ストレス社会に役立つ心理系資格
ストレス社会と言われる現代、心に問題を抱える人は世の中にたくさんおり、民間のメンタル系の資格は年々需要を増しています。 メンタルケア心理士は、現代社会が抱える、メンタルに関するカウンセリングや心理学について学ぶための資格で、特に女性の方に人気の心理系資格です。 今回は、このメンタルケア心理士について紹介します。
メンタルケア心理士の試験
メンタルケア心理士の資格を取得するための試験概要を紹介します。 メンタルケア心理士の試験は年4回、在宅にて受験することが出来ます。
試験概要 |
|
受験資格 | いずれかに当てはまる者のみ受講できます。 ・協会指定機関で「メンタルケア心理士®講座」を受講した者 ・認定心理士の資格を保有している者 ・産業カウンセラー初級の資格を有しているもの ・年制大学心理学部・心理隣接学部、学科卒業者 |
試験日程 | 年4回(7月上旬、9月上旬、12月上旬、3月下旬) |
受験地 | 在宅試験 |
受験料 | 7,500円 |
合格率 | 36.2%(平成20年12月) |
試験内容は学科問題が20問、そして800字程度の文章作成問題があります。
試験内容 |
|
精神解剖生理学 | ・生化学に関する基礎知識 ・解剖生理学に関する基礎知識 ・薬についての基礎知識 |
精神医学 | ・精神障害に関する基礎知識 ・身体疾患と精神障害に関する基礎知識 ・薬剤に関する基礎知識 |
カウンセリング | ・カウンセリングとは ・カウンセリング倫理 ・カウンセリング概論 ・カウンセリングと医療関係 ・心理療法基本 |
文章作成 | ・学科出題範囲+ガイドラインの事柄について |
詳しい試験内容は公式サイトを参考にどうぞ。
公式:メンタルケア心理士(R)認定試験|医療福祉情報実務能力協会
メンタルケア心理士のメリット
メンタルケア心理士は、その他の心理系資格に比べ、取得がしやすい特徴があります。その他の心理系資格の場合、受験資格が大学院以上であったり、特定の学部を修了したものだけ、と言った厳しい資格があることがありますが、メンタルケア心理士はそれ以外に口座を受講した者や、すでに「認定心理士」「産業カウンセラー」の資格を持つ人も受験資格を手に入れられるなど、チャレンジしやすい環境が整っています。
また、メンタルケア心理士は通信講座で、在宅での受験が可能なので、仕事や家事・育児に忙しい方でも受験することが可能です。履歴書にも書ける資格なので、就職や再就職、転職を考えている人にオススメですよ。
合格のコツは
勉強は毎日コツコツ、間をあけない様自分のペースで行うようにしましょう。テキストを読むだけでなく、ノートに書いたり、DVDを見て耳から勉強したり、子供や知り合いと一緒に勉強するなど、楽しく勉強できる工夫をすると、より頭に杯入りやすいですよ。 さらに、通信講座の教材や参考書を丸暗記するだけでなく、意味の解らない部分はわかる人に質問したしましょう。
また、課題提出の際はテキスト参照できるからと言って安心していると、思わぬひっかけ問題で間違える場合があります。そういう時のためにしっかりテキストを理解し、また、テキストから素早く答えを引っ張りだすためのテクニックを身に付けましょう。