【インプラント ブリッジ】費用から見る歯を失った時の最善の選択は?|トピックスファロー

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2012年10月24日
【インプラント ブリッジ】費用から見る歯を失った時の最善の選択は?

歯を失った時の最善の治療法として、『インプラント』と『ブリッジ』があります。両方とも素晴らしい所があり、治療を経験した人も少なくありません。しかし自分が治療をするとなると、どちらが良いかわからないのも事実です。費用やメリット・デメリットを考慮して最善の決定をしましょう。

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失った歯を補うための最適の方法は…

何かの事故や外傷により歯を失ってしまった時、治療法の選択は細心の注意が必要です。
無くなった所にどんな形であれ、歯を入れるわけですから出費は避けられません。
価格のみで判断をするなら、後にトラブルが発生するかも知れません。だからと言って、高額な治療を簡単に決定する事はできません。

ベストは『安く』それでいて『一生大丈夫』というものがあれば良いのですが、現段階でそのような治療方法は無いでしょう。
最近の歯の治療法を見てみますと、歯を失った場合の治療法として『インプラント』か『ブリッジ』が広く受け入れられています。どちらも優れた方法なので、既に治療を受けたことがある人も大勢いるでしょう。
しかし、自分が治療を受けるとした場合、どちらを選べば良いのでしょうか?
2つの治療法に見られる『費用の面』、『メリット』や『デメリット』を比較して、参考にしてみるのはどうでしょうか。

インプラントとブリッジを徹底比較

インプラント

費用

  • 保険がきかない自由診療になるため、全額自費負担になる。
  • 治療に必要な本体が高額。
  • 術前術後に追加料金が発生する。
  • インプラント手術をする場所によって技術料が高くなる。

相場(歯科医によって違うので、全国平均です。)

  • 本体価格※だけでも1本あたり数十万円(平均15~65万円くらい)
    ※国産と海外製で値段は大きく変わります。さらに、別途外科手術費用や検査費用がかかります。

メリット

  • 周りの歯に負担をかけないため、他の歯を失う可能性がない。
  • 耐久能力に優れている。(人工歯冠部の素材にもよる)
  • 顎の骨へのダメージが少ない。
  • 噛み合せが安定する。
  • 義歯であっても違和感なく生活ができる。

デメリット

  • 治療期間が長丁場になる。
  • 人工の歯根を植え込むため、外科手術がいる。
  • インプラント手術に入る前に、顎の骨の手術をする場合がある。

審美性

  • 自分の歯と全く見分けがつかず自然な感覚。一番美しい。

ブリッジ

費用

  • かぶせる部分を銀歯にするなら保険適用になるため安くなる。 しかし、セラミック素材にすると、保険適用外になるので全額自己負担になる。

相場

  • 保険適用→数万円(前歯で2~4万円程度、奥歯でも1~2万円くらい)
  • 保険適用外→数十万円(前歯で15~90万円程度、奥歯でも10~50万円くらい)

メリット

  • 治療期間が短い。
  • 支えとなる両隣の歯が健康であれば、咀嚼能力が向上する。

デメリット

  • 両隣に歯が無いと治療ができない。
  • 両隣の歯を支えにする(橋渡し)為、削る必要がある。その歯が弱ければ安定感がなくなる。
  • ブリッジの部分の脱落や破損の可能性がある。
  • 若干発声に難を感じることがある。
  • 顎の骨にダメージがいきやすい。
  • ケアが難しいため歯周病にかかりやすくなる。それにより他の歯を損失させる可能性が高くなる。

審美性

  • 取り立てて目立つ事もあまりなく、自然な感じでいられる。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。