観光に役立つ夜景の知識を身に付けよう
Singapore Night View @ Marina Bay Sands
photo by Justin Hee on flickr
夜景鑑賞士検定(夜景検定)は、検定を通じて夜景について知ってもらうために作られた検定です。
観光業界人から夜景ファンの方まで、幅広い人たちを対象としています。
また、産経新聞社や観光庁、ニッポン放送など、大手企業・機関による後援を受けている試験です。
夜景遺産とは?
夜景遺産とは、日本各地に埋もれている美しい夜景を発掘・再発見し、観光資源として成立をめざした認定ブランドです。
認定は「日本夜景遺産事務所」によって2004年からされており、2013年現在では150ヶ所以上の観光ポイントが登録されています。
公式サイト:日本夜景遺産
試験概要
試験は1級から3級までの3段階で、基本は夜景検定公式テキストから出題されます。
合格すると認定証の他、夜景展望施設やLEDイルミネーション商品の割引特典を受けることが出来ます。
また、夜景鑑賞士1級に合格すると、「夜景鑑賞士マイスター」として認定を受けることが出来ます。
受験資格 |
|
受験資格 |
【1級】 2級の合格が必要 |
試験日程 |
【1級】 2月 |
受験会場 |
【1級】 東京、大阪 |
検定料 |
1級はテキスト込み、それ以外はテキスト別料金 |
試験内容 |
【1級】 【2級・3級】
|
合格率 |
第5回 |
公式サイト |
勉強法
テストは公式テキストから基づいて出題されるので、やはり公式テキストをメインに勉強していくと良いでしょう。
ガリガリ勉強しなくても、普段から読み物として読んでいくだけでも、元々夜景に興味がある方なら自然と知識が身に付くはずです。
あとは学生時代に行うような勉強法で、重要単語を抜出すなどして勉強すると良いでしょう。テストは日本全国と広い範囲なので、今日は北海道、今日は東北、…という風にエリアごとに分けて勉強することで、マンネリ化を防ぐことが出来ます。
また、実際にその夜景地に観光ついでに赴くのも、勉強になるかもしれませんね。
夜景鑑賞士検定の活用
この夜景鑑賞士検定1つで就職が決まることは難しいですが、特に観光業界への就職・転職の際は、いいアピール材料になるでしょう。
また、観光業界だけでなく、宿泊業・旅行業・観光地の施設、都市開発など、観光に密接な関係にある場所での仕事に活用することが出来ます。
もちろん、趣味として資格を取得し、コミュニケーションの話の題材として活用するのも便利です。
実際、この資格はお笑い芸人のアンジャッシュ・渡部健さんや、AKB48の梅田彩佳さんと言った芸能人も取得しているので、「あの人も取った資格だよ!」と自慢することもできるかもしれません。