遠視の人は遠視用カラコンが◎
近視の人が使う普通の度ありカラコンはたくさん出回っている中で、遠視用のカラコンを探している人も多いでは?普通の度ありカラコンに比べて、数は少ないものの遠視用もちゃんと販売されています。
遠視でも普通の度ありコンタクトを使っている人も多いかもしれませんが、そもそも近視と遠視では物も見え方が違います。そのため、目のためにはカラコンもきちんと遠視用を選ぶことをお勧めします。
近視と遠視の違い
近視は近くがよく見えて、遠くが見えない状態で、遠くを見たときに網膜よりも手前に光の焦点が結ばれてしまうためピントが合わず、物がぼんやり見えてしまう屈折異常のことです。一方で遠視の場合は、一般的に、近くよりも遠くがよく見えると言われます。ですが、実際には目の奥行きの長さが多く、網膜よりも後ろのほうでピントが合います。これにより、近くも遠くもぼやけて見えてしまいます。
遠視だから・・・と、諦めていた人に
普通のコンタクトレンズでも遠視用のものは、あまり種類は多くありません。カラコンに関しても、同じことが言えるでしょう。そういった貴重な遠視用カラコンは、普通の度ありカラコンで目に合わずに使えない・・・と
諦めていた人にお勧めですよ!
どうして遠視用コンタクトは高いの?
遠視用コンタクトやカラコンをつけたいと思っている人が多いにもかかわらず、なかなか手を出せない人もいるはず。その理由として種類が少ないこと以外に、割高な価格が挙げられます。遠視用コンタクトやカラコンは需要が少ないので、基本的には特別注文しなければなりません。このため、普通のものに比べ、高めの価格設定になっているのです。
「周りの友達などは度なしカラコンを安く買えていいなー」と思う人もいるでしょうね。
でも、ちょっと考えてみてください。遠視や乱視用カラコンは、お洒落を楽しみながら視力矯正もできる優れものです。もちろん近視の人向けのは視力矯正とお洒落が同時にでき、なおかつ安いものが多く出回っていますが、そこはしっかり自分の目の状態に合ったコンタクトを選びたいですからね。それを考えると、多少高めの価格でも納得できるのではないでしょうか。
遠視用カラコンを上手に使うコツ
遠視用カラコンも普通のコンタクトレンズと同じように、使う際には守らなければならない注意点がいくつかあります。上手に使うコツを見ていきましょう。
つける時間を必ず守る
度なし・度ありに関係なく、カラコンをつける時間は8時間とされています。特に初心者の場合は1日2時間から徐々に慣らしていくと良いですよ。つけている時間が長いと、目の酸素不足で角膜が弱まり、炎症が起きやすくなってしまいます。
つけたまま寝ない
意外とついやってしまいそうなのが、“つけたまま寝てしまうこと”。使う時間が最大8時間までと決められているのに、つけたままで寝るなんてもってのほか!これが、目の酸素不足の一番大きな原因になるので、くれぐれも注意してください。
使い分ける
これは軽い遠視の人向けの方法ですが、例えば学校で授業を受けたりデスクワークをするときなどは、遠視用のカラコンを使って、プライベートで遊びに行くときなどに普通の度ありコンタクトにすることも可能。
こうして使い分けている人も、結構いるようですよ。目を休ませてあげるために、時々はメガネをかけるのも◎です。