良いインプラント治療は歯医者を選ぶことから始まる|トピックスファロー

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2012年10月24日
良いインプラント治療は歯医者を選ぶことから始まる

インプラントを長持ちさせるには、とにかく執刀する歯医者さんをよく選ぶことが重要です。腕のいい医師、最先端かつ安全性の高い技術と設備、アフターケアの完備などインプラントの出来具合を左右する要素は歯医者に罹っているからです。では、どのようなポイントに注意して歯医者を選ぶべきでしょうか?

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

一生付き合えるインプラントを入れるための歯医者の選び方

デンタルインプラントは入れ歯やブリッジなどと違って、メスを入れて骨に穴をあけなければ付けられない義歯です。手術をしなければならない以上は、少しでも腕のいい医師に執刀医になってもらいたいと考えるのが自然なことです。
では、どのようなポイントに注意してインプラント治療を行う歯医者を選ぶべきなのでしょうか?

インプラント手術が経験豊富な医師を選ぶのは基本

どんな診療科でも、診察・治療した患者数の多い医師が信頼されるものです。診た患者数が多いということはその分だけ知識と経験を蓄えており、手術も手順が身体に染みついているといっていいくらいにスムーズに進む物です。

しかし、実働年数が多くても藪医者のまま、という医師も中には居るので、医師としての経験はあくまでも目安の一つとして考えるのが妥当です。

クリニックがインプラント用の設備を充実させていることも大事

インプラント治療は抜歯や麻酔だけでなく、歯茎を切り骨に穴をあけるという大手術が必要になってきます。そのため虫歯・歯周病を対象とした設備しかないデンタルクリニックではインプラント治療を受けることが出来ないほどです。
安全にインプラント治療を行うためには、骨しか造影できないレントゲンではなく血管や神経が造影出来るCTスキャンや脈拍・血中酸素濃度・血圧などを監視するモニタリング装置、出血を少なくできるレーザーメスや電気メス、できれば全身麻酔などの設備がそろっていることが重要です。
インプラント用の医療設備は、手術時間の短縮や医療事故の防止に直結し患者の負担を最小限に抑えるために必要になるものです。そういった患者への心遣いの有無も良い医者を選ぶ基準となるのです。

インフォームド・コンセントが徹底している

一昔前までの医者には、患者に治療方針や手術内容を説明せず独善的に治療を進める傾向が強かったものです。しかし患者やその家族にしてみれば、これほどの恐怖はないもの。何しろ命を預ける相手が自分たちにはろくに説明せずに淡々と治療と思しき行為を進めるだけなのですから。

だからこそ現代の医療現場では、患者と家族にどのような内容の治療を行うのかを事前に説明する「インフォームド・コンセント」の徹底が求められています。
インプラント治療においても、流れ作業のように手術に入るのではなく、患者と話し合いを持ちどのような治療を行うのかを綿密に打ち合わせてくれる医師を選ぶようにしたいものです。

実際にクリニックに通った人の口コミ評判を調べる

最近はどんな種類のクリニックでも公式ホームページを公開して患者へのアピールを行っていますが、ホームページからは率直な意見などは見えてこないものです。その為、ホームページを信頼してクリニックへ行ってみたのに、全然違っていて治療も捗々しくなかったということもしばしばです。
医療系口コミサイトや地域の掲示板を利用して、利用者の意見や評判を調べておくことも大事です。ただし、口コミ情報はバイアスがかかっていることがあるので十分に吟味して判断するようにしなければなりません。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども