に、DIYに関する正しい知識を身に付け、正しい指導・相談・アドバイスを送るための技術を測る資格です。
DIYアドバイザーは、この資格単独で食べていける、という資格ではありませんが、例えばホームセンターDIYコーナーでお客様への対応に役立ったり、リフォーム業やインテリアコーディネーターの仕事などで持っていると得な資格です。
もちろん、趣味の日曜大工にも活用できますので、仕事で必要ないという方でも、DIYを趣味にしている人は取得を考えてみてはいかがでしょうか。
試験概要
一次試験を合格すると、翌年・翌々年の2年にわたり、一次試験免除の特典を受けることが出来ます。
資格の有効期限は5年間で、引き続き資格を有効するためには、所定の手続きが必要になります。詳しくは、協会へ問い合わせましょう。
試験概要 |
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受験資格 |
試験年度の4月1日に満18歳以上であるもの。 |
試験日程 |
【一次試験】 8月 |
試験会場 |
【一次試験】 【二次試験】 |
受験費用 |
【受験料】 13,650円 |
試験内容 |
【一次試験】学科 【二次試験】実技・面接 |
合格率 |
【一次試験】 45.4% |
公式サイト |
DIYアドバイザー合格の道
日本DIY協会から公式の参考書「DIYアドバイザーハンドブック」と、過去問題集が販売されています。
学科試験の勉強は、それらを中心に行っていくとよいでしょう。
また、独学で勉強するのは苦手だ、という人は、通信教育を活用するのも1つの手です。
参考URL:
資格試験実施要項 – 日本DIY協会
※ページ下部「DIYアドバイザーをめざす勉強法」を参考に。
DIYアドバイザー 通信講座(通信教育) | 産業能率大学 プロカレッジ
過去問を繰り返し勉強することで、どのような問題が出題されるか傾向を掴むことが出来ます。
勉強で大切なのは、反復して勉強する事です。
しっかり知識を身に付けるために、テキストは1周だけでなく、2~3周程度行うとよいでしょう。また、時間があれば、通勤時間や寝る前などに、DIYアドバイザーハンドブックを読んで、問題の演習をしておくと良いでしょう。
また、学科試験に関する研修会も行われていますが、こちらに参加しなくても合格した、という人はいますので、時間とお金に余裕があれば参加する、という形で良いかと思います。
学科試験合格後の実技試験は、一次試験合格後に実技研修会に参加できるので、それに参加しておくとよいでしょう。
今まで自己流でDIY技術を磨いていた人もいるでしょうが、間違ってないか確認するいいチャンスです。
また、実技試験では「木工組み手」がほぼ必ず出題されるようなので、これは基本として練習しておくとよいでしょう。
実技試験の際、時間が気になったり、緊張によって慌てて作業してしまうことがあるかもしれませんが、あくまで安全第一、落ち着いて作業を行うようにしてくださいね。