気になるニキビ!肌トラブルを改善する
ニキビとは、思春期以降に顔などの皮膚に現れる、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれる皮膚の病気です。大人ニキビになると、吹き出物などと呼ばれるようになります。
ニキビケアは、マメな洗顔などをすることでニキビ予防や改善をすることができます。
ニキビをつくらないようにする洗顔方法をご紹介します。
汚れを落とす
肌の皮脂を落とすことは、肌を清潔にするための基本です。
洗顔前に手洗いをして清潔にし、洗顔料をしっかりと泡立てて洗い流します。
泡で肌を洗っている最中や濯いでいる最中は、ニキビは直接触るなどして、刺激しないようにしましょう。
角化しないように肌をマッサージ
ニキビを揉むと言うと、摘まんで潰してしまうというイメージがあるかも知れませんが、ニキビにはコメドというニキビの元があります。ニキビを潰したことのある人は分かると思いますが、ニキビの中にある白い芯のようなもののことです。
また正確には、ニキビが生じる脂腺性毛包内に皮脂や細菌などが入り、詰まってしまい、非炎症性の皮疹をコメドと言うそうです。
洗顔をしたら、コメドがあるニキビの根っこ部分を、周辺の皮膚ごと摘んで優しくマッサージしてください。
ニキビは直接触らずに、親指と人差し指で摘んで揉み解しましょう。
炎症ニキビは冷やして改善!
ポツンと赤く炎症を起こしている赤ニキビ、気にしている人も多いのではないでしょうか。
ニキビの状態が改善せずに状態が悪化すると、毛穴に詰まった皮脂に細菌が増え、皮膚が炎症を起こしてしまいます。そのためニキビの表面が赤く見えます。
炎症を起こしたニキビは、冷たい水で炎症を抑えてあげるようにしましょう。
石鹸などで洗い、清潔にした洗面器に氷と水を入れ、濯ぎを50回ほどしてください。
バシャバシャと肌にかけて洗うのではなく、優しく肌に触れるようにしながら濯ぎましょう。
肌に水分を与えて保湿する
肌の新陳代謝を正常に保つためや毛穴を引き締めるために、化粧水でパックします。
患部の冷却に繋がり、毛穴汚れを防ぐケアにもなってくれます。
パックは、たっぷりの化粧水に浸してから、顔の上に乗せ、3分間置いておきましょう。
パック後には、さらなる保湿のために乳液を…と思うかもしれませんが、乳液はニキビの多い肌には禁物です!
ニキビを悪化させる細菌は、油が大好きなので、乾燥が見られる部位だけに止めるのがベストです。
歳をとると目立つのがシワ!シワ取り法を伝授
年齢を重ねるにつれて、どんどんと増えて目立ち始めるシワや小じわ。
シワの原因は、目に見える皮膚の表面ではなく、表皮の下にある真皮です。真皮に存在する物質が減少したり、衰えたりするため、弾力などが失われ、シワがつくられていくことになるそうです。
真皮に存在する物質の働きを改善するため、刺激を与えるマッサージをご紹介します。
ほうれい線
ほうれい線は、周りの筋肉が硬いほど、シワが深くなると言われているのをご存知でしょうか。
まず、鏡を用意し、鏡を見ながらほうれい線の位置をチェックしましょう。
小鼻の脇から顎へ続いているほうれい線を確認したら、ほうれい線が始まっているところから親指と人差し指で摘みます。摘む際は、爪で摘むのではなく、指の腹で摘むようにしましょう。
摘んだほうれい線を挟んで、合わせている指をそれぞれ反対方向に動かしてください。イメージは、ほうれい線を2本の指ですり潰すという感じです。
目尻の小じわ
目尻は皮膚が薄いので、マッサージは力を加減しながら行いましょう。
鏡を用意し、目尻の終わりから続いているシワを、ほうれい線同様に摘みます。
もし、アザを作ってしまったら、美容のためにやっていることが裏目にでることになってしまいますので、力加減には十分注意しましょう。
疲れた印象が強くなる!目のクマケア
血行不良などの影響により、目の下にできてしまうクマ。睡眠不足が原因と思っている人も多いのでは?
クマは、水分不足などから来る血液循環の不調によって目の周りに血が溜まったり、色素が沈着したことが原因とされています。
蒸しタオルを使った保温パック
クマは、目の周りの血液循環の悪さからきているというので、血液の流れを促すように目の周りを温めてあげましょう。
濡らして絞ったタオルを電子レンジで30~60秒ほど温めます。触ってみてちょっと熱めくらいが良いと思われるので、レンジにかける時間が足りない場合は調整してくださいね。