「TOEIC」の前に受験しよう!「TOEIC Bridge」
「TOEIC」は有名ですが、「TOEIC Bridge」は皆さんご存知でしょうか。
「TOEIC」の準備として受験する人も多いこの「TOEIC Bridge」とはどんな資格なのか、こちらで詳しく紹介します。
「TOEIC」との違い
「TOEIC」と「TOEIC Bridge」は同じ「TOEIC」の名前を冠し、同じ団体が主催しているので違いが分かりにくいですが、「TOEIC Bridge」は、「TOEIC」より比べ簡単に、また日常的に身近な英語が中心となります。
一方「TOEIC」は「TOEIC Bridge」よりも難しく、身近な英語からビジネス英語まで、幅広いコミュニケーション能力が要求されます。
スコア的には、大体「TOEIC」450点周辺の実力者向けのテストと言えるでしょう。
TOEIC
- スコア ・・・ 10~990点(5点刻み)
- 問題 ・・・ リスニング100問 / リーディング100問
- レベル ・・・ 初級からネイティブスピーカーまで
TOEIC Bridge
- スコア ・・・ 20~180点(2点刻み)
- 問題 ・・・ リスニング50問 / リーディング50問
- レベル ・・・ 初級者・中級者向け
「TOEIC Bridge」の問題数と時間は、「TOEIC」の半分に設定されています。また、テストは英文のみで構成されていて和訳・英訳問題がない、リスニングはネイティブが「注意深く」話す程度のスピードで出題される、などの特徴があります。
社会人も受験している
「TOEIC Bridge」は「TOEIC」より簡単な試験という事で、学生の方が受けるイメージがあるかもしれません。
しかし、だからと言って社会人が全くいないというわけではありません。
社会人の方の「TOEIC Bridge」の受験理由は、「英語力が測りたい」「TOEIC受験の準備」として受験する人が多いです。
英語習得の“はじめの一歩”になるTOEIC Bridge
確かに、中学・高校・大学の学生が一番多いですが、意外と社会人の方も多く受験しています。おそらく、多くの学生は学校関連で受ける人が多いので、社会人の方が受けるような公開テストは、そういう人は少ないからなのでしょう。
ですから、社会人の方も遠慮せずに受験するとよいでしょう。
勉強法
基本は「TOEIC」と同じ勉強法になります。「TOEIC」のテスト形式に慣れ、語彙を中心に英文法・文章構造のコツを学びましょう。また、リスニングもありますので、英語に耳を慣らしておきましょう。
問題集については、「TOEIC Bridge」専門の問題集が販売されていますので、そちらを参考にするとよいでしょう。