そのままだと赤ちゃんに授乳できない?深刻な陥没乳頭を治す方法|トピックスファロー

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2013年3月27日
そのままだと赤ちゃんに授乳できない?深刻な陥没乳頭を治す方法

女性の2~3%に発生すると言われている陥没乳頭。外見上のコンプレックスになるだけでなく、授乳が難しくなることもあるので厄介です。将来のために完全治癒を望むのであれば、牽引法や切開法などの手術治療を真剣に考えましょう。乳輪下膿瘍や急性うっ滞性乳腺炎、乳がんのリスクがあることも忘れてはいけません!

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女性100人のうち2~3人は陥没乳頭で悩んでいる?

女性の胸の悩みといえばサイズですが、陥没乳頭に悩まされている方も少なくありません。
陥没乳頭とは、乳頭が胸の内側に埋まっている状態のことを指します。
見た目のコンプレックスになるだけでなく、赤ちゃんへの授乳が困難になることも多いですから、決して無視できません。

陥没乳頭は、妊娠していない女性には100人に2~3人、妊娠している女性には10人に1人の割合でみられると報告されています。
また片側の胸に起こることは少なく、ほとんど(90%以上)は両胸に起こるという特徴があります。

なぜこのような現象が起きるのか、なぜ妊婦さんに多くみられ両胸に起こる傾向が強いのか、その明確な理由は不明ですが、生まれつき乳管が短いことや、乳頭の周囲の筋肉が発達しすぎていることが原因ではないかと言われています。

軽症であれば、授乳や自然治癒も可能ですが…

陥没乳頭にはさまざまな症例があり乳頭と乳輪の高さが変わらないくらいの人もいれば、爪で強く押したかのように深い溝ができてしまっている人もいます。
また指やピンセット・寒さによる刺激などで一時的に引き出すことが可能な人もいれば、全く不可能な人もいます。

軽症であれば、乳頭吸引器などの道具を用いれば授乳に困ることはありませんし、成長するにしたがって自然に治っていくケースも少なくありません。
しかし重症だった場合それは難しく、専門的な治療を受けなければ改善を期待できないことがほとんどです。

根本的な解決を望むならば、外科手術を受けよう

根本的な解決を望むのならば、外科手術を受けたほうが良いでしょう。
軽症(仮性陥没乳頭)であれば牽引法、重症(真性陥没乳頭)であれば切開法がそれぞれ適用されますが、病院や症例・医師の判断などによって、別の治療法が適用される場合もあります。

牽引法とは?

牽引法とは、乳頭の左右2ヵ所の付け根を5mmほど切り開き、皮下の乳頭組織を引き上げて、皮下と縫い合わせる手術方法です。
約1週間後に抜歯処理を行いますが、再発を防ぐために、約1ヶ月間は専用の器具をはめておく必要があります。

■手術費用の目安……25万~30万円

切開法とは?

切開法とは、乳頭の皮膚2~3か所に、アルファベットの“Z”の形の切り込みを入れて、三角形になった2つの皮膚の位置を入れ替えて縫い合わせる方法です。
約10日後に抜歯処理を行いますが、やはり再発予防のために、約1ヶ月間は専用の器具をはめておかなくてはいけません。

■手術費用の目安……30万~35万円

※牽引法も切開法も乳管を傷つけない方法ですから、術後に授乳できなくなるようなことはありません。

乳がんが原因かも!乳輪下腫瘍などの病気にも注意

陥没乳頭の方は、乳輪下膿瘍、急性うっ滞性乳腺炎などの病気に気を付けましょう。
乳頭が埋まっているせいで、腫瘍ができたり乳腺が詰まって炎症を起こしたりしやすいためです。

もし乳輪や乳頭に痛みや熱があった場合は、これらの病気の可能性を疑って早目に病院に行きましょう。
また乳がんが原因で陥没乳頭が起きることもありますから、大人になって突然陥没乳頭になった方は十分注意してください。

著者:加賀原まこ

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