節電を気にせず使える便利な暖房器具
寒い冬、節電しなくちゃと意気込んで、冷え込んだ部屋で震えている、なんて必要はもうありません。
電気を使わなくても、しっかり暖まれる暖房を使って、身も心もあたたまりましょう。
ideaco(イデアコ) 「irori(イロリ)」
シンプルに美しく暮らすためのインテリアやデザイン雑貨をプロデュースするブランドideacoの、おしゃれで飽きのこない商品の中でも、エコな発想の商品として話題になったのが、「irori」のテーブル。電気を使わないコタツとも呼ばれています。
丸型テーブルの裏側のレールに、別売りのブランケットを装着するだけと、構造は至ってシンプル。
ポリエステル100%のフリース素材のブランケットは、保温性に優れていて、熱が外に逃げにくいため、湯たんぽなどを中に置いておくだけで、電気なしでもポカポカのコタツとして使うことができます。
ブランケットを外せば、普通にテーブルとして使えるため、一年中、リビングで活躍すること間違いありません。
トヨトミ 「レインボーストーブ」
節電の必要性が叫ばれる中、電気を使わない暖房器具として注目を浴びはじめたのが、石油ストーブ。でも、節電だけじゃないのが、石油ストーブの人気の理由。
ストーブに上には、なべ・やかんを置くことができるため、お湯を沸かしたり、料理の煮炊きや保温に使えるのです。また、ほのかな炎の明るさで室内を照らすことができるため、灯りとしても使えると期待されています。
1952年の石油コンロの製造からスタートした老舗メーカー、トヨトミの「レインボーストーブ」の、レトロ感あふれるデザインと、炎の輪に癒されるはず。
レインボーとは、特殊なガラスコーティングによって、燃焼中に炎の輪が七色に輝くことから名付けられました。この七色の輪は、およそ40Wの明るさなんだそうです。
ネギシ 「エネCATCH」
蓄熱式暖房など、蓄熱に関する優れた技術を持つ、ネギシが開発した便利な蓄熱グッズが「エネCATCH」です。
エネCATCHは、身の回りにある余った熱を蓄えて温める、電気を使わない蓄熱マット。お風呂のお湯や、太陽の光など、どんな熱でも蓄えるのです。
体温に近い温度が持続されるため、小さな子供やお年寄りが使っても、やけどの心配がないのが特徴。
軟らかいシートタイプのため、布団の中などに敷いて使うほか、ひざに掛けたり、折りたたんで持ち歩くこともできます。
41~42℃のお風呂で30~60分ほど温めると、40℃ほどの温かさが10時間近く持続します。
ZIPPO 「ハンディウォーマー」
現在、カイロといえば使い捨てタイプが主流となっていますが、そんな中でも根強い人気を誇るのが白金(プラチナ)触媒式カイロです。
白金カイロが、スキー・登山などのアウトドアや、バイクのツーリングなどで選ばれる理由は、その温かさと持続時間の長さ。使い捨てカイロにはない魅力に、白金カイロの愛好者がふえています。
ZIPPOのハンディウォーマーは、Zippoオイルが気化して、プラチナの触媒作用で酸化発熱する白金触媒式カイロです。計量カップを使って本体にオイルを注いで、バーナーを3~5秒炎であぶるだけで、じわじわと温まってきます。
さりげなくポケットに入れ歩きたくなる、おしゃれな専用ケースーも揃っています。
イワタニ 「カセットガスストーブ」
防災グッズとして、人気が高いカセットコンロ。電気やガスが使えない場合、カセットボンベがあれば、どこでも炊事ができるので、ぜひ揃えておきたいものです。
そして、そのカセットボンベが暖房にも使えるようになったのが、カセットボンベのメーカーとしても有名なイワタニの「カセットガスストーブ」です。
持ち運びに便利なコンパクトタイプですが、ガスによる火力は健在。また、ガスを自動的に遮断する安全機能が、不完全燃焼やガスの圧力の異常にも対応してくれます。
点火時に電気や電池が不要なため、防災グッズの一つに加える価値は大いにあります。