年収1000万円も目指せる!「柔道整復師」の資格・仕事|トピックスファロー

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2013年5月29日
年収1000万円も目指せる!「柔道整復師」の資格・仕事

日本独自の治療法である「柔道整復師」は整骨院や接骨院から、病院、スポーツまで様々な現場で働くことができます。上手くいけば年収1000万円越えを狙う事も。こちらでは、柔道整復師の資格と仕事の話をします。

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

柔道整復師を目指そう!

柔道をする人

柔道整復師は医療現場を中心に活躍する資格・職業です。スキルを身に付ければ、治療施設を独立開業行うことが出来ます。
今回は柔道整復師とはどういったものなのか、こちらで紹介します。

柔道整復師の仕事

「柔道整復師」という文字を見ると、武道の柔道をイメージをする人もいるかもしれませんが、決してそのようなものではありません。
柔道整復とは、筋肉・骨・関節などの運動器官の外傷に対して行われる手術をしない施術で、日本独自の治療法とされています。

柔道整復師としての知識・スキルを身に付けた後は、様々な分野の仕事で活躍します。主だったものは病院の整形外科に勤務したり、整骨院や接骨院として独立開業を目指します。

その他には、スポーツトレーナーとしてスポーツの現場で活躍したり、介護施設にて機能訓練指導員として働く道があります。

柔道整復師の資格

柔道整復師になるためには国家資格の取得が必要となります。
柔道整復師の国家資格を取得するためには、まずは指定の学校に3年間(場合によっては4年)通って知識を見につけ、その後国家試験に合格することで、柔道整復師を名乗ることが出来ます。

試験概要

受験資格

高校卒業者後、指定学校・養成施設で3年以上、柔道整復師としての知識・技能を修得した者。
養成学校一覧 – 全国柔道整復学校協会

試験日程

年1回(3月)

受験料

23,300円

合格率

68.2%(第21回)

公式

柔道整復師国家試験の施行|厚生労働省
柔道整復研修試験財団

主な出題範囲

解剖学

生理学

病理学概論

衛生学・公衆衛生学

一般臨床医学

外科学概論

整形外科学

リハビリテーション医学

柔道整復師関係法規

医学史

【合格基準】
試験は1問1点、一般問題200問と、専門必修30問で行われ、以下の条件を満たすと合格。

  • 専門必修を30問中、24点以上(80%以上)正解。
  • 一般問題を200問中、120以上(60%以上)正解。

年収はどれくらい?

柔道整復師は様々な現場で働いているため、平均年収を求めるのは難しいですが、勤務の場合は300~400万円、開業の場合は400~500万円前後と言われています。
しかし、柔道整復師は経験が重要な仕事ですので、独立開業をしたり有名スポーツ選手のトレーナーになると、年収1000万円を超える可能性もあるとも言われています。

こんな人に向いている

柔道整復師としてやっていくには、知識に技術、そして「柔道整復師」の国家資格が必要です。しかし、柔道整復師として上手くやっていくには、その他にも適性が必要です。
例えば、柔道整復師の仕事は若い人から高齢の方まで、幅広い年齢の方と接する現場が多くあります。それらの年代の方達と誰とでも平等に・笑顔で円滑に接することが出来る「コミュニケーション力」が必要です。

また、柔道整復師は軽い打撲から骨折まで、様々な外傷を治療することになりますが、包帯やテーピングなど、病院では看護師が行うような仕事を、全て柔道整復師自信で行わなくてはいけません。
なので、手先が器用かつ、ある程度体力に自信がある人は、この仕事に向いていると言えるでしょう。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
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学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。