結婚資金の上手な貯め方ガイド
式場を予約したりもてなしの料理を手配したり、結婚式を挙げるには大きなお金がかかるもの。
経済的な身内婚やスピーディな準備が必要な授かり婚など、現代の結婚式には色んなスタイルがありますが、いずれの場合もしっかりした貯金計画が必要であることには違いありません。
式間近なのにお金が足りなくなって慌てたり、予算大幅オーバーで結婚後の生活に困窮したりしないためにも、結婚資金の上手な貯め方を知っておきましょう。
その1:式場やゲスト人数を決める
高級ホテルやレストランで式を挙げたい、少人数で内容の濃い式にできる30名プランがいい。
こんな風に結婚式場やゲストの招待人数を明確に決めると、おのずと具体的な目標貯金額も見えてきます。
各施設・会場のホームページや口コミ情報などを参考に、評判の良いところやお得なプランを選んで念入りに計画を立てましょう。
その2:貯金額を決めてから結婚日を決める
貯金額を決めてから結婚日を決めると、無理のないスケジュールを組むことができます。
例えば目標金額が100万円であれば、毎月5万円を貯金し、20ヶ月後を結婚日にする…といった具合です。
「私の誕生日がいい」などと先に結婚日を決めてしまうと、貯金が間に合わず後半で追い込みの節約生活を強いられたり、ストレスやケンカの原因になってしまうケースが多いです。
その3:結婚資金用の口座を作る
結婚資金用の口座を新たに作りましょう。生活用の口座と共同利用すると、頻繁にお金の出入りが発生するため、いくら貯めたのか分からなくなってしまいます。
いくつか持っている口座のうち1つを結婚資金専用にするというのもOK。通帳を見るたびに額が増えていくと、自然とモチベーションもアップします。
その4:定期預金にする
新たに口座を作る場合は、定期預金にするのがベスト。一定期間引き出すことができませんから、イヤでもお金が貯まっていきます。
預け入れの期間は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月とさまざまであり、預け入れ期間と金利は比例します。つまり期間が長ければ長いほど金利が高くなりますから、賢く利用してください。
その5:外食を控える
完全自炊した場合にかかる1人1ヶ月分の食費は、3万円が目安です。
しかし外食中心の生活を送った場合、倍の6万円にはね上がってしまいます。
【内訳:(昼食1,000円+夕食1,000円)×30日)】。
あくまでも目安金額ですが、外食が貯金の大きな障害になることには違いありません。
外食は週末のみに限定する、昼食はお弁当に変えるなど工夫して、無駄な出費を抑えるようにしましょう。
その6:クレジットカードを使用しない
結婚資金が貯まるまでは、クレジットカードの使用を控えましょう。
「支払いが楽だから、たいして高くない買い物でもつい使ってしまう」。こんなクセがついている人は、思い切って財布から抜いて金庫や鍵付きの引出しに保管してください。
それでも誘惑に負けそうになるのであれば、パートナーに預かってもらうという手もアリ。