意外なご当地グルメ!?地域限定の食べ物
皆さんがおいしく食べている商品の中には、実はその地域でしか食べられない「ご当地グルメ」である可能性があります。
「え?これって全国販売してないの?」と思うような商品は、各地域に必ず一個はあるでしょう。
こちらでは、そんな商品の中から7つの食べ物を集めてみました。
べこもち
北海道と東北の一部地域で食べられる和菓子で、主に端午の節句の時に食べられる、祝い菓子的食品です。道南や日本海以外の地域では、「かしわもち」とも言います。白玉粉、片栗粉、砂糖、黒砂糖、水を使用して作ります。
また、べこもちと一言に言っても、北海道内でも様々な種類があります。(参考:北海道のべこもちいろいろ – 北海道人)
べこもち – 六花亭
ペヤング(北海道以外の東日本)
ペヤングは関東をはじめとした、北海道を除いた東日本限定商品です。
しかし近年、大阪に生産元のまるか食品が事業所を設置し、西日本地域でも見るようになりました。
北海道については参入遅れからライバル会社との競争に敗れ、販売不振により撤退したからだそうです。
焼きそばバゴォーン(東北・信越)
焼きそばバゴォーンはかつては全国で販売されていましたが、現在では東北地方や信越地方でのみ販売されている商品です。意外と知らなかったという人も多いとか。
バゴーンが定着しなかった地域では、第替え商品として「昔ながらのソース焼きそば」が販売されました。
焼きそばバゴォーン – マルちゃんのカップ焼きそばシリーズ
小倉ネオマーガリン(東海)
日本国内製パン業界2位の実力を誇る敷島製パンから発売されている「小倉ネオマーガリン」。近年は関西にも範囲を広げていますが、基本的には東海地方限定の商品です。
小倉あん(つぶあん)の中にネオマーガリンが入っている商品で、名古屋を中心とした東海地方で人気の商品です。
ちなみに、1食421kclと中々の高カロリー。
おにぎりせんべい(関西)
西日本、特に関西で高い人気を誇るおにぎりせんべいですが、東日本では知名度はぐっと下がります。しかし、コンビニエンスストアのサークルKで「ちっちゃなおにぎりせんべい」として売っているので、知っている人は知っているかもしれません。
以前、テレビ番組「秘密の県民SHOW」で取り上げられたときは、富士川以東から知名度がぐっと下がった、と取り上げられました。
ブラックモンブラン(九州)
主に九州地方や山口県、また東京の一部で販売されているブラックモンブラン。
バニラアイスをチョコでコーティングし、その周りをクッキークランチで覆っており、ザクザクとした食感が堪らないとか。
このブラックモンブランには「当たりクジ」が付いており、「80点」「40点」「20点」「10点」「特賞1000点」で80点たまれば1本と交換できる仕組みなのですが、この文化が根付かず、全国に広まらなかったとの話もあります。
うまかっちゃん(九州)
ご当地袋麺のパイオニア的な商品であり、北海道(うまいっしょ)、近畿(好きやねん)、関東(わっしょい)のご当地袋麺の先駆けとなりました。
うまかっちゃんシリーズは九州・沖縄地方と山口県で販売していますが、オリジナルは西日本全域で販売、また、東日本限定の「これが九州のラーメンうまかっちゃん まろやかとんこつ」というのもあります。