【リピーティング】真似る英語のスピーキング練習で発音が上達!|トピックスファロー

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2013年11月12日
【リピーティング】真似る英語のスピーキング練習で発音が上達!

お手本となるオリジナル音声をマネることによって、スピーキングが上達する英語の練習法【リピーティング】とは?シャドーイングとの違いや効果的な上達法をお教えします。

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スピーキングが上達する英語の練習法「リピーティング」

聞いた英語の音声を真似して復唱する「リピーティング」には、どんな効果があるのでしょう。

リピーティングってどんな練習法?

リピーティングとは、お手本となるオリジナルの英語音声を聞いて、文章などの1つの区切りごとに同じようにマネして声に出す練習法です。繰り返し行うことで、ネイティブスピーカーの発音や抑揚が身に付くことから、TOEICのようなスピーキングのテストにも効果的です。

さらに、1文ごとに声に出すことから、stop playing(ストップレイン)やmake it up(メイキラッ)のように、音が消えたりつながったりするリエゾンなどの独特な言い回しが、自然に口から出てくるようになります。

このように、比較的抑揚がないといわれる日本語に慣れてしまっている日本人が、波打つような英語の発音や抑揚を身につけるには、リピーティングはピッタリの練習法なのです。

リピーティングとシャドーイングとの違い

同じスピーキングの練習法に「シャドーイング」があります。オリジナルの音声を、影のようにピッタリ追いかけながら真似ていくシャドーイングと、文章などの区切りごとに真似るリピーティングには、似ているようで意外な違いがあります。

「直後」と「少し後」の違いとは?

足跡

例えば、雪や砂の上ではない普通の地面の上で、前方を歩くと足跡が重なるように、後ろからついて歩かなければいけない場合、その人の直後を歩くのと2~3m後から歩くのとでは、どちらが大変だと思いますか?

もちろん、後者の距離を置いて歩く方ですよね。直後を歩く場合は、その人がどこを歩いているのかに関係なく、とにかく足跡を辿って行けばいいのですが、距離を置いて歩く場合は、その人の足跡を一つ一つ記憶しておく必要があるのです。

リピーティングのコツは記憶力!

人の後ろから付いて歩くのと同じことが、シャドーイングとリピーティングにもいえます。
オリジナルの音声が何を言っているのかに関係なく、とにかく声に出してみるシャドーイングに対して、リピーティングでは、耳で聞いたオリジナルの音声を一度記憶してから、声に出す必要があるのです。

そのためシャドーイングと異なり、リピーティングを繰り返すことによって、スピーキングだけでなくリスニングの上達にもかなりの効果があるといえます。

効果的なリピーティングの練習法

リピーティングを始めるの際に重要なポイントをいくつかご紹介します。初歩のレベルから焦らず、徐々にレベルアップしていくことが、リピーティング上達のコツです。

  • 自分のレベルに合った英語の教材を見つける
  • はじめは文章を見ながらでもOK
  • スピードよりも、まずは発音の完コピを優先する
  • 腹式発声で腹から声を出す

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。