大量の英単語を効率的に覚えるテクニック
漢字、カタカナ、ひらがなのバリエーションがある日本語に比べて、英語は視覚的な特徴に欠けていると言えます。また漢字のように、見た目から意味を推測することもできません。私たち日本人がなかなか英単語を覚えられないのは、英語にこういった特徴があるためだと言われています。
しかし諦めは禁物、日本人なんだから無理…とさじを投げてはいけません。
下記のようなテクニックを駆使すれば、誰でも大量の英単語を効率的に覚えることが可能だからです。
単語と関係の深いものを一緒に見る
新しい英単語を覚える際は、単語だけでなく、その単語と関係の深いものを一緒に見るようにしましょう。
そうすることで似たようなものを見た時に、単語がすぐ頭に浮かぶようになります。例えば“Apple”であれば、本物のリンゴ(写真でもOK)も一緒に見るといった具合です。ちなみにインパクトの強い映像を見て、イメージを焼き付けるというのも手!
類語や反対語もまとめて覚える
近い意味を持つ類語は、1つ1つ覚えるよりも、まとめて覚えたほうが効率的です。
例えば“Light(明るい)”であれば、“bright(輝く)”や“sunshine(陽光)”の単語も、同時に頭に入れてしまいましょう。それぞれの反対語も同時に覚えると、さらに◎です。一気に単語の蓄積量を増やせるだけでなく、連想力もアップさせることができます。
書く・聴く・声に出して読み上げる
英単語を確実に頭に定着させるには、書く・聴く・声に出して読み上げる、の3つの作業を行う方法が有効です。自分の声を録音してリスニングを行えば、発音チェックもできて一石二鳥です。
単語を覚えたらベッドに直行する
新しいことを覚えた後にすぐに睡眠をとると、記憶が定着しやすいことが明らかになっています(ドイツのリユーベック大学の研究チームによる実験結果です)。睡眠時は、一時的な記憶保管庫である脳の海馬から、長期的な記憶保管庫である新皮質に、すぐに情報が移されるためです。
復習は長期的スケジュールで行う
復習をする場合は、時間や日にちを置いてから再度行うなど、長期的なスケジュールを立てて行いましょう。「今すぐ10回反復!」「3回繰り返したからOK」など、一気に終わらせようとするのは良くありません。このようなやり方は、大抵次の日になると綺麗さっぱり忘れてしまうものだからです。