英語のレベルチェックに最適!英語力の診断指標CEFRとは?|トピックスファロー

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2013年11月12日
英語のレベルチェックに最適!英語力の診断指標CEFRとは?

CEFRは、外国語を学ぶ人の習得状況を表す指標として欧州評議会とケンブリッジ英検機構が中心となって作った枠組みです。イギリスの学生ビザの申請に義務付けられるなど、ヨーロッパでは標準的な判定基準になりつつあります。

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CEFRで何が分かるの?

最近、日本でもよく耳にするCEFRは、英語力とどのような関係があるのでしょう?

CEFRって何?

CEFR(Common European Framework of Reference for Languages:ヨーロッパ言語共通参照枠)は、ヨーロッパで外国語を学ぶ人のスキルや習得の状況を示すための指標として、ヨーロッパの統合を進める国際機関欧州評議会(CoE)とケンブリッジ大学の語学試験機関ケンブリッジESOLが中心になって作成したガイドラインです。

英語に限らずドイツ語やフランス語など、さまざまに言語に当てはめることができるのが特徴で、EU加盟国内ならどの国でも通用するほか、最近では世界中の政府や学校が取り入れはじめています。

CEFRの6つのレベル

CEFRは、おおまかにA(基礎的な言語使用者)・B(自立した言語使用者)・C(熟練した言語使用者)に分けられ、さらに基礎的な英語力から、ネイティブと同様の英語力までが6つのレベルに細分化されています。各レベルの概要は以下の通りです。

  • A1:日常的な表現や基本的な言い回しを理解し、簡単な会話のやりとりができる。
  • A2:日常の基本的な表現を理解して、簡単な会話のやりとりができる。
  • B1:身近な話題について理解でき、経験・出来事・意見などを短く述べることができる。
  • B2:緊張せずにネイティブと流暢に会話のやりとりができる。
  • C1:複雑な話題でも理解でき、明確でしっかりとした文章を作ることができる。
  • C2:ほぼ全てのものが理解でき、細かな意味の違いを区別した表現することができる。

英語テストや検定で分かるCEFRのレベル

CEFRの普及とともに、メジャーな英語能力テストのスコアやで取得した英語検定によって、CEFRのレベルが明確に分かるようになりました。特に、CEFRを作成に携わったケンブリッジ英検や、共同の枠組みを提案する日本の英検はレベルがはっきり対応づけられています。またTOEICでは、必要なスコアの目安から判断します。

CEFR

ケンブリッジ英検
(Main Suite)

英検

TOEICテスト

TOEIC SWテスト

C2

CPE

 

 

 

C1

CAE

1級

Listening 490点
Reading 455点

Speaking 180点
Writing 180点

B2

FCE

準1級

Listening 400点
Reading 385点

Speaking 160点
Writing 150点

B1

PET

2級

Listening 275点
Reading 275点

Speaking 120点
Writing 120点

A2

KET

準2級

Listening 110点
Reading 115点

Speaking 90点
Writing 70点

A1

 

3・4・5級

Listening 60点

Speaking 50点

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。